2016.01.08 新卒募集 応募者のため!? 毎年1万人以上応募あったけど会社説明会をしない理由について
この文章を読んでいただきありがとうございます。これはビ・ハイアの新卒募集、採用記事です。この文章ではビ・ハイアはなぜ会社説明会をしないのか、について書いています。
その為には企業向けに書いた下記文章も読んで貰えるとより理解が深まります。
物凄く簡単に言うと、説明会なんて企業も学生さんも疲れるだけだし意味が無いからやめました、と言う事です。インターネットが発達している今、説明会に足を運ぶ、はナンセンスな話です。
エントリーが増えすぎることは企業も疲れている
最近はビジネス専門雑誌の東洋経済オンラインにこのような記事が載りました。
日本最大の新卒向け就職活動サイト「リクナビ」が揺れている。就活生に、大量の企業に「エントリー」するよう勧める機能が露骨で、「エントリーあおり」だと批判を集めているのだ。
2015年卒生向けの「リクナビ2015」では、数十~100社もの企業に一括エントリーできる「まとめてエントリー」ボタンを随所に配置。「内定獲得した先輩はもっとエントリーしています」とグラフを見せ、さらにエントリーを増やすよう促すなど、過剰なまでにエントリーを推奨している。
引用終わり。
企業も学生も疲れてるならやめればいいじゃ無いか、と思うかもしれません。しかし、リクナビさんの掲載企業数が減ったのかというと・・・そうではありません。下記のグラフを見て下さい。これは厚生労働省のデータです。
このように、企業の規模・業種によってはかなりの高倍率になることが考えられるところ、学生 1人あたりの平均エントリー数は第3-(1)-16図にあるように、前述の強い就職意欲も相まって、少ない年でも60社を超え、80社以上の年もある。就職活動において、インターネットの活用による企業への応募機会が広がる中で、学生において職業観を深め、目指す社会人のイメージをより具体化させることや、その上で企業及び学生の双方にとって効率的かつ効果的なマッチングが課題となっていると
考えられる。
とあります。
千手観音でも無い限り企業も学生も忙しすぎて対応不可能
政府もこの件は問題にしています。それではエントリー数が減ったのでしょうか。そんなことはありません。ちょっと計算して見るとわかりますが、60〜80社にエントリーして、メールを対応するだけでどれくらいの時間がかかりますか。
1社15分かけたとしても900〜1,200分、これだけで15〜20時間かかります。更に、エントリした企業の半分の説明会に参加したとしましょう。30〜40社です。移動時間が往復で2時間かかり、説明会で2時間、合計4時間かかると120〜160時間かかります。エントリーして、説明会に参加する。これだけで135〜180時間かかります。
説明会に参加してから15社に面接に行ったとしましょう。1次面接〜3次面接まであるとしたら、その度に往復2時間かかり、面接は1時間かかるとすると1次面接だけで45時間かかります。3次面接までには面接社数が減ると思いますが、やはり100時間近くかかるのではないでしょうか。エントリーして、会社説明会に行き、面接する。ここまでで235時間〜280時間かかっているのです。
忙しすぎてストレスになって当たり前
ちなみに1年間は約8,760時間。1日睡眠時間が8時間だとすると起きてる時間は5,840時間です。1年間で5,840時間起きている。これを1ヶ月に直すと約486時間です。仮に自分でバイトをしていて生活費を稼いでいるなら1ヶ月100時間は働いているでしょう。移動時間なども含めると120〜140時間はバイトに使っているはずです。これだけで後の時間は346〜366時間しかありません。1日に直すと約11〜12時間です。学業もあると思いますし、趣味の時間、友人と遊ぶ時間、アニメゲーム漫画を楽しむ時間・・・これらがこの残りの11〜12時間に詰まっています。
そこに総合計235時間〜280時間以上かかる就職活動が割り込んでくるのです。これは相当なストレスです。私は下記の記事で就職活動中の学生は年間100人近く自殺し、中小企業の経営者や個人事業主は年間2,000〜3,000人自殺しているという記事を書きました。
会社説明会に使う時間が減れば、学生さんは間違いなく楽になるはずです。それは企業側も望んでることなのです。しかし、今日もどこかで会社説明会は開催されています。学生さんもエントリーを減らすことはしません。それはなぜでしょうか?
怖いから
それにつきます。エントリーして、説明会に参加して・・・というのは一つの文化になりました。リクナビが誕生したのは1,990年代後半ですが、それから約20年ほど経ち、これは一つのスタンダードになりました。この流れから降りるのが皆怖いのです。企業は採用数が減るのが怖いですし、学生さんは内定が出ないのが怖い。怖くてもしんどいことを続けています。その結果、お互いドンドン疲れていきます。
そういうのをやめよう、と思って新卒では説明会事態を無くしました。私自身が情報を配信し、メールに受け答えすることによって実際2015年も採用はできました。
無論、説明会をする、一般的な求人サイトに載ってない、という常識的、一般的な流れではないのでそれ自体でうちに応募しなくなる人もいるでしょう。そういう人はそもそもうちには向いていませんし、他の会社に応募した方が幸せになれると思います。うちはベンチャー企業ですし、正解を求めると言うよりは、自分でやり方を考え、発見し、試行錯誤していく日々です。なので、説明会をしない、一般的なサイトに載せていない、というのに不安を感じるならやめた方がいいと思います。
だけど、もし、それに対して面白そうだ・・・と感じるなら、ヘイユー応募しちゃいなヨウ!よろしく!
応募はコチラからどうぞ
その為には企業向けに書いた下記文章も読んで貰えるとより理解が深まります。
毎年1万人以上応募があったビ・ハイアが会社説明会をやめた理由
物凄く簡単に言うと、説明会なんて企業も学生さんも疲れるだけだし意味が無いからやめました、と言う事です。インターネットが発達している今、説明会に足を運ぶ、はナンセンスな話です。
エントリーが増えすぎることは企業も疲れている
最近はビジネス専門雑誌の東洋経済オンラインにこのような記事が載りました。
日本最大の新卒向け就職活動サイト「リクナビ」が揺れている。就活生に、大量の企業に「エントリー」するよう勧める機能が露骨で、「エントリーあおり」だと批判を集めているのだ。
2015年卒生向けの「リクナビ2015」では、数十~100社もの企業に一括エントリーできる「まとめてエントリー」ボタンを随所に配置。「内定獲得した先輩はもっとエントリーしています」とグラフを見せ、さらにエントリーを増やすよう促すなど、過剰なまでにエントリーを推奨している。
引用終わり。
企業も学生も疲れてるならやめればいいじゃ無いか、と思うかもしれません。しかし、リクナビさんの掲載企業数が減ったのかというと・・・そうではありません。下記のグラフを見て下さい。これは厚生労働省のデータです。
このように、企業の規模・業種によってはかなりの高倍率になることが考えられるところ、学生 1人あたりの平均エントリー数は第3-(1)-16図にあるように、前述の強い就職意欲も相まって、少ない年でも60社を超え、80社以上の年もある。就職活動において、インターネットの活用による企業への応募機会が広がる中で、学生において職業観を深め、目指す社会人のイメージをより具体化させることや、その上で企業及び学生の双方にとって効率的かつ効果的なマッチングが課題となっていると
考えられる。
とあります。
千手観音でも無い限り企業も学生も忙しすぎて対応不可能
政府もこの件は問題にしています。それではエントリー数が減ったのでしょうか。そんなことはありません。ちょっと計算して見るとわかりますが、60〜80社にエントリーして、メールを対応するだけでどれくらいの時間がかかりますか。
1社15分かけたとしても900〜1,200分、これだけで15〜20時間かかります。更に、エントリした企業の半分の説明会に参加したとしましょう。30〜40社です。移動時間が往復で2時間かかり、説明会で2時間、合計4時間かかると120〜160時間かかります。エントリーして、説明会に参加する。これだけで135〜180時間かかります。
説明会に参加してから15社に面接に行ったとしましょう。1次面接〜3次面接まであるとしたら、その度に往復2時間かかり、面接は1時間かかるとすると1次面接だけで45時間かかります。3次面接までには面接社数が減ると思いますが、やはり100時間近くかかるのではないでしょうか。エントリーして、会社説明会に行き、面接する。ここまでで235時間〜280時間かかっているのです。
忙しすぎてストレスになって当たり前
ちなみに1年間は約8,760時間。1日睡眠時間が8時間だとすると起きてる時間は5,840時間です。1年間で5,840時間起きている。これを1ヶ月に直すと約486時間です。仮に自分でバイトをしていて生活費を稼いでいるなら1ヶ月100時間は働いているでしょう。移動時間なども含めると120〜140時間はバイトに使っているはずです。これだけで後の時間は346〜366時間しかありません。1日に直すと約11〜12時間です。学業もあると思いますし、趣味の時間、友人と遊ぶ時間、アニメゲーム漫画を楽しむ時間・・・これらがこの残りの11〜12時間に詰まっています。
そこに総合計235時間〜280時間以上かかる就職活動が割り込んでくるのです。これは相当なストレスです。私は下記の記事で就職活動中の学生は年間100人近く自殺し、中小企業の経営者や個人事業主は年間2,000〜3,000人自殺しているという記事を書きました。
就活と自殺 仕事と自殺 就活で自殺した人より仕事で自殺した人の方が4倍以上
会社説明会に使う時間が減れば、学生さんは間違いなく楽になるはずです。それは企業側も望んでることなのです。しかし、今日もどこかで会社説明会は開催されています。学生さんもエントリーを減らすことはしません。それはなぜでしょうか?
怖いから
それにつきます。エントリーして、説明会に参加して・・・というのは一つの文化になりました。リクナビが誕生したのは1,990年代後半ですが、それから約20年ほど経ち、これは一つのスタンダードになりました。この流れから降りるのが皆怖いのです。企業は採用数が減るのが怖いですし、学生さんは内定が出ないのが怖い。怖くてもしんどいことを続けています。その結果、お互いドンドン疲れていきます。
そういうのをやめよう、と思って新卒では説明会事態を無くしました。私自身が情報を配信し、メールに受け答えすることによって実際2015年も採用はできました。
無論、説明会をする、一般的な求人サイトに載ってない、という常識的、一般的な流れではないのでそれ自体でうちに応募しなくなる人もいるでしょう。そういう人はそもそもうちには向いていませんし、他の会社に応募した方が幸せになれると思います。うちはベンチャー企業ですし、正解を求めると言うよりは、自分でやり方を考え、発見し、試行錯誤していく日々です。なので、説明会をしない、一般的なサイトに載せていない、というのに不安を感じるならやめた方がいいと思います。
だけど、もし、それに対して面白そうだ・・・と感じるなら、ヘイユー応募しちゃいなヨウ!よろしく!
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このブログを書いた人
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清水 有高ビ・ハイア株式会社 代表取締役社長 » 詳細プロフィール
アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブ 運営会社代表。アニメ超好き・ゲーム超好き・マンガ超好き。アニメゲームマンガはBlu-rayも、ゲームも、マンガもジャケ買いが楽しい。後、読書大好き。マンガ以外に一月1,500冊以上読む読書家。アニメゲームマンガに囲まれて生きるためにこの会社を作ったような人。