2016.04.13 新卒募集 人生笑顔が一番。不安なんて無い方がいい。怒りなんてもってのほか。そんな人はビ・ハイアにむいてないかもしれません。
人生笑顔が一番。不安なんて無い方がいい。怒りなんてもってのほか。そんな人はビ・ハイアにむいてないかもしれません。
ビ・ハイアで働きたい人向けに、仕事で発生するポジティブな感情・思考とネガティブな感情・思考について書きます。なぜなら、仕事して成功するためには『ネガティブな感情や思考』とどう付き合うか、と言う事が大事だからです。しかも、ネガティブな思考や感情は一定値、あった方が上手く行くからです。
普通考えれば、ベンチャー企業の創業者ともなればさぞかし楽観的でチャレンジングでポジティブな人なのだろうと思うかもしれません。それはちがいます。
まず、最初にビ・ハイアで一番ネガティブなのは誰でしょうか。間違い無く、清水有高、私自身だと思います。ネガティブというと、喜怒哀楽で言えば『怒哀』に象徴されるような怒りや悲しみ、不満、悲観、自虐、劣等感、不平不満などでしょう。私は良く怒っていますし、自分の会社や自分の成長度合いに不満を持っています。この文章だってその不満、怒りエネルギーになって書いているくらいです(笑)
でも、多くの人はできればネガティブな感情は避けたい、と思っていますよね。しんどい思いはしたくないし、怒りたくもないし、不満を感じたりストレスを感じるのは嫌だ、と思っている人が多いです。実際ビ・ハイアで働くスタッフもそう考えている人が殆どです。しかし、ネガティブな感情を感じていない人ほど実は仕事ができない、成果が上がらない、と社長である私は考えています。少なくとも、ビ・ハイアで社長の次に良く『怒ってる』のは副社長です。このやろー、ありえない、そんなのおかしい!など不満ワードが多い。これはなぜなんでしょうか。そんな疑問を抱えていたら面白い本に出会いました。
ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
こんな本を読みました。ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則と言う本です。著者はバーバラ・フレドリクソン。心理学博士。カールトンカレッジ卒業後、スタンフォード大学大学院で博士号を取得した人です。スタンフォード大学は世界大学ランキングで2位(1位はハーバード)です。東京大学が21位です。
世界大学学術ランキング
http://www.shanghairanking.com/ja/ARWU2015.html
他にも色んなランキングがありますが、東京大学がスタンフォード大学を超える事はありません。そんな大学で博士号を取った人が書いた本で面白いことが書かれていました。簡単に300ページ以上ある本ですが、簡単に言うと『人生が上手く行く人はポジティブとネガティブの感情の比率が3:1である』と言う事です。多くの人は2:1かそれ以下で、1:1以下になると鬱状態に近い、と書かれています。
東大以上と認められているスタンフォード大学
この本の中で書かれている大事な事に『ポジティブだけ感じてる人は駄目』と言う事です。多くの人は自分の人生の中からネガティブゼロを理想としていますが、そんな人はピエロのようなもので何も成し遂げられない、と書かれているのです。この本の195ページ〜始まる章に『ネガティビィティゼロは最高の状態なのか?』という事が書かれていて、196ページに
『ポジティブビティが人を生き生きさせることは確かですが、ネガティビティを全て追い払わなければならないわけではありません』や『ネガティビティにも生産的なものと破壊的なものがある』と書かれています。人生を繁栄させるためにはネガティブゼロというのは駄目なのです。ネガティブゼロ、ストレスフリーな仕事を望んでる人には残念なお知らせですが、仕事でも人生でもネガティブなことを避けると成長や繁栄が阻害されるのです。
結婚生活を成功させる七つの原則
次にこのポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則にも紹介されている『結婚生活を成功させる七つの原則』には面白いことが書かれています。著者はシアトル市にあるワシントン大学の心理学教授で、結婚と家族問題では、その先端を行く学究者であり、シアトル結婚・家族研究所の所長で。フェアレイ・デキソン大学で数物理学の学士号を取り、マサチューセッツ工科大学で数理心理学の修士号を、ウィスコンシン大学で臨床心理学の博士号を取得した人です。
ジョン・ゴットドマン博士によると『上手く行く結婚』のポジティブとネガティブの比率は『5:1』とのことです。つまり、妻や夫と居て5個いい事があると、1個嫌なことがあってもその夫婦関係は上手く行くのです。逆に言えば4ついいことがあっても、1つ嫌なことがあればマイナスなのです。結婚生活を上手くいかせるのがいかに普通の人にハードルが高いかよく分かりますね(笑)多くの人のポジティブとネガティブの比率は『2:1』未満です。日本は3組に1組が離婚。アメリカでは2組に1組が離婚します。離婚した夫婦もパートナーに対して1や2個いいところは見つけられたはずです。それどころか、3個、4個いいところを見つけていたでしょう。そうじゃないと結婚しません。でも、それに対して1個嫌なところがあると上手く行かないのです。
5:1以上の比率の夫婦はラブラブ最高なのでしょう。まさに結婚式の誓いの通り
その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。YES!
を実践している成熟した夫婦なのだと思います。結婚式の誓いは下記のように返るべきですね。
健やかなるときも(×5)、病めるときも、喜びのときも(×5)、悲しみのときも、富めるときも(×5)、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。
です。
健やかなるときも健やかなるときも健やかなるときも健やかなるときも健やかなるときも・・・ないと病めるとき愛が続かない。
喜びのときも喜びのときも喜びのときも喜びのときも喜びのときも・・・悲しみのときに耐えられない
富めるときも富めるときも富めるときも富めるときも富めるときも・・・貧しいときは離婚です(笑)
結婚生活においてはポジティブな事がネガティブに対して5倍ないとうまくいきません。多くの夫婦が離婚しますし、そして離婚していなくても『ラブラブ最高夫婦』じゃないのは5:1じゃないからでしょう。
些細なことを褒めて、些細なことを気遣おう
離婚相談1万組以上!という二松まゆみさんは夫婦関係の本でベストセラーを多く書いています。この人が書いていることで大切なのは些細なことを褒め、気遣いあおう、と言う事です。いい本なので興味がある人は買って欲しいのですが、夫と妻では重要なポイントが違うので余程意識して褒めたり気遣いをしないとうまくいかない、お互いの常識をぶつけ合うとケンカになって上手く行かないと書いています。
5:1の比率というと大変かも知れませんが、まゆみさんの著書などを参考にすると意外と『夫が妻に対して』『彼氏が彼女に対して』5以上のポジティブな良い事をするのは簡単かも知れません。自分の視点と基準だけで5:1の比率を保とうとすると超絶大変かも知れませんが、相手が望んでいることをしっかり分かると意外と簡単に満たせるものなのでしょう。
ノーベル経済学賞受賞者も似たようなことを言ってる
ダニエル・カーネマンはダニエル・カーネマンは、経済学と認知科学を統合した行動ファイナンス理論及びプロスペクト理論で有名なアメリカ合衆国(ユダヤ人)の心理学者、行動経済学者でワシントン大学の名誉教授、ノーベル経済学賞受賞者です。この人のプロスペクト理論は簡単に言うと『人間は得をしたときよりも損をしたときの出来事を過大評価する』と言うものです。ここでプロスペクト理論を書き出すとキリが無いのですが『得したときより損をしたときの方が敏感に感じる』というのは1000円もらえたときと500円損をしたときの重みは同じくらい、と例えられます。
例えばあなたの財布に気づいたら1000円多く入っていたとしましょう。どうやら忘れていたみたいです。ちょっと嬉しいですよね。次に、あなたの財布から気づいたら500円なくなっていました。どうやら気づかず使ったか、なくしたようです、悲しいですよね。人間は自分にとっての1000円のプラスと500円のマイナスを同じくらいの重みを持って受け取るのです本来なら1000円の得と500円の損は同じ重みでは無いはずです。しかし、それを一緒にしてしまうのが人間の認識、脳の不思議です。プロスペクト理論ではこの重み付けの差が人によって2:1でなかったり、1.5:1だったり2.5:1だったりすると書いています。基本的に人間は損を過大評価する、ようするに傷つきたくないのです。
この人間の認識のバイアスのせいで色んな所で現代人は損をしています。本来、夫婦関係において良い事が1個あって悪いことが1個あったらトントン、お互い様、その比率が2:1なら嬉しい!と感じるべきでしょう。しかし、どうしてもそうならないから今日も離婚してます(笑)あるいは仮面夫婦継続です。これは500円の損失や痛みを帳消しにするために1000円出して得や喜びを買うような行為です。非論理的だし、上手く行きにくいです。そうは言っても、仕事で1回いいことがあっても1回失敗してしまったらトントンどころかそれ以上に落ち込んでしまいます。パートナーと1回デートして楽しくても、1回ケンカしたらトントンどころか別れの危機です(笑)
まず、仕事だろうが、恋愛だろうが、結婚だろうが、人間とはポジティブを感じにくく、ネガティブを過大評価する生物である、と言う認識をしてください。ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則風に言えば3:1の比率で始めて人は人生を幸せだ、素晴らしいと感じられるのです。逆に言うとネガティブ1を消して乗り越えるためには3以上のポジティブが必要と言う事です。結婚生活ではそれが5:1です。
社長が怒って不満を持ってるときの方が売上が上がって顧客満足度が上がって給料が増える不思議
さて、ビ・ハイアでは社長が怒ったり不満を持ってるときの方が売上が上がります。顧客満足度も上がってクレームも減ります。例えば最近私が持った不満は『皆遅くまで働き過ぎ!』と言う事でした。うちのスタッフは働き者でほっとくと9時〜21時以降まで働いています。しかも土曜日も働いています。私はこれに怒りを覚え、強い不満を感じ『9時〜18時で仕事をやめろ!18時以降働く場合はお客さんのアポイントがその時間しか絶対入らないときだけだ!』と強く言いました。これが2016年の2月頃からです。その結果どうなったかというと9時〜21時以降土曜日も働く、は9時〜18時土日休みになりました。残業代支給100%を表明してるビ・ハイアは仕事をしない分残業代が減ります。その分給料が減るのですが、なんとその残業代以上の売上をスタッフが出し、ボーナスをもらうようになったのです。結果的に働く時間は減り、給料は上がりました。
もし、『9時〜18時で仕事をやめろ!18時以降働く場合はお客さんのアポイントがその時間しか絶対入らないときだけだ!』という不満や怒りを私が感じていなかったら、おそらくスタッフの給料は上がらず、夜遅くまで働いて消耗していたでしょう。働く時間は4割減りましたが、売上は2倍近くになりました。働く時間が4割増えるけど売上が半分くらいより絶対にこっちがいいでしょう。
営業ばっかりするな!文章を書け!という不満
他にも私が感じた怒りと不満は『営業ばっかりするな!文章を書け!』というものです。これは2015年の10〜11月あたりから感じた不満と怒りなのですが、ビ・ハイアはアニメゲームマンガ業界で10年以上働いて多くの情報が蓄積されています。更にスタッフは月100冊以上の読書をしています。にもかかわらず、やっていることは普通の営業活動。これに強い不満を覚えた私は『みんなで月100万文字以上書こう!』と声をかけて文字を書き、ビ・ハイアHPとラクジョブHPのシステムを変えて情報配信をするようにしました。その結果、業界のみなさんから『役に立つ情報をありがとう』と感謝されるようになり、ラクジョブを使いたい、ビ・ハイアに入社したい、という問い合わせも増えました。
もし、私が怒りや不満を抱かなかったらビ・ハイアのスタッフの報酬は未だに低いでしょうし、お客さんが喜ぶ情報提供もされず、夜遅くまで働き、土曜日も働いていたでしょう。
怒りや不満をゼロにするのではなく付き合い方を変える
ストレスフリー、ネガティブゼロ、怒りも不満もない世界を理想としてる人には悲しい話になりますが、ストレス無し、不満も怒りもなかったらこれらのポジティブな結果は得られませんでした。それに『ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則』にも書いていますが、好む好まざると関係無くネガティブなことは起きます、ゼロにするのは不可能です、と書いてあります。
不満をエネルギーする
アメリカのアメリカ軍、NASAやフォーチュン500企業にも取り入れられている教育プログラムの創設者であるルータイスも著書のアファメーションの中で不満との付き合い方について書いています。ルータイスのアファメーションはビジネスで多くの成功者を産んだ素晴らしい教えですが、人が成長するためには現状に対する不満を大きく持つ必要がある、と書いています。
ルータイスは人間は『新しいイメージを強くすればするほど、新しいイメージを強く視覚化すればするほど、それまでの古いイメージに不満を感じます。不満は欲求の源泉で、その欲求は貴方に必ず成長をもたらします』と書いています。これはかなり重要なポイントです。成長したい!成功したい!と望み、そのイメージが上手く出来れば出来るほど、どんどん目の前にイヤな現実が飛び込んできて不満を感じる、と言う事です。つまり、成長や成功を望めば望むほど、今の嫌なことが沢山目につく、と言う事です。
しかし、多くの人はこの不満について肯定的に捉えることが出来ません。ルータイスはこの著書のアファメーションの中で不安が生まれる、不満を感じる、吐き気がする、人に会いたくなくなる、眠れなくなる、、、などこれでもか!と書かれています。実際、私もこなりたい!こうなるぞ!という目標を設定すると、それを望めば望むほど恐怖を感じたり、眠れないほどの緊張を感じたりします。ポジティブな成長への想い、ポジティブな今よりいい自分になりたいと言う成長への想いなどは、ネガティブな感情はセットです。それこそ、自分が設定した目標を達成しないと殺される!死ぬ!と本気で感じたらあっという間に達成してしまうでしょう。
多くの人は不安や不満、ネガティブな感情を消そうとして成長出来ない
多くの人はこれを間違えています。目の前に不満や不安が出てくると、なんとかしてそれを小さくする、和らげようとするのです。例えばビ・ハイアでは朝から良く本を読んでいます。5時30分から9時まで読書時間としてオフィスに来て読んだり、ホテルのラウンジ、喫茶店で読んだり自由に本を読みまくっています。
朝5時30分から出社して清々しい気持ちで読書をして成長するぞ!という想いを持っていても、気づいたらアレ?7時だぞ?遅刻して起きてしまったとします。この時、あなたは読書時間が減った!悔しい!!!!と感じていいのです。死ぬほど悔しい私らしくない!と思って良いのです。でも、悔しい、畜生、何でこんな時間に起きた!と怒ることは大変です。それよりも『まあ、今日は良いか』と諦める方が楽なのです。諦めた貴方はとても楽です。緊張から解き放たれ、ゆっくり朝の準備をする事が出来ます。『なに、大丈夫。9時までに行けば仕事に支障はないさ』と。もう、ゴールを下げたのでエネルギーは出ません。とてもリラックスした気分です。もしかしたら二度寝すらするかもしれません。実際、9時に出社すれば仕事には支障を来しません。
これと同じで、ビ・ハイアで働いてお客さんを満足させて売上もあげて給料も沢山もらってボーナスもタップリ、でも休みの時間もしっかりとって・・・と目標を持っていてもその目標の基準を保つことより不満、不安、怒りから逃げるほうが楽です。
しかも、プロスペクト理論のノーベル経済学賞受賞者ダニエルカーネマンやそのたスタンフォード大学博士号取得のバーバラフレドリクソン、結婚カウンセリングの権威、ジョンゴットマン博士などが認めるように人間は『不満、不安、怒り、損失などのネガティブな感情を過大評価』するのです。自分が設定為たはずのポジティブなイメージ溢れる目標よりもネガティブな目の前の感情や出来事のほうが遙かにでかく感じるのです。だから不満などを感じたまま目標を保ち成長を感じるよりも、不満や怒り自体から逃げ、目標を下げる方が楽ちんなのです。
ビ・ハイアで社長の次に怒ってる副社長が一番お客さんに頼りにされているし利益率も年収もダントツ
ビ・ハイアの副社長である平田悠貴は社内ではそりゃ、恐れられています。なんせ仕事に厳しい。その上結果も出す。だから副社長の前にいるといいわけが出来ません。その副社長がお客さんに一番頼りにされるし、リピート率もダントツ(もう5年以上リピートしてくれてるお客さんもいます)だし、年収もダントツです。彼女を見ていると『仕事や人生に対する要求水準が高い』ということをすごく感じます。しかもそれを自己責任で受け容れ、その水準を下げずむしろ上げて行っている感じがすごくします。
不満を持ち基準を下げないで上げ続ける
副社長が持っている鞄は基本的にLOUIS VUITTONで、次にHERMESです。BURBERRYやGUCCIの鞄も持っていましたが、人にあげたり捨ててしまったのか、とりあえず使っていません。普段使いの鞄は最低限LOUIS VUITTONだなんて、この小娘!なまいき言いやがって!!と腹立ちますが、結果出して自分で買ってるんだから文句言えません(笑)これも自分が持つ物の水準を上げて、それに対する仕事の責任も引き受け、そして自分が手に入れてきたからでしょう。実際副社長は脳に動脈瘤があり、破裂の恐れがあります、と医者に診断されたときも普通に仕事をして乗り切っていました。
この時も不安や不満を感じたでしょうが、それでも仕事や人生に対する水準を下げず、仕事をやりきっています。何故このようなことが出来るかというと、不安や不満に対する受け止め方が違うからでしょう。病気と診断されたら悲しくて当たり前、不安になって当たり前・・・と言う人は仕事どころではなくなります。不安や不満を受け止めた上で、それでも人生や仕事に対する水準を下げないで上げて保つ、その結果、不満や不安を過大評価することなく冷静に行動し、成長して仕事も上手くいったのだと思います。
社長である私に最も怒られているのは副社長です
ビ・ハイアに入社して以来最も怒ったな、と思うのは副社長です。そして正しく怒りを受け止めて真摯に向き合ったな、と感じるのも副社長です。社長が怒る時はその個人に対する怒りと言うより『ビ・ハイアが本来満足させられてるはずのお客さんが不満を持っている』とか『本来満たすべき仕事の基準が満たされておらず、誰かに迷惑がかかっている状態』です。お客さんや外部の代表者として叱って怒って怒っています。その不満を正しく受け止め、それを解消したら仕事として成長して当たり前です。むしろ、ビ・ハイアに入社して7年経った副社長がたった年収1,000万以上程度しかない事も不満です。
仕事をしていて不満、不安、怒りを感じないなら嘘
仕事をしていて不満、不安、怒りを感じない状態というのは『全てのお客さん、同僚、上司、部下を完全に満足させられている状態』でしょう。そんな時ってありますか?絶対あり得ません。売上が上がっていても顧客はクレームを抱えているかもしれませんし、上司や部下をないがしろにしてるかも知れません。あるいは、部下のレベルで上手く行ってると思っていても、上司から見れば全く満足とはほど遠いレベルかもしれないのです。
人間は完璧ではないですし、仕事で失敗することもあるでしょう。その失敗には不満や不安や怒りやら悲しみやらネガティブな感情がタップリ含まれています。それらから逃げて逃げて避けて避けて・・・年を取って何になるのでしょうか。その時、新卒の頃から何も成長せず、単に年を取っただけのあなたがいるだけです。人間が完璧でない以上、仕事をしていたらお客さんから怒られたり、上司である私から叱られたり怒られたり怒られたり怒られたり怒られたり怒られたり・・・怒られたり!します(笑)その度に成長を向かず、自分が感じるネガティブな感情から逃げ続けるくらいなら受け止め方を変えてください。
ストレスが無い、不安も不満も怒りも感じないなんて、単に低レベルで澱んでいるだけかもしれません。そもそも、ストレスは敵、ネガティブな感情は駄目、と誰に教わったのでしょうか。それはスタンフォード大学博士号取得の大学教授、専門家ですか?NASAなど世界的権威から認められている教育者からでしょうか?多くの人は『ストレスは敵、ネガティブな感情は駄目』という思考の癖自体を親や友人達からなんとなく学んでいます。では、その人達は人生で大成功していますか?夫婦最高に円満ですか?社会的に貢献していますか?億万長者ですか?そうじゃないなら学び直しましょう。仕事に対する考え方、仕事で発生する感情との付き合い方を学び直しましょう。
簡単まとめておくと
人間は不安や不満、損失、ネガティブを過大評価する癖がある
人生が上手く行くためには3:1以上の割合でポジティブがネガティブ以上に存在する必要がある
結婚の場合はそれが5:1である。
人間はネガティブをゼロにすることはできないしする必要もない。
成長するためにはネガティブと捉えやすい不満や不安、怒りに向き合う必要がある
と言う事です。ビ・ハイアの記事を読んでビ・ハイアに入りたい、と望む人は最低でも下記の書籍を読んでみてください。
ノーベル経済学賞受賞者 ダニエル・カーネマン ファスト&スロー、心理と経済を語る
スタンフォード大学博士号取得、ノースカロライナ大学教授、心理学博士 バーバラ・フレドリクソン ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
ワシントン大学教授シアトル結婚家族研究所所長 ジョン・ゴットマン 結婚生活を成功させる7つの原則など
夫婦仲相談所所長 二松まゆみ 夫婦の幸せの循環を呼ぶ秘訣、モンスターワイフなど
世界的教育機関TPI創設者 ルータイス アファメーション
おまけ 三島由紀夫の文章はネガティブだらけだ(笑)
今朝、三島由紀夫の本を読んだのですが、とにかくネガティブです(笑)不平不満、美学や思想の押しつけとも言える断言。それでも成功してるのは彼が彼なりに描いた目標や生き様を貫いたからでしょう。彼は最終的に生き様に込める不平不満を取り下げるくらいなら自決したくらいです。
アニメゲームマンガ業界も自決までいきませんが、宮崎駿さんや手塚治虫さんは完璧主義で作品を作る事には大変厳しくよく怒ったりしていたと言います。人生笑顔が一番。不安は無い方がいい。なんて思ってる人はビ・ハイアに向いてないかも!と思ってこの文章を書きました。それでは!
応募したい人は下記からどうぞ
ビ・ハイアで働きたい人向けに、仕事で発生するポジティブな感情・思考とネガティブな感情・思考について書きます。なぜなら、仕事して成功するためには『ネガティブな感情や思考』とどう付き合うか、と言う事が大事だからです。しかも、ネガティブな思考や感情は一定値、あった方が上手く行くからです。
普通考えれば、ベンチャー企業の創業者ともなればさぞかし楽観的でチャレンジングでポジティブな人なのだろうと思うかもしれません。それはちがいます。
まず、最初にビ・ハイアで一番ネガティブなのは誰でしょうか。間違い無く、清水有高、私自身だと思います。ネガティブというと、喜怒哀楽で言えば『怒哀』に象徴されるような怒りや悲しみ、不満、悲観、自虐、劣等感、不平不満などでしょう。私は良く怒っていますし、自分の会社や自分の成長度合いに不満を持っています。この文章だってその不満、怒りエネルギーになって書いているくらいです(笑)
でも、多くの人はできればネガティブな感情は避けたい、と思っていますよね。しんどい思いはしたくないし、怒りたくもないし、不満を感じたりストレスを感じるのは嫌だ、と思っている人が多いです。実際ビ・ハイアで働くスタッフもそう考えている人が殆どです。しかし、ネガティブな感情を感じていない人ほど実は仕事ができない、成果が上がらない、と社長である私は考えています。少なくとも、ビ・ハイアで社長の次に良く『怒ってる』のは副社長です。このやろー、ありえない、そんなのおかしい!など不満ワードが多い。これはなぜなんでしょうか。そんな疑問を抱えていたら面白い本に出会いました。
ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
こんな本を読みました。ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則と言う本です。著者はバーバラ・フレドリクソン。心理学博士。カールトンカレッジ卒業後、スタンフォード大学大学院で博士号を取得した人です。スタンフォード大学は世界大学ランキングで2位(1位はハーバード)です。東京大学が21位です。
世界大学学術ランキング
http://www.shanghairanking.com/ja/ARWU2015.html
他にも色んなランキングがありますが、東京大学がスタンフォード大学を超える事はありません。そんな大学で博士号を取った人が書いた本で面白いことが書かれていました。簡単に300ページ以上ある本ですが、簡単に言うと『人生が上手く行く人はポジティブとネガティブの感情の比率が3:1である』と言う事です。多くの人は2:1かそれ以下で、1:1以下になると鬱状態に近い、と書かれています。
東大以上と認められているスタンフォード大学
この本の中で書かれている大事な事に『ポジティブだけ感じてる人は駄目』と言う事です。多くの人は自分の人生の中からネガティブゼロを理想としていますが、そんな人はピエロのようなもので何も成し遂げられない、と書かれているのです。この本の195ページ〜始まる章に『ネガティビィティゼロは最高の状態なのか?』という事が書かれていて、196ページに
『ポジティブビティが人を生き生きさせることは確かですが、ネガティビティを全て追い払わなければならないわけではありません』や『ネガティビティにも生産的なものと破壊的なものがある』と書かれています。人生を繁栄させるためにはネガティブゼロというのは駄目なのです。ネガティブゼロ、ストレスフリーな仕事を望んでる人には残念なお知らせですが、仕事でも人生でもネガティブなことを避けると成長や繁栄が阻害されるのです。
結婚生活を成功させる七つの原則
次にこのポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則にも紹介されている『結婚生活を成功させる七つの原則』には面白いことが書かれています。著者はシアトル市にあるワシントン大学の心理学教授で、結婚と家族問題では、その先端を行く学究者であり、シアトル結婚・家族研究所の所長で。フェアレイ・デキソン大学で数物理学の学士号を取り、マサチューセッツ工科大学で数理心理学の修士号を、ウィスコンシン大学で臨床心理学の博士号を取得した人です。
ジョン・ゴットドマン博士によると『上手く行く結婚』のポジティブとネガティブの比率は『5:1』とのことです。つまり、妻や夫と居て5個いい事があると、1個嫌なことがあってもその夫婦関係は上手く行くのです。逆に言えば4ついいことがあっても、1つ嫌なことがあればマイナスなのです。結婚生活を上手くいかせるのがいかに普通の人にハードルが高いかよく分かりますね(笑)多くの人のポジティブとネガティブの比率は『2:1』未満です。日本は3組に1組が離婚。アメリカでは2組に1組が離婚します。離婚した夫婦もパートナーに対して1や2個いいところは見つけられたはずです。それどころか、3個、4個いいところを見つけていたでしょう。そうじゃないと結婚しません。でも、それに対して1個嫌なところがあると上手く行かないのです。
5:1以上の比率の夫婦はラブラブ最高なのでしょう。まさに結婚式の誓いの通り
その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。YES!
を実践している成熟した夫婦なのだと思います。結婚式の誓いは下記のように返るべきですね。
健やかなるときも(×5)、病めるときも、喜びのときも(×5)、悲しみのときも、富めるときも(×5)、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。
です。
健やかなるときも健やかなるときも健やかなるときも健やかなるときも健やかなるときも・・・ないと病めるとき愛が続かない。
喜びのときも喜びのときも喜びのときも喜びのときも喜びのときも・・・悲しみのときに耐えられない
富めるときも富めるときも富めるときも富めるときも富めるときも・・・貧しいときは離婚です(笑)
結婚生活においてはポジティブな事がネガティブに対して5倍ないとうまくいきません。多くの夫婦が離婚しますし、そして離婚していなくても『ラブラブ最高夫婦』じゃないのは5:1じゃないからでしょう。
些細なことを褒めて、些細なことを気遣おう
離婚相談1万組以上!という二松まゆみさんは夫婦関係の本でベストセラーを多く書いています。この人が書いていることで大切なのは些細なことを褒め、気遣いあおう、と言う事です。いい本なので興味がある人は買って欲しいのですが、夫と妻では重要なポイントが違うので余程意識して褒めたり気遣いをしないとうまくいかない、お互いの常識をぶつけ合うとケンカになって上手く行かないと書いています。
5:1の比率というと大変かも知れませんが、まゆみさんの著書などを参考にすると意外と『夫が妻に対して』『彼氏が彼女に対して』5以上のポジティブな良い事をするのは簡単かも知れません。自分の視点と基準だけで5:1の比率を保とうとすると超絶大変かも知れませんが、相手が望んでいることをしっかり分かると意外と簡単に満たせるものなのでしょう。
ノーベル経済学賞受賞者も似たようなことを言ってる
ダニエル・カーネマンはダニエル・カーネマンは、経済学と認知科学を統合した行動ファイナンス理論及びプロスペクト理論で有名なアメリカ合衆国(ユダヤ人)の心理学者、行動経済学者でワシントン大学の名誉教授、ノーベル経済学賞受賞者です。この人のプロスペクト理論は簡単に言うと『人間は得をしたときよりも損をしたときの出来事を過大評価する』と言うものです。ここでプロスペクト理論を書き出すとキリが無いのですが『得したときより損をしたときの方が敏感に感じる』というのは1000円もらえたときと500円損をしたときの重みは同じくらい、と例えられます。
例えばあなたの財布に気づいたら1000円多く入っていたとしましょう。どうやら忘れていたみたいです。ちょっと嬉しいですよね。次に、あなたの財布から気づいたら500円なくなっていました。どうやら気づかず使ったか、なくしたようです、悲しいですよね。人間は自分にとっての1000円のプラスと500円のマイナスを同じくらいの重みを持って受け取るのです本来なら1000円の得と500円の損は同じ重みでは無いはずです。しかし、それを一緒にしてしまうのが人間の認識、脳の不思議です。プロスペクト理論ではこの重み付けの差が人によって2:1でなかったり、1.5:1だったり2.5:1だったりすると書いています。基本的に人間は損を過大評価する、ようするに傷つきたくないのです。
この人間の認識のバイアスのせいで色んな所で現代人は損をしています。本来、夫婦関係において良い事が1個あって悪いことが1個あったらトントン、お互い様、その比率が2:1なら嬉しい!と感じるべきでしょう。しかし、どうしてもそうならないから今日も離婚してます(笑)あるいは仮面夫婦継続です。これは500円の損失や痛みを帳消しにするために1000円出して得や喜びを買うような行為です。非論理的だし、上手く行きにくいです。そうは言っても、仕事で1回いいことがあっても1回失敗してしまったらトントンどころかそれ以上に落ち込んでしまいます。パートナーと1回デートして楽しくても、1回ケンカしたらトントンどころか別れの危機です(笑)
まず、仕事だろうが、恋愛だろうが、結婚だろうが、人間とはポジティブを感じにくく、ネガティブを過大評価する生物である、と言う認識をしてください。ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則風に言えば3:1の比率で始めて人は人生を幸せだ、素晴らしいと感じられるのです。逆に言うとネガティブ1を消して乗り越えるためには3以上のポジティブが必要と言う事です。結婚生活ではそれが5:1です。
社長が怒って不満を持ってるときの方が売上が上がって顧客満足度が上がって給料が増える不思議
さて、ビ・ハイアでは社長が怒ったり不満を持ってるときの方が売上が上がります。顧客満足度も上がってクレームも減ります。例えば最近私が持った不満は『皆遅くまで働き過ぎ!』と言う事でした。うちのスタッフは働き者でほっとくと9時〜21時以降まで働いています。しかも土曜日も働いています。私はこれに怒りを覚え、強い不満を感じ『9時〜18時で仕事をやめろ!18時以降働く場合はお客さんのアポイントがその時間しか絶対入らないときだけだ!』と強く言いました。これが2016年の2月頃からです。その結果どうなったかというと9時〜21時以降土曜日も働く、は9時〜18時土日休みになりました。残業代支給100%を表明してるビ・ハイアは仕事をしない分残業代が減ります。その分給料が減るのですが、なんとその残業代以上の売上をスタッフが出し、ボーナスをもらうようになったのです。結果的に働く時間は減り、給料は上がりました。
もし、『9時〜18時で仕事をやめろ!18時以降働く場合はお客さんのアポイントがその時間しか絶対入らないときだけだ!』という不満や怒りを私が感じていなかったら、おそらくスタッフの給料は上がらず、夜遅くまで働いて消耗していたでしょう。働く時間は4割減りましたが、売上は2倍近くになりました。働く時間が4割増えるけど売上が半分くらいより絶対にこっちがいいでしょう。
営業ばっかりするな!文章を書け!という不満
他にも私が感じた怒りと不満は『営業ばっかりするな!文章を書け!』というものです。これは2015年の10〜11月あたりから感じた不満と怒りなのですが、ビ・ハイアはアニメゲームマンガ業界で10年以上働いて多くの情報が蓄積されています。更にスタッフは月100冊以上の読書をしています。にもかかわらず、やっていることは普通の営業活動。これに強い不満を覚えた私は『みんなで月100万文字以上書こう!』と声をかけて文字を書き、ビ・ハイアHPとラクジョブHPのシステムを変えて情報配信をするようにしました。その結果、業界のみなさんから『役に立つ情報をありがとう』と感謝されるようになり、ラクジョブを使いたい、ビ・ハイアに入社したい、という問い合わせも増えました。
もし、私が怒りや不満を抱かなかったらビ・ハイアのスタッフの報酬は未だに低いでしょうし、お客さんが喜ぶ情報提供もされず、夜遅くまで働き、土曜日も働いていたでしょう。
怒りや不満をゼロにするのではなく付き合い方を変える
ストレスフリー、ネガティブゼロ、怒りも不満もない世界を理想としてる人には悲しい話になりますが、ストレス無し、不満も怒りもなかったらこれらのポジティブな結果は得られませんでした。それに『ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則』にも書いていますが、好む好まざると関係無くネガティブなことは起きます、ゼロにするのは不可能です、と書いてあります。
不満をエネルギーする
アメリカのアメリカ軍、NASAやフォーチュン500企業にも取り入れられている教育プログラムの創設者であるルータイスも著書のアファメーションの中で不満との付き合い方について書いています。ルータイスのアファメーションはビジネスで多くの成功者を産んだ素晴らしい教えですが、人が成長するためには現状に対する不満を大きく持つ必要がある、と書いています。
ルータイスは人間は『新しいイメージを強くすればするほど、新しいイメージを強く視覚化すればするほど、それまでの古いイメージに不満を感じます。不満は欲求の源泉で、その欲求は貴方に必ず成長をもたらします』と書いています。これはかなり重要なポイントです。成長したい!成功したい!と望み、そのイメージが上手く出来れば出来るほど、どんどん目の前にイヤな現実が飛び込んできて不満を感じる、と言う事です。つまり、成長や成功を望めば望むほど、今の嫌なことが沢山目につく、と言う事です。
しかし、多くの人はこの不満について肯定的に捉えることが出来ません。ルータイスはこの著書のアファメーションの中で不安が生まれる、不満を感じる、吐き気がする、人に会いたくなくなる、眠れなくなる、、、などこれでもか!と書かれています。実際、私もこなりたい!こうなるぞ!という目標を設定すると、それを望めば望むほど恐怖を感じたり、眠れないほどの緊張を感じたりします。ポジティブな成長への想い、ポジティブな今よりいい自分になりたいと言う成長への想いなどは、ネガティブな感情はセットです。それこそ、自分が設定した目標を達成しないと殺される!死ぬ!と本気で感じたらあっという間に達成してしまうでしょう。
多くの人は不安や不満、ネガティブな感情を消そうとして成長出来ない
多くの人はこれを間違えています。目の前に不満や不安が出てくると、なんとかしてそれを小さくする、和らげようとするのです。例えばビ・ハイアでは朝から良く本を読んでいます。5時30分から9時まで読書時間としてオフィスに来て読んだり、ホテルのラウンジ、喫茶店で読んだり自由に本を読みまくっています。
朝5時30分から出社して清々しい気持ちで読書をして成長するぞ!という想いを持っていても、気づいたらアレ?7時だぞ?遅刻して起きてしまったとします。この時、あなたは読書時間が減った!悔しい!!!!と感じていいのです。死ぬほど悔しい私らしくない!と思って良いのです。でも、悔しい、畜生、何でこんな時間に起きた!と怒ることは大変です。それよりも『まあ、今日は良いか』と諦める方が楽なのです。諦めた貴方はとても楽です。緊張から解き放たれ、ゆっくり朝の準備をする事が出来ます。『なに、大丈夫。9時までに行けば仕事に支障はないさ』と。もう、ゴールを下げたのでエネルギーは出ません。とてもリラックスした気分です。もしかしたら二度寝すらするかもしれません。実際、9時に出社すれば仕事には支障を来しません。
これと同じで、ビ・ハイアで働いてお客さんを満足させて売上もあげて給料も沢山もらってボーナスもタップリ、でも休みの時間もしっかりとって・・・と目標を持っていてもその目標の基準を保つことより不満、不安、怒りから逃げるほうが楽です。
しかも、プロスペクト理論のノーベル経済学賞受賞者ダニエルカーネマンやそのたスタンフォード大学博士号取得のバーバラフレドリクソン、結婚カウンセリングの権威、ジョンゴットマン博士などが認めるように人間は『不満、不安、怒り、損失などのネガティブな感情を過大評価』するのです。自分が設定為たはずのポジティブなイメージ溢れる目標よりもネガティブな目の前の感情や出来事のほうが遙かにでかく感じるのです。だから不満などを感じたまま目標を保ち成長を感じるよりも、不満や怒り自体から逃げ、目標を下げる方が楽ちんなのです。
ビ・ハイアで社長の次に怒ってる副社長が一番お客さんに頼りにされているし利益率も年収もダントツ
ビ・ハイアの副社長である平田悠貴は社内ではそりゃ、恐れられています。なんせ仕事に厳しい。その上結果も出す。だから副社長の前にいるといいわけが出来ません。その副社長がお客さんに一番頼りにされるし、リピート率もダントツ(もう5年以上リピートしてくれてるお客さんもいます)だし、年収もダントツです。彼女を見ていると『仕事や人生に対する要求水準が高い』ということをすごく感じます。しかもそれを自己責任で受け容れ、その水準を下げずむしろ上げて行っている感じがすごくします。
不満を持ち基準を下げないで上げ続ける
副社長が持っている鞄は基本的にLOUIS VUITTONで、次にHERMESです。BURBERRYやGUCCIの鞄も持っていましたが、人にあげたり捨ててしまったのか、とりあえず使っていません。普段使いの鞄は最低限LOUIS VUITTONだなんて、この小娘!なまいき言いやがって!!と腹立ちますが、結果出して自分で買ってるんだから文句言えません(笑)これも自分が持つ物の水準を上げて、それに対する仕事の責任も引き受け、そして自分が手に入れてきたからでしょう。実際副社長は脳に動脈瘤があり、破裂の恐れがあります、と医者に診断されたときも普通に仕事をして乗り切っていました。
ビ・ハイア平田 動脈瘤 破裂の恐れがあります、と先週通告されて仕事と人生について考えた
この時も不安や不満を感じたでしょうが、それでも仕事や人生に対する水準を下げず、仕事をやりきっています。何故このようなことが出来るかというと、不安や不満に対する受け止め方が違うからでしょう。病気と診断されたら悲しくて当たり前、不安になって当たり前・・・と言う人は仕事どころではなくなります。不安や不満を受け止めた上で、それでも人生や仕事に対する水準を下げないで上げて保つ、その結果、不満や不安を過大評価することなく冷静に行動し、成長して仕事も上手くいったのだと思います。
社長である私に最も怒られているのは副社長です
ビ・ハイアに入社して以来最も怒ったな、と思うのは副社長です。そして正しく怒りを受け止めて真摯に向き合ったな、と感じるのも副社長です。社長が怒る時はその個人に対する怒りと言うより『ビ・ハイアが本来満足させられてるはずのお客さんが不満を持っている』とか『本来満たすべき仕事の基準が満たされておらず、誰かに迷惑がかかっている状態』です。お客さんや外部の代表者として叱って怒って怒っています。その不満を正しく受け止め、それを解消したら仕事として成長して当たり前です。むしろ、ビ・ハイアに入社して7年経った副社長がたった年収1,000万以上程度しかない事も不満です。
仕事をしていて不満、不安、怒りを感じないなら嘘
仕事をしていて不満、不安、怒りを感じない状態というのは『全てのお客さん、同僚、上司、部下を完全に満足させられている状態』でしょう。そんな時ってありますか?絶対あり得ません。売上が上がっていても顧客はクレームを抱えているかもしれませんし、上司や部下をないがしろにしてるかも知れません。あるいは、部下のレベルで上手く行ってると思っていても、上司から見れば全く満足とはほど遠いレベルかもしれないのです。
人間は完璧ではないですし、仕事で失敗することもあるでしょう。その失敗には不満や不安や怒りやら悲しみやらネガティブな感情がタップリ含まれています。それらから逃げて逃げて避けて避けて・・・年を取って何になるのでしょうか。その時、新卒の頃から何も成長せず、単に年を取っただけのあなたがいるだけです。人間が完璧でない以上、仕事をしていたらお客さんから怒られたり、上司である私から叱られたり怒られたり怒られたり怒られたり怒られたり怒られたり・・・怒られたり!します(笑)その度に成長を向かず、自分が感じるネガティブな感情から逃げ続けるくらいなら受け止め方を変えてください。
ストレスが無い、不安も不満も怒りも感じないなんて、単に低レベルで澱んでいるだけかもしれません。そもそも、ストレスは敵、ネガティブな感情は駄目、と誰に教わったのでしょうか。それはスタンフォード大学博士号取得の大学教授、専門家ですか?NASAなど世界的権威から認められている教育者からでしょうか?多くの人は『ストレスは敵、ネガティブな感情は駄目』という思考の癖自体を親や友人達からなんとなく学んでいます。では、その人達は人生で大成功していますか?夫婦最高に円満ですか?社会的に貢献していますか?億万長者ですか?そうじゃないなら学び直しましょう。仕事に対する考え方、仕事で発生する感情との付き合い方を学び直しましょう。
簡単まとめておくと
人間は不安や不満、損失、ネガティブを過大評価する癖がある
人生が上手く行くためには3:1以上の割合でポジティブがネガティブ以上に存在する必要がある
結婚の場合はそれが5:1である。
人間はネガティブをゼロにすることはできないしする必要もない。
成長するためにはネガティブと捉えやすい不満や不安、怒りに向き合う必要がある
と言う事です。ビ・ハイアの記事を読んでビ・ハイアに入りたい、と望む人は最低でも下記の書籍を読んでみてください。
ノーベル経済学賞受賞者 ダニエル・カーネマン ファスト&スロー、心理と経済を語る
スタンフォード大学博士号取得、ノースカロライナ大学教授、心理学博士 バーバラ・フレドリクソン ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
ワシントン大学教授シアトル結婚家族研究所所長 ジョン・ゴットマン 結婚生活を成功させる7つの原則など
夫婦仲相談所所長 二松まゆみ 夫婦の幸せの循環を呼ぶ秘訣、モンスターワイフなど
世界的教育機関TPI創設者 ルータイス アファメーション
おまけ 三島由紀夫の文章はネガティブだらけだ(笑)
今朝、三島由紀夫の本を読んだのですが、とにかくネガティブです(笑)不平不満、美学や思想の押しつけとも言える断言。それでも成功してるのは彼が彼なりに描いた目標や生き様を貫いたからでしょう。彼は最終的に生き様に込める不平不満を取り下げるくらいなら自決したくらいです。
アニメゲームマンガ業界も自決までいきませんが、宮崎駿さんや手塚治虫さんは完璧主義で作品を作る事には大変厳しくよく怒ったりしていたと言います。人生笑顔が一番。不安は無い方がいい。なんて思ってる人はビ・ハイアに向いてないかも!と思ってこの文章を書きました。それでは!
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このブログを書いた人
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清水 有高ビ・ハイア株式会社 代表取締役社長 » 詳細プロフィール
アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブ 運営会社代表。アニメ超好き・ゲーム超好き・マンガ超好き。アニメゲームマンガはBlu-rayも、ゲームも、マンガもジャケ買いが楽しい。後、読書大好き。マンガ以外に一月1,500冊以上読む読書家。アニメゲームマンガに囲まれて生きるためにこの会社を作ったような人。