2016.01.27 日本は敗戦国だ?採用記事なのに歴史観、世界観を清水有高社長が述べる理由
日本は敗戦国です
これは右翼の書いた記事でもなければ、新聞記者が書いた記事でもありません(笑)アニメゲーム漫画業界でビジネスをしている清水有高社長が採用記事です。採用記事なのに歴史観を語るのって変ですよね。
別に私も、日本は敗戦国だ!対米隷従断固拒否!とか言うつもりはありません。ただ、社長がどんな風に世界を理解しているのか、見ているのか、というのは共有していないとヤバいよな、と思ってこの記事を書きます。どんな風に世界を見てるのか、どんな思想を持っているのか、その上でどんな風に仕事をしてるのか、これを理解してないと採用されてからギャップが生まれてしまいます。
多くの人は勘違いしていますが、世の中金だけじゃないんです。ビジネスだけで動いていません。地球があって、自然環境が合って、その上に国があって、政治があって、人々がいて、色んなインフラがあって、そしてビジネスが行われています。お金の動きは社会に対して大きなうねりをもたらしますが、お金だけが社会全体ではないのです。それなら、社長がどんな世界でどんな価値観で生きているのか、大事な事だと思いませんか。
世界は平和で、人殺しなんて起きてない、頭がお花畑の人にはビ・ハイアは向いていません
栄光の男たち、と言う本があります。これは元CIA長官が書いた本です。上の画像の戦後史の正体という本にも紹介されています。戦後史の正体を書いた著者の経歴をAmazonから引用します。
1943年生まれ。1966年、東京大学法学部中退、外務省入省。駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使をへて、2009年まで防衛大学校教授。
です。超エリートです。昔は東大卒業するよりも、外務省試験に在学中に合格し、中退して外務省に入ることが栄誉だとされていた時代の人です。なんせ、東大卒業よりも在学中に合格するほうが世間的にも素晴らしい!と言われていた時代です。日本の外交のど真ん中で仕事をしていた人が書いた本です。その本で紹介されているのが元CIA長官が書いた栄光の男たちです。
世界は今日も人殺しが正当化されて賄賂が飛び交ってる
元CIA長官はこの本の中で、アメリカがどんな謀略をつかって世界の覇権を維持してきたか、と言う事について細かく書いています。この本の中では日本の2chや色んなネット掲示板で『陰謀論だ!』と批判されているような事を実際に担当していた責任者が『事実ですよ』と認めているのです。
人殺しOKが支配者の論理で人殺しなんてとんでもない!が奴隷側の論理
私もそうですが、人殺しはダメだ!と強く思っています。その結果、戦争なんてとんでもない!と心から思ってます。しかし、国際法で見たときに国家は自国を守る為に戦争をする権利を持っています。自分の国を守るため、と言えば格好いいですが、要するに自分の国の利益を守り、他国の利益をぶんどるために戦争をしてOKというのが国の理屈なのです。何も驚くことではなく、紀元前の頃は当然として、紀元ゼロ年から2,000年以上戦争は続いています。
元CIA長官は『国家が戦争をする権利を持っているなら、謀略だって国家の権利だ』という持論を述べています。自国の利益を守り、自衛のためならいくらでも謀略は許される、のが国家の論理です。そして、それが世界の当たり前です。
スパイ行為なんて卑怯!人殺しなんてダメ!に決まってる
誤解されたくないんでちゃんと書いておきますが『スパイ送ったり、人殺ししたりそんなのダメに決まってるでしょう!』これが私の個人的な意見です。死ぬまでこれは変わらないでしょう。ビジネスではそれは犯罪ですし、許されるわけがありません。しかし、これが国家対国家になったら『スパイを送られる方が脇が甘い』『暗殺される方が弱いだけ』という世界観になるのです。私達はこういう世界に生きているのです。
人殺しは悪い、スパイは卑怯、正々堂々と!はテレビの洗脳
人殺しやむなし、その気になれば戦争を起こす!スパイなんて送って当たり前だ。これが権力者の理屈なのですが、もし、権力者が支配してる国民側もこのような意識になったらどう思いますか。日本の警察の数は多くても30万人程度です。自衛隊を合計しても100万人は超えません。
残りの国民1億人以上が国家に対して『俺たちを踏みにじったらいつでも政治家をぶっ殺す!』と思ったら?100万VS1億人ではどう考えても勝てませんよね。武器の差があっても、警察や自衛官の中にも家族はいますし『国民の言う事はもっともだ』となって国家を裏切る人も出てくるでしょう。だからこそ、権力者はメディアを通じて『最後には正義が勝つ』『人殺しは悪い』と国民に植え付けます。
何度も言いますが、人殺しはダメです。個人の立場、思想ならこれが絶対です。しかし、その『人殺しはダメ』『正々堂々と・・・』という想いを逆手に取り、いくらでも人を殺してもいい、卑怯な手を使ってもいい、というか卑怯と思う方が甘い、という人達がいる世界に私達は生きているのです。
世界認識が共有出来てない人とは一緒に働けない
東北で大震災が起き、福島県で原発事故が起きました。根本的な問題は何も解決していません。私は年に2〜3回は福島県と東北を自分の目で見に行くようにしていますが、未だに水道すら復旧してない地域が沢山あります。
他にも我々の年金を運用するGPIFという団体が数兆円単位の損失を出しました。我々国民が何十年にもわたって積み立ててきた国民年金と厚生年金が120兆円近くあるのですが、それらがたった1年で数兆円以上パーになったのです。1億人以上がコツコツ積み上げたものが一瞬でパーになったのです。これからもドンドン消えていくでしょう。新卒で入社する皆さんはこれから自分が死ぬ頃に年金がもらえる、なんておもっていたら頭がお花畑の人、と言われてしまいます。
世界は厳しいもので生き抜いていく必要がある
21世紀は激動の時代で、下手すりゃ日本は世界の流れの中で大変な事になる・・・こりゃしっかり生きて行く必要があるぞ!と思ってる社長がいたとします。これが私です。そこに
世界は平和。第二次世界大戦とかは過去の話。今は戦争なんてたまにしかおきない。これからも世界は平和で、国家は私を助けてくれる。世間の流れに逆らわず、就職して、結婚して・・・という価値観を持つ人が入ってきたら??これはどう考えても合いませんよね。だから私は『自分がどんな世界観を持っているのか』を正直に書くことにしました。読書を沢山するのも、楽しいから、というのもありますが、それくらい勉強しないとヤバい、という危機感もあるのです。
それでも平和が大事に決まってる
戦争が当たり前、人殺しOKとおもってる権力者がいる、そんな世界観に生きていますが、それでも平和が大事に決まってます。仕事で違法なことは絶対ダメ。正々堂々とビジネスをするのが当然です。有給消化率100%残業代支給100%なのも、正々堂々とルールを守ることが当たり前だと思ってるから実践しています。
しかし、平和を守るためには世界をしっかり認識している必要があります。なにも人殺しに対抗する殺人術を憶える必要はありません。でも、世の中は厳しいものだ、という認識がなければいざという時に家族も仲間も守れません。
仕事中に思想や世界観で議論する時間は無駄
こんなに世界観について書いていると、仕事中も社長はこういうことばかり言ってるのか?と思うかもしれませんがそんなことはありません。全くありません。そんなことは時間の無駄だからです。
仕事中に考えるべき事は『社会にどんな価値を出すか』『お客さんに喜んでもらうか』だけです。それ以外のことは時間の無駄です。
ただ、
世の中は全て善人で泥棒なんているわけがない。だから鍵をかけずに出かけたら泥棒に家の財産を盗まれた。世の中はいい人ばかりだから犯罪なんて起きるわけがない。だからなんのリスクヘッジもしません。
なんて価値観の人がビ・ハイアに入ってきたら、そりゃもう、根本から議論が合いませんよね。21世紀は激動の時代、これからはしっかり勉強して成長しないと生きていけないぜ!という意識を共有し、そして有給消化率100%残業代支給100%というルールを守り、しっかり社会に対して価値を出す、そういう人の集まりにしたいと思っています。
社長がどんな歴史観、世界観を持っているのか、というのは実はとても大切なことです。これをしっかり書くことが応募者とビ・ハイアのギャップを埋めることだと思って正直に書きました。読んでくれてありがとうございます。
応募はコチラからどうぞ
これは右翼の書いた記事でもなければ、新聞記者が書いた記事でもありません(笑)アニメゲーム漫画業界でビジネスをしている清水有高社長が採用記事です。採用記事なのに歴史観を語るのって変ですよね。
別に私も、日本は敗戦国だ!対米隷従断固拒否!とか言うつもりはありません。ただ、社長がどんな風に世界を理解しているのか、見ているのか、というのは共有していないとヤバいよな、と思ってこの記事を書きます。どんな風に世界を見てるのか、どんな思想を持っているのか、その上でどんな風に仕事をしてるのか、これを理解してないと採用されてからギャップが生まれてしまいます。
多くの人は勘違いしていますが、世の中金だけじゃないんです。ビジネスだけで動いていません。地球があって、自然環境が合って、その上に国があって、政治があって、人々がいて、色んなインフラがあって、そしてビジネスが行われています。お金の動きは社会に対して大きなうねりをもたらしますが、お金だけが社会全体ではないのです。それなら、社長がどんな世界でどんな価値観で生きているのか、大事な事だと思いませんか。
世界は平和で、人殺しなんて起きてない、頭がお花畑の人にはビ・ハイアは向いていません
栄光の男たち、と言う本があります。これは元CIA長官が書いた本です。上の画像の戦後史の正体という本にも紹介されています。戦後史の正体を書いた著者の経歴をAmazonから引用します。
1943年生まれ。1966年、東京大学法学部中退、外務省入省。駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使をへて、2009年まで防衛大学校教授。
です。超エリートです。昔は東大卒業するよりも、外務省試験に在学中に合格し、中退して外務省に入ることが栄誉だとされていた時代の人です。なんせ、東大卒業よりも在学中に合格するほうが世間的にも素晴らしい!と言われていた時代です。日本の外交のど真ん中で仕事をしていた人が書いた本です。その本で紹介されているのが元CIA長官が書いた栄光の男たちです。
世界は今日も人殺しが正当化されて賄賂が飛び交ってる
元CIA長官はこの本の中で、アメリカがどんな謀略をつかって世界の覇権を維持してきたか、と言う事について細かく書いています。この本の中では日本の2chや色んなネット掲示板で『陰謀論だ!』と批判されているような事を実際に担当していた責任者が『事実ですよ』と認めているのです。
人殺しOKが支配者の論理で人殺しなんてとんでもない!が奴隷側の論理
私もそうですが、人殺しはダメだ!と強く思っています。その結果、戦争なんてとんでもない!と心から思ってます。しかし、国際法で見たときに国家は自国を守る為に戦争をする権利を持っています。自分の国を守るため、と言えば格好いいですが、要するに自分の国の利益を守り、他国の利益をぶんどるために戦争をしてOKというのが国の理屈なのです。何も驚くことではなく、紀元前の頃は当然として、紀元ゼロ年から2,000年以上戦争は続いています。
元CIA長官は『国家が戦争をする権利を持っているなら、謀略だって国家の権利だ』という持論を述べています。自国の利益を守り、自衛のためならいくらでも謀略は許される、のが国家の論理です。そして、それが世界の当たり前です。
スパイ行為なんて卑怯!人殺しなんてダメ!に決まってる
誤解されたくないんでちゃんと書いておきますが『スパイ送ったり、人殺ししたりそんなのダメに決まってるでしょう!』これが私の個人的な意見です。死ぬまでこれは変わらないでしょう。ビジネスではそれは犯罪ですし、許されるわけがありません。しかし、これが国家対国家になったら『スパイを送られる方が脇が甘い』『暗殺される方が弱いだけ』という世界観になるのです。私達はこういう世界に生きているのです。
人殺しは悪い、スパイは卑怯、正々堂々と!はテレビの洗脳
人殺しやむなし、その気になれば戦争を起こす!スパイなんて送って当たり前だ。これが権力者の理屈なのですが、もし、権力者が支配してる国民側もこのような意識になったらどう思いますか。日本の警察の数は多くても30万人程度です。自衛隊を合計しても100万人は超えません。
残りの国民1億人以上が国家に対して『俺たちを踏みにじったらいつでも政治家をぶっ殺す!』と思ったら?100万VS1億人ではどう考えても勝てませんよね。武器の差があっても、警察や自衛官の中にも家族はいますし『国民の言う事はもっともだ』となって国家を裏切る人も出てくるでしょう。だからこそ、権力者はメディアを通じて『最後には正義が勝つ』『人殺しは悪い』と国民に植え付けます。
何度も言いますが、人殺しはダメです。個人の立場、思想ならこれが絶対です。しかし、その『人殺しはダメ』『正々堂々と・・・』という想いを逆手に取り、いくらでも人を殺してもいい、卑怯な手を使ってもいい、というか卑怯と思う方が甘い、という人達がいる世界に私達は生きているのです。
世界認識が共有出来てない人とは一緒に働けない
東北で大震災が起き、福島県で原発事故が起きました。根本的な問題は何も解決していません。私は年に2〜3回は福島県と東北を自分の目で見に行くようにしていますが、未だに水道すら復旧してない地域が沢山あります。
他にも我々の年金を運用するGPIFという団体が数兆円単位の損失を出しました。我々国民が何十年にもわたって積み立ててきた国民年金と厚生年金が120兆円近くあるのですが、それらがたった1年で数兆円以上パーになったのです。1億人以上がコツコツ積み上げたものが一瞬でパーになったのです。これからもドンドン消えていくでしょう。新卒で入社する皆さんはこれから自分が死ぬ頃に年金がもらえる、なんておもっていたら頭がお花畑の人、と言われてしまいます。
世界は厳しいもので生き抜いていく必要がある
21世紀は激動の時代で、下手すりゃ日本は世界の流れの中で大変な事になる・・・こりゃしっかり生きて行く必要があるぞ!と思ってる社長がいたとします。これが私です。そこに
世界は平和。第二次世界大戦とかは過去の話。今は戦争なんてたまにしかおきない。これからも世界は平和で、国家は私を助けてくれる。世間の流れに逆らわず、就職して、結婚して・・・という価値観を持つ人が入ってきたら??これはどう考えても合いませんよね。だから私は『自分がどんな世界観を持っているのか』を正直に書くことにしました。読書を沢山するのも、楽しいから、というのもありますが、それくらい勉強しないとヤバい、という危機感もあるのです。
それでも平和が大事に決まってる
戦争が当たり前、人殺しOKとおもってる権力者がいる、そんな世界観に生きていますが、それでも平和が大事に決まってます。仕事で違法なことは絶対ダメ。正々堂々とビジネスをするのが当然です。有給消化率100%残業代支給100%なのも、正々堂々とルールを守ることが当たり前だと思ってるから実践しています。
しかし、平和を守るためには世界をしっかり認識している必要があります。なにも人殺しに対抗する殺人術を憶える必要はありません。でも、世の中は厳しいものだ、という認識がなければいざという時に家族も仲間も守れません。
仕事中に思想や世界観で議論する時間は無駄
こんなに世界観について書いていると、仕事中も社長はこういうことばかり言ってるのか?と思うかもしれませんがそんなことはありません。全くありません。そんなことは時間の無駄だからです。
仕事中に考えるべき事は『社会にどんな価値を出すか』『お客さんに喜んでもらうか』だけです。それ以外のことは時間の無駄です。
ただ、
世の中は全て善人で泥棒なんているわけがない。だから鍵をかけずに出かけたら泥棒に家の財産を盗まれた。世の中はいい人ばかりだから犯罪なんて起きるわけがない。だからなんのリスクヘッジもしません。
なんて価値観の人がビ・ハイアに入ってきたら、そりゃもう、根本から議論が合いませんよね。21世紀は激動の時代、これからはしっかり勉強して成長しないと生きていけないぜ!という意識を共有し、そして有給消化率100%残業代支給100%というルールを守り、しっかり社会に対して価値を出す、そういう人の集まりにしたいと思っています。
社長がどんな歴史観、世界観を持っているのか、というのは実はとても大切なことです。これをしっかり書くことが応募者とビ・ハイアのギャップを埋めることだと思って正直に書きました。読んでくれてありがとうございます。
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このブログを書いた人
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清水 有高ビ・ハイア株式会社 代表取締役社長 » 詳細プロフィール
アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブ 運営会社代表。アニメ超好き・ゲーム超好き・マンガ超好き。アニメゲームマンガはBlu-rayも、ゲームも、マンガもジャケ買いが楽しい。後、読書大好き。マンガ以外に一月1,500冊以上読む読書家。アニメゲームマンガに囲まれて生きるためにこの会社を作ったような人。