2016.01.27 自社HPを更新して売上を上げ、採用を成功させる方法 ビ・ハイア経営者交流会 講演書き起こし
ビ・ハイア代表取締役 清水有高社長:清
清:ビ・ハイアの清水です。よろしくお願いします。ちなみに、菅谷さんの良さをだいぶ伝えましたけどウチに1円も入って来ません。別にラクビジ入っているとかじゃないですからね(笑)代理店の営業をしている訳でもないので。
本当に、最初菅谷さんの本を読んで…中小企業の経営者なんで売上あげたいなと思っていると思うんですよね。まぁ売上あげたくないと思っている社長はいないと思うんですけど、さらに言えば営業も楽になりたいなぁって。本に出会って2年くらい前に「1000個投稿しろ」って書いてあったんですよね。
ビ・ハイアと付き合い長いと思うので、分かると思うんですが一時期メチャクチャ動画増えたと思うんですよ。あれは、私が本に書いてあることは10倍くらいやろうというタチなんで、1000個と書いてあったら1万個投稿してやろうと思って1年に1万個以上投稿して、一度アップし過ぎてYouTubeに赤BAN喰らって全部消えちゃったんですよ。
10,000個アップしたら一瞬で消えて1000万がパー
(会場:OH〜)
清:もう…社長としては、人件費計算しましたけど、1000万くらい掛けてアップした奴が消えている。そうすると、問い合わせも減って、悲しい思いをしたんですけど。今度はそこからさらにリスクヘッジして、2万個、3万個と投稿したらやっぱり(問い合わせや反応が)戻ってきた。
本当に凄く良い営業の方法としてあったんで、まあ私がビ・ハイア作ったのもクリエイター出身の皆さんは、アニメゲーム漫画を作ったり、ディレクションしている側に回って欲しいな、という思いがあるんですよね。そういう時に営業って、正直、営業コスト0で売上が上がる方が嬉しいと思うんですよ。だから、その一つの方法として、菅谷さんの方法が良いなと思ったので紹介をさせていただきました。
清:今日は1万円のDVDをタダでくれるんでしたっけ?
YouTubeコンサルタント菅谷信一さん
菅:(間髪入れず)そうですね。名刺交換していただいた方には特別に、今日は。僕は茨城の水戸に住んでいるんですけども、スーツケースにですね。200人入るんじゃないかって話を聞いていたので、200枚持って会場にやって参りました。
清:ってことは、一人2枚渡しても良いんですか?
菅:(笑)ええ、まあ人数がいますからね。同じ物を2枚渡すことになりますけども、はい(笑)
清:まあ100人くらいなんで(笑)
菅:分かりました!(笑)
清:名刺交換を直接した人だけ?
菅:名刺が足りない、忘れてしまった、という方も、僕が名刺を差し上げますからそこにメールをいただければ結構です。なので、名刺ある、なしにかかわらず(ブースへ)寄っていただければと思います。
清:本当効果が出たので。あと、知っている人もいるかもしれないですが、ビ・ハイアってアホみたいに読書する会社なんですよ。本当スタッフの新卒募集記事でも書いているんですけど。月100冊以上、小説と漫画と雑誌以外で読まないとウチの社員じゃないっていう、月100冊です。それをやっているくらい私は、本好きなんですね。なので、著者の応援という形で今日は登場させていただきました。
菅:はい、有難いです。
清:その流れでもう一つ別の講演に菅谷さんをゲストで。ここから先、菅谷さんはアドリブになるんですけど(笑)ここからは、中小企業の会社さんに向けてですね。そう言っても売上10億くらい含めての会社なんですが、自社の採用とホームページで売上を上げるっていう方法について説明したいなって思います。今日だいたい150人くらいと言っていて、8年間くらいずっと続けているんですが、2割くらい残念ながらドタキャンする人いるんですよね。
平:2割もいない。1割。
清:2割もいない?1割くらい?怒られました(笑)
平:はい。
清:1〜2割くらいドタキャンされるんですけど、今日はちょっと(ドタキャン数が)多いなと思ってて、150人だからだいたい130人くらい来るだろうなと思っていたら、100人くらいなんですよね。と思ったら、山手線が30分遅れているっていう話で大変みたいです。何でそんなことになっているかは分からんけど。
平:今、お客さんから伺って事故らしいです。
清:あ〜なるほど。じゃあ話を戻して、アニメゲーム漫画経営戦略研究所っていうホームページの説明をしたいと思うんですけど、まあ最初に平田もちょっと説明していたことですが、大量にYouTubeを投稿した。そして今度は、大量に記事を、文字を書いたんですよ。それで、会社のホームページを毎日ちゃんと「更新してまーす」っていう人はいますか?社長の方。
100社いても毎日更新してる社長はゼロ!
(手は全く上がらない)
素晴らしい、講演のやり甲斐がある(笑)正直言って会社のホームページなんて私も更新していませんでした。起業して11期目になったんですけど、だいたい3回今までリニューアルして、適当に会社概要、住所、とかを適当にチョコチョコっと書いて、「ハイッお終い」。
あとは、気合い入れて電話だ!まあビ・ハイアよく電話する会社なんでね(笑)電話掛かっている会社なんですけど。それを止めようと、11期目になったんだから、と。(試しに)Googleで「ビ・ハイア」を入力すると、サジェストキーワード※1に「ビ・ハイア しつこい」と出るようになりました。
(会場から大笑い)
清:みなさん検索しているんですよ。「ビ・ハイア しつこい」とか「ビ・ハイア 電話」って。これを見て電話し過ぎなのかなと思って、調べてみました。そうしたら、1年間に20万call電話してて、営業電話だけで、これはやり過ぎだなって(笑)
(因みに現在はサジェストキーワードで出なくなりました)
私営業出身なんで、徹底的にやろうと思ったらGoogleにそんなサジェストキーワードが表示されたんで、これは止めだな。お客さんに喜ばれおらんなと。じゃあ逆に喜ばれるのは、何なんだろうと考えたら、問い合わせが来る方法を増やした方が良いよねって思って…まあ大量投稿は続けていますよ(笑)
今度は文字情報をたくさん投稿しようと、そういう経緯があって外注先や、案件、自社採用ページなどを投稿するようになりました。説明をしましたが、(アニメゲーム漫画研究所の案件バナーをクリック)ここを見るとビ・ハイアの案件情報が無料で見られるように載っているんですよ。例えば、この「18禁イラスト最低2.5~5万円 CG 背景込み 13枚」みたいにビ・ハイアに入ってくる情報をひたすらアップしているんです。
あとは、みなさんの会社で空きラインが出た。4月から動く筈だった、プログラマー3人がちょっと空いちゃった、なんとかしてくれないか。というのを、アニメゲーム漫画経営戦略研究所に載せたり、とかをしています。その他に、営業戦略情報という所へ売上のあげ方とか、業界の人月平均単価とか、とにかく沢山の文字を上げるようにしました。それで、年間10~20万callをやっていたなら、今度は1ヶ月で100万文字を書こうと。昔、playstation(初期)が発売された時、目指せ100万台!というキャッチコピーが有ったんですよ。
それならば、100万文字に私たちもしようということで、1記事にすると平均2000文字くらい、(個数でいうと)500個以上、書いていくペースです。そうしてどんどん書いていきました、中には動画も埋め込んであって、そうしたらやはり問い合わせが増えてきた。さらに、採用も上手くいくようになりました。
求人広告予算ゼロで応募が来るようになった
自社が求人広告会社なのに言いますが、求人広告0で、自社ホームページ経由で応募が来るようになっています。なので、自社のホームページを更新されないというのは…そのページをお客さんも見ています。
外注を探しているSAPさんやパブリッシャーさんなどから問い合わせが来た際、こんな所ありますよ、と紹介したらここ本当にスマホやっているの?ゲームをやっているの?と聞かれるんですよね。でも、本当にやっているんですよね。
みなさんも心当たりあると思いますが、コンシューマーゲームずっとやっています、というホームページに。でも、実はスマフォもやっている。そこを紹介するとスマフォやっていないじゃんと(外注先候補から)切られるんですよ。ビ・ハイアが「ここはちゃんとスマフォをやっているんです」「運営でちゃんとタイトルをやっているんですよ」と説明しても、「いやいや。ホームページに載っていないから、こっちの方がやっているじゃん、こっちを紹介してよ」とか。そんな風に言われちゃう。
知らない間に営業の機会損失を生んでいる
怖いのが「あの会社はホームページ更新されていないから注文するのを止めた。問い合わせするのを止めた」っていうのは、いちいち言わないのでね。SAPさんも、パブリッシャーの担当者さんも。
これは、知らない間にそういう風な損をしているし、(自社スタッフ)応募でもそういう風に損しているというのを、菅谷さんが大量投稿だったので、大量に記事を書いてみたらどうなるかっているのを試してみたことでした。
そして、ここからアドリブなのですが、菅谷さんはこの話を聞いてどう思います?ネットの専門家として。
大量がキーワードのネット戦略
菅:「大量」という言葉、これは非常に重要なキーワードに当たります。10年前と今は、ネットの社会、何が違うのか?10年前は、少量を高品質、あるいは少量でそこそこの情報でも、情報自体が少なかったのでそこそこ引っ掛かった。でも、今は星の数ほど情報があるので大量にという言葉は付き物なんですね。YouTubeも大量。ブログの記事も大量。この大量という重要なキーワードをしっかりと押さえてますね。
総務省のデータによると・・・
清:そして大量の目安を調べてみました。総務省が2005年から情報の流通量というのを調査していて、だいたい何エクサバイト※2あるのか、などを調べています。
そこで2005年と2014年を比べると約9.3倍くらい違っていて、つまり、9.3倍調べたがっているんですね。
皆さんが。(会場にいる)皆さんも2005年とかだったら、レストランを探すのに食べログを使っていなかったと思います。価格.comは使っていたかも知れませんね。
だけど、今はスマフォで調べるのは当たり前じゃないですか。それくらい「検索したい」というニーズが増えている中で、2005年から2014年で10年だから、楽勝で10倍を越えていると思うんですよね。その場合、最低10倍の情報配信をしていなかったら、10倍更新していなかったら…時代から知らない間に遅れちゃっている!、と偉そうなことを言いましたが、去年の12月まではウチもそんな感じだったんですよ(笑)
それで、実際更新しだしたら、問い合わせは増えるし、採用は上手くいくし、っていうのを実感して伝えたいなと思い喋りました。それで、この(アニメゲーム漫画研究所の)中に菅谷さんも笑ったという人気記事もあるんですけど。
菅:(笑)はい、毎日見ております。
画面が切り替わり、
「新卒募集 清水有高社長について行けない!辞めよう!と思った瞬間は?女性副社長平田が語る それでも続けているのは?なんで?」についての話へ。
清:タイトル(笑)新卒募集記事なんですけど。ここにいる平田、ウチの副社長なんですが、新卒7年目。新卒7年ってもはや新卒じゃないよね。「新卒募集 清水有高社長について行けない!辞めよう!と思った瞬間は?女性副社長平田が語る それでも続けているのは?なんで?」というこの記事が営業先でめちゃくちゃ人気なんです。
赤裸々過ぎて。何が赤裸々かというと。普通の求人広告では有り得ないことを書いているんですよね。どこら辺が一番有り得ないって言われるかな?
平:まず、辞めようと思った理由を載せるっていうところですね。
菅:普通は載せない、隠す情報ですもんね。
清:(笑)ちなみに、似たようなコンテンツを載せているっていう人は、いないと思うんですよ。会社の中で、自社ホームページで、自分の会社を辞めようと思ったけど、続けているっていうのは。
でも、当たり前ですけど辞めようと思うんですよね。私はそんな社員が居たら私は傷付きますけど…でも普通はそういう風に思うんですよね。辞めようと思ったけど、続けているっていうのが普通のスタッフだと思うんです。ってことは、そういう情報を配信するとこれを見て応募が来るんですよね。正直に配信している、っていうのが分かって。ちなみに、菅谷さんはこれを見て一番何が面白かったですか?
菅:平田さんが社長の前で実際怒られたという、言葉まで書いているんですよね。例えば、平田さんが社長の前で反省はしている、と。だけど「お前は反省しているようには見えない」と余計怒られている。これを見て私は非常に厳しい社長だなと思いました。非常に赤裸々な場面でイメージが湧いて、本当に隠さずオープンにしていますよね(笑)
清:他にもですね。大山の記事があって、ウチの新卒6年目。社会人6年目の大山莉加という女性がいるんですけど、悲惨な話がいっぱい書いてあって、大山がインターンだった頃、ウチで頑張ってくれていたんですよ。インターンしていて仕事が終わっていなかったんですけど、学生さんだったので、卒業旅行があったそうなんです。
その時、
「大山:社長、卒業旅行あるんで行ってきます」
と言ってきたんで
「清:馬鹿野郎!!仕事終わってねぇのに行くな!」
って言ったんですよ。
それで結局、大山は卒業旅行けなかったんですよね。その時に、「大山:私はこのまま友達とも縁が切れていって孤独死するんじゃないか」って思ったという記事があるんですけど。それよりも良いことがあったから残っている訳ですよね。絶対仕事をしていたらしんどいし、楽しい仕事だけじゃない、とみんな分かっている筈なんです。
求職者が信用する情報を配信しよう
残念な話なんですが、総務省の調査で、就職者がどんなソースを就職の情報を取り入れるのかっていう調査があるんですよ。
そこのトップ1位は会社のホームページなんです。1番信用できるソースとして求職者達は会社のホームページを見ています。そして、2位に求人広告が来ています。求人広告を知った、チェックした後は必ず御社のホームページを見ているんです。
そこでもし情報が載っていなかったら、それだけで応募がされていない可能性があります。これは凄い損失です。2005年くらいまでならその感覚で作っているホームページでも良かったんですよね、ネット回線はそこまで早くなかったですし、ADSLが出始めたくらい、3G回線でしたし。1個1個探すのは手間でした。しかし、今はスマフォで直ぐに調べられてしまう時代で、採用情報がきちんと更新されていないと凄い打撃になってしまう。
高い求人広告費が無駄になっていませんか?
ラクジョブも高い金額を取るので、131万円とか、それくらい取るんですけど、自社ホームページ載せていなかったらリクナビネクスト、findjob、イーキャリア、どこへ載せていてもダメなんですよ。これは効果が激減しています。最近ミスマッチが多い、良い人が来ないと思ったら採用ホームページの部分だけでも更新された方が、良いと思います。ほとんど更新している会社はないのでちょっと更新するだけで、全然効果が違うのでやった方が良いと思います。どれくらいの頻度で更新すると良いんですかね?
菅:僕が思うのは…募集要項が最低限変わりますよね。毎年。ですから、年に1回は必要部分は変えていると思いますが、更新しやすいネタっていうのがありますよね。
例えば、先輩のメッセージとか、先輩同士の対談とか、そう言ったモノであれば月に1回更新しようと思えば、出来る訳なんですよね。だから、頻度に関しては明確な決まりはないですが、人物に焦点を当てるというのが1番良いと思います。
清:こんな風に専門家の人に語られると難しいな、と思うかもしれません。ただ、私がライトにあげている記事というのは「天下一品 行った。美味かった。やっぱりこってりだよね。」なんですよ。他にも「どんなアニメが好きか テレビシリーズに限定されて答える」なんかは、ガンダム0083、最高なんていう、この中に0083好きな人がいたら友達になれると思います。0083好きだー!とか。考えてみたら、採用ホームページに社長の好きな物、載っていても良いですよね。
でも、それすら書いていないのに履歴書などで大量に書いてもらう、というのは、フェアではないし、求職者さんに敬遠されてしまうんですよね。なので、自分の好きな物を書くだけで効果があるのはここは是非やって欲しいなと思います。そこで、どんな人が来るの?と気になっていると思うんです。求人広告0、自社採用ホームページでどういう風な人が来るんだろうって。なので、今日は、自社ホームページ経由で来た子達に、まだ学生なんですが本日インターンで手伝ってもらったのでその子達を紹介したいなって思います。
(インターン3人がステージへ)
清:この内の2人は今日初めてウチに来た子、面接すらしていません。自社ホームページから応募が来た子のメーリングリストを取っているんですが、そこに今朝18時から交流会やるんで「手伝いたい奴来い!」とメールを送って来た子達です。
なので、(2人は)一度も面接はしていませんし、当然内定も出ていないです。純然たる応募者です。1人は面接まで行っています。採用ホームページは赤裸々にウチは書いているので、そのページを見てどういう風に思ったかは、彼らに聞いてみてください。彼らにもそれが今日の仕事であると伝えてあります。これくらいの無茶振りに耐えられなかったら社会人は大変だよ、社会勉強になるし良かったね(笑)という話をしております。ただ、学生さんなので、お手柔らかに(笑)案件など欲しい場合はこの子達は分からないので、他のスタッフ達に聞いて下さい。そこだけは、ご容赦下さい。
清:新卒で良いのなら、ホームページしっかりと更新するだけで、月100人応募が来ます。プログラマー、デバッガー、プランナー、グラフィッカーとか。新卒、未経験で良いのならば、月100人は充分に来ます。
だから、ラクジョブは要らない、どうしよう。という感じです。find jobも、リクナビネクストも要らない世界です。でも、私はそういう世界の方が良いと思っていますよ。私も求人広告の社長をやっていますが、求人広告は高いもん!
リクナビとか、エンジャパンとか、出していますけど、年間4~500万くらい使って、高いな、どうしようかな、と思った結果、自社で採れないかなと思い、試した方法なので是非毎日の更新、ウチの採用ページを見てもらって「これを真似すれば良いんだ」と思ったら人を採れる様になるので、社長が頑張って書くとOKだと思います。動画を埋め込んだりも良いんですよね?
菅:もちろん。
清:動画を採用に使う、という良さを菅谷さんから説明をして欲しいなって思います。
菅:この話のキーワードはガラス張りっていう言葉だと思うんですね。普通、会社の外からの情報は見えませんし、応募者側も分からないですよね。これを、文章やさっきの記事みたいにガラス張りにしても良いし、動画というのはもっと良いと思います。動画は嘘を付けないし、会社の情報というのを表現をしますから。なので、動画と文章を同時にやっていくのが1番良いと思いますね。
清:これも今、動画を撮っていますし、ビ・ハイア応募すると無茶振りされるのっていう所まで赤裸々に撮影されています。そういう風にやるとミスマッチが減ります。なので、(文章と)動画は良い方法なんですが、恥ずかしい、面倒くさいなどと言って文章や動画から逃げてしまうんです。
守秘義務があるから書けないは言い訳
それは本当に知らない所で採用と売上にもの凄く損しています。私は真剣に1、2ヶ月掛けて100万文字以上書きましたが、圧倒的に効果があるし、是非みなさんの会社がミスマッチが無くなって、採用も上手く行くので取り組んだ方がいいと思います。良いよ!と言って良くある「ウチはこれだから無理なんだよ」という第1位が「守秘義務があるから」なんですよ。守秘義務があるから書けないよ、と言います。
天下一品食べて美味しかった、と書くのはどう考えても守秘義務に入っている訳ないと思うんですよね。そういうレベルです。社長の好きなアニメ0083だ、は守秘義務違反だ、とかそんな訳、ない!ですよね。日常を公開していくだけでも、採用は上手くいくと知って欲しいし発注側も意外と見ているんです。ラクジョブやラクビジを頼んでくれているお客さんに「清水さんはこってり派なんだ」とか「平田さんはよく続いているねぇ」と言われます。
これは、発注側は本来見る必要ないですよね?でも、考えてみたら受託仕事だったら安ければ数百万単位だし、高ければ数億単位出す会社さんもいるかも知れない。その時に発注する相手はどんな会社なんだろう、と見られる。しっかりと更新されるのは、売上にも繋がりますし、もし、書くのが大変だと思った際は売上部分ならビ・ハイアHPの「外注先情報へ載せて」とスタッフに言ってくれたら書きます。
さらに、新しい試みなので、先着10社様までは実際取材に行き、ここの外注先情報or案件情報に無料で載せる、というのもやろうと思います。取材に行き、こういう案件があります、こういった会社が協力会社を探しています、という情報を1000~2000文字くらいのちゃんとした記事にします。
外注先を無料で募集しているよ、という情報をビ・ハイアHPへ無料で載せます。だからと言って、後で何かを売り付けることもありません。案件が欲しい場合も、こんな人が空いています、こんなのが得意です、という情報を無料で取材して記事にします。それで、BtoB案件や外注先募集ではなくて、自社のHPとか、あるいはソフト、商品を宣伝したい、求職者さんにも知って欲しいという場合はラクジョブ新聞の方へ載せます。ここにはだいたい4万人くらい会員がいるので、アニメゲーム漫画好きに広告出来ます。ラクジョブとアニメゲーム漫画研究所HPには10社まで。
私も全部請けてしまうとパンクしてしまうので、ただ色々なミスマッチを無くしたいと思っているので、10社までは無料でやります。なので、アニメゲーム漫画研究所やラクジョブ新聞に載せたい、宣伝したいなという場合はお渡ししているアンケートにチェックを入れてください。欲張って2つチェックしている人は、優先順位下がるかも知れないです(笑)どちらかにしておいて欲しいです。
最後にさっきは菅谷さんの動画マーケティングの宣伝をしましたが、今度はウチの新しいサービスの紹介をさせて下さい。正直これをやろうとすると大変だと思います。Googleはコンテンツの判断について、1000~2000文字くらいの独自のリソースを使って調べ、コピペなどではなく書籍みたいな文章でキチンと書いてあること、と言っています。そう言った縛りがあります。
そう言ったのを毎日俺出来るよ、と言うならワードプレスをインストールして、あと、サーバー代、月数千円くらいで出来ちゃうんですよね。それで記事を書く部分だけ、ビ・ハイアに任せたいというお客さんがいたら今日のアンケートの最後のZMC(ジーモック)にチェックして下さい。
そうしたらウチのスタッフが営業に行きます、「営業はちょっとなあ、御宅しつこいじゃん」と思う会社さん向けに資料だけ下さい、という項目を設けておいたので、そこにチェックしておいてください。最後に菅谷さんから一言ありますか?
菅:今日の話で欠かせないキーワードは「大量」という言葉だと思います。大量という言葉を胸に2016年、大量の情報発信をしていただきたいと思います。
清:本当にアニメゲーム漫画業界の会社さんが、売上や採用に関して社長さん達が頭を悩ませなくなったら絶対に作品作りに時間を費やせると思います。なので、その思いで自社で記事を大量に更新したら上手くいった情報と2年間実践して上手くいった動画の方法について紹介させていただきました。
では、これから名刺交換に移っていただくんですが、アニメゲーム漫画業界のために無料でやっていることなんですが、未だに仕事になったらお金が発生するんじゃないですか、とか言われますが、8年、9年ずっとお金を取らずにやっていて、お金は全く掛かりませんから、皆さん存分に営業し合って皆さんの売上アップに繋げて欲しいなと思います。
ありがとうございました!
合わせて下記も読まれるのがお奨めです。
※1サジェストキーワード…文字を入力した時に出てくるキーワード候補のこと。例えば「ビ・ハイア と入力した際出てくる、電話orしつこいなどの次に繋がる言葉の候補のこと
※2エクサバイト…データなどの容量を表す単位。小 キロ→メガ→ギガ→テラ→ペタ→エクサ 大
講演 YouTubeコンサルタント菅谷信一さん
文章書き起こし ビ・ハイア株式会社 桜井悠太
文章編集 ビ・ハイア代表取締役 清水有高
菅谷さんが代表を務める会社アームズエディションのHPは下記をクリックしてください
動画戦略について相談したい場合は下記に連絡してください。
清:ビ・ハイアの清水です。よろしくお願いします。ちなみに、菅谷さんの良さをだいぶ伝えましたけどウチに1円も入って来ません。別にラクビジ入っているとかじゃないですからね(笑)代理店の営業をしている訳でもないので。
本当に、最初菅谷さんの本を読んで…中小企業の経営者なんで売上あげたいなと思っていると思うんですよね。まぁ売上あげたくないと思っている社長はいないと思うんですけど、さらに言えば営業も楽になりたいなぁって。本に出会って2年くらい前に「1000個投稿しろ」って書いてあったんですよね。
ビ・ハイアと付き合い長いと思うので、分かると思うんですが一時期メチャクチャ動画増えたと思うんですよ。あれは、私が本に書いてあることは10倍くらいやろうというタチなんで、1000個と書いてあったら1万個投稿してやろうと思って1年に1万個以上投稿して、一度アップし過ぎてYouTubeに赤BAN喰らって全部消えちゃったんですよ。
10,000個アップしたら一瞬で消えて1000万がパー
(会場:OH〜)
清:もう…社長としては、人件費計算しましたけど、1000万くらい掛けてアップした奴が消えている。そうすると、問い合わせも減って、悲しい思いをしたんですけど。今度はそこからさらにリスクヘッジして、2万個、3万個と投稿したらやっぱり(問い合わせや反応が)戻ってきた。
本当に凄く良い営業の方法としてあったんで、まあ私がビ・ハイア作ったのもクリエイター出身の皆さんは、アニメゲーム漫画を作ったり、ディレクションしている側に回って欲しいな、という思いがあるんですよね。そういう時に営業って、正直、営業コスト0で売上が上がる方が嬉しいと思うんですよ。だから、その一つの方法として、菅谷さんの方法が良いなと思ったので紹介をさせていただきました。
清:今日は1万円のDVDをタダでくれるんでしたっけ?
YouTubeコンサルタント菅谷信一さん
菅:(間髪入れず)そうですね。名刺交換していただいた方には特別に、今日は。僕は茨城の水戸に住んでいるんですけども、スーツケースにですね。200人入るんじゃないかって話を聞いていたので、200枚持って会場にやって参りました。
清:ってことは、一人2枚渡しても良いんですか?
菅:(笑)ええ、まあ人数がいますからね。同じ物を2枚渡すことになりますけども、はい(笑)
清:まあ100人くらいなんで(笑)
菅:分かりました!(笑)
清:名刺交換を直接した人だけ?
菅:名刺が足りない、忘れてしまった、という方も、僕が名刺を差し上げますからそこにメールをいただければ結構です。なので、名刺ある、なしにかかわらず(ブースへ)寄っていただければと思います。
清:本当効果が出たので。あと、知っている人もいるかもしれないですが、ビ・ハイアってアホみたいに読書する会社なんですよ。本当スタッフの新卒募集記事でも書いているんですけど。月100冊以上、小説と漫画と雑誌以外で読まないとウチの社員じゃないっていう、月100冊です。それをやっているくらい私は、本好きなんですね。なので、著者の応援という形で今日は登場させていただきました。
菅:はい、有難いです。
清:その流れでもう一つ別の講演に菅谷さんをゲストで。ここから先、菅谷さんはアドリブになるんですけど(笑)ここからは、中小企業の会社さんに向けてですね。そう言っても売上10億くらい含めての会社なんですが、自社の採用とホームページで売上を上げるっていう方法について説明したいなって思います。今日だいたい150人くらいと言っていて、8年間くらいずっと続けているんですが、2割くらい残念ながらドタキャンする人いるんですよね。
平:2割もいない。1割。
清:2割もいない?1割くらい?怒られました(笑)
平:はい。
清:1〜2割くらいドタキャンされるんですけど、今日はちょっと(ドタキャン数が)多いなと思ってて、150人だからだいたい130人くらい来るだろうなと思っていたら、100人くらいなんですよね。と思ったら、山手線が30分遅れているっていう話で大変みたいです。何でそんなことになっているかは分からんけど。
平:今、お客さんから伺って事故らしいです。
清:あ〜なるほど。じゃあ話を戻して、アニメゲーム漫画経営戦略研究所っていうホームページの説明をしたいと思うんですけど、まあ最初に平田もちょっと説明していたことですが、大量にYouTubeを投稿した。そして今度は、大量に記事を、文字を書いたんですよ。それで、会社のホームページを毎日ちゃんと「更新してまーす」っていう人はいますか?社長の方。
100社いても毎日更新してる社長はゼロ!
(手は全く上がらない)
素晴らしい、講演のやり甲斐がある(笑)正直言って会社のホームページなんて私も更新していませんでした。起業して11期目になったんですけど、だいたい3回今までリニューアルして、適当に会社概要、住所、とかを適当にチョコチョコっと書いて、「ハイッお終い」。
あとは、気合い入れて電話だ!まあビ・ハイアよく電話する会社なんでね(笑)電話掛かっている会社なんですけど。それを止めようと、11期目になったんだから、と。(試しに)Googleで「ビ・ハイア」を入力すると、サジェストキーワード※1に「ビ・ハイア しつこい」と出るようになりました。
(会場から大笑い)
清:みなさん検索しているんですよ。「ビ・ハイア しつこい」とか「ビ・ハイア 電話」って。これを見て電話し過ぎなのかなと思って、調べてみました。そうしたら、1年間に20万call電話してて、営業電話だけで、これはやり過ぎだなって(笑)
(因みに現在はサジェストキーワードで出なくなりました)
私営業出身なんで、徹底的にやろうと思ったらGoogleにそんなサジェストキーワードが表示されたんで、これは止めだな。お客さんに喜ばれおらんなと。じゃあ逆に喜ばれるのは、何なんだろうと考えたら、問い合わせが来る方法を増やした方が良いよねって思って…まあ大量投稿は続けていますよ(笑)
今度は文字情報をたくさん投稿しようと、そういう経緯があって外注先や、案件、自社採用ページなどを投稿するようになりました。説明をしましたが、(アニメゲーム漫画研究所の案件バナーをクリック)ここを見るとビ・ハイアの案件情報が無料で見られるように載っているんですよ。例えば、この「18禁イラスト最低2.5~5万円 CG 背景込み 13枚」みたいにビ・ハイアに入ってくる情報をひたすらアップしているんです。
あとは、みなさんの会社で空きラインが出た。4月から動く筈だった、プログラマー3人がちょっと空いちゃった、なんとかしてくれないか。というのを、アニメゲーム漫画経営戦略研究所に載せたり、とかをしています。その他に、営業戦略情報という所へ売上のあげ方とか、業界の人月平均単価とか、とにかく沢山の文字を上げるようにしました。それで、年間10~20万callをやっていたなら、今度は1ヶ月で100万文字を書こうと。昔、playstation(初期)が発売された時、目指せ100万台!というキャッチコピーが有ったんですよ。
それならば、100万文字に私たちもしようということで、1記事にすると平均2000文字くらい、(個数でいうと)500個以上、書いていくペースです。そうしてどんどん書いていきました、中には動画も埋め込んであって、そうしたらやはり問い合わせが増えてきた。さらに、採用も上手くいくようになりました。
求人広告予算ゼロで応募が来るようになった
自社が求人広告会社なのに言いますが、求人広告0で、自社ホームページ経由で応募が来るようになっています。なので、自社のホームページを更新されないというのは…そのページをお客さんも見ています。
外注を探しているSAPさんやパブリッシャーさんなどから問い合わせが来た際、こんな所ありますよ、と紹介したらここ本当にスマホやっているの?ゲームをやっているの?と聞かれるんですよね。でも、本当にやっているんですよね。
みなさんも心当たりあると思いますが、コンシューマーゲームずっとやっています、というホームページに。でも、実はスマフォもやっている。そこを紹介するとスマフォやっていないじゃんと(外注先候補から)切られるんですよ。ビ・ハイアが「ここはちゃんとスマフォをやっているんです」「運営でちゃんとタイトルをやっているんですよ」と説明しても、「いやいや。ホームページに載っていないから、こっちの方がやっているじゃん、こっちを紹介してよ」とか。そんな風に言われちゃう。
知らない間に営業の機会損失を生んでいる
怖いのが「あの会社はホームページ更新されていないから注文するのを止めた。問い合わせするのを止めた」っていうのは、いちいち言わないのでね。SAPさんも、パブリッシャーの担当者さんも。
これは、知らない間にそういう風な損をしているし、(自社スタッフ)応募でもそういう風に損しているというのを、菅谷さんが大量投稿だったので、大量に記事を書いてみたらどうなるかっているのを試してみたことでした。
そして、ここからアドリブなのですが、菅谷さんはこの話を聞いてどう思います?ネットの専門家として。
大量がキーワードのネット戦略
菅:「大量」という言葉、これは非常に重要なキーワードに当たります。10年前と今は、ネットの社会、何が違うのか?10年前は、少量を高品質、あるいは少量でそこそこの情報でも、情報自体が少なかったのでそこそこ引っ掛かった。でも、今は星の数ほど情報があるので大量にという言葉は付き物なんですね。YouTubeも大量。ブログの記事も大量。この大量という重要なキーワードをしっかりと押さえてますね。
総務省のデータによると・・・
清:そして大量の目安を調べてみました。総務省が2005年から情報の流通量というのを調査していて、だいたい何エクサバイト※2あるのか、などを調べています。
そこで2005年と2014年を比べると約9.3倍くらい違っていて、つまり、9.3倍調べたがっているんですね。
皆さんが。(会場にいる)皆さんも2005年とかだったら、レストランを探すのに食べログを使っていなかったと思います。価格.comは使っていたかも知れませんね。
だけど、今はスマフォで調べるのは当たり前じゃないですか。それくらい「検索したい」というニーズが増えている中で、2005年から2014年で10年だから、楽勝で10倍を越えていると思うんですよね。その場合、最低10倍の情報配信をしていなかったら、10倍更新していなかったら…時代から知らない間に遅れちゃっている!、と偉そうなことを言いましたが、去年の12月まではウチもそんな感じだったんですよ(笑)
それで、実際更新しだしたら、問い合わせは増えるし、採用は上手くいくし、っていうのを実感して伝えたいなと思い喋りました。それで、この(アニメゲーム漫画研究所の)中に菅谷さんも笑ったという人気記事もあるんですけど。
菅:(笑)はい、毎日見ております。
画面が切り替わり、
「新卒募集 清水有高社長について行けない!辞めよう!と思った瞬間は?女性副社長平田が語る それでも続けているのは?なんで?」についての話へ。
清:タイトル(笑)新卒募集記事なんですけど。ここにいる平田、ウチの副社長なんですが、新卒7年目。新卒7年ってもはや新卒じゃないよね。「新卒募集 清水有高社長について行けない!辞めよう!と思った瞬間は?女性副社長平田が語る それでも続けているのは?なんで?」というこの記事が営業先でめちゃくちゃ人気なんです。
赤裸々過ぎて。何が赤裸々かというと。普通の求人広告では有り得ないことを書いているんですよね。どこら辺が一番有り得ないって言われるかな?
平:まず、辞めようと思った理由を載せるっていうところですね。
菅:普通は載せない、隠す情報ですもんね。
清:(笑)ちなみに、似たようなコンテンツを載せているっていう人は、いないと思うんですよ。会社の中で、自社ホームページで、自分の会社を辞めようと思ったけど、続けているっていうのは。
でも、当たり前ですけど辞めようと思うんですよね。私はそんな社員が居たら私は傷付きますけど…でも普通はそういう風に思うんですよね。辞めようと思ったけど、続けているっていうのが普通のスタッフだと思うんです。ってことは、そういう情報を配信するとこれを見て応募が来るんですよね。正直に配信している、っていうのが分かって。ちなみに、菅谷さんはこれを見て一番何が面白かったですか?
菅:平田さんが社長の前で実際怒られたという、言葉まで書いているんですよね。例えば、平田さんが社長の前で反省はしている、と。だけど「お前は反省しているようには見えない」と余計怒られている。これを見て私は非常に厳しい社長だなと思いました。非常に赤裸々な場面でイメージが湧いて、本当に隠さずオープンにしていますよね(笑)
清:他にもですね。大山の記事があって、ウチの新卒6年目。社会人6年目の大山莉加という女性がいるんですけど、悲惨な話がいっぱい書いてあって、大山がインターンだった頃、ウチで頑張ってくれていたんですよ。インターンしていて仕事が終わっていなかったんですけど、学生さんだったので、卒業旅行があったそうなんです。
その時、
「大山:社長、卒業旅行あるんで行ってきます」
と言ってきたんで
「清:馬鹿野郎!!仕事終わってねぇのに行くな!」
って言ったんですよ。
それで結局、大山は卒業旅行けなかったんですよね。その時に、「大山:私はこのまま友達とも縁が切れていって孤独死するんじゃないか」って思ったという記事があるんですけど。それよりも良いことがあったから残っている訳ですよね。絶対仕事をしていたらしんどいし、楽しい仕事だけじゃない、とみんな分かっている筈なんです。
求職者が信用する情報を配信しよう
残念な話なんですが、総務省の調査で、就職者がどんなソースを就職の情報を取り入れるのかっていう調査があるんですよ。
そこのトップ1位は会社のホームページなんです。1番信用できるソースとして求職者達は会社のホームページを見ています。そして、2位に求人広告が来ています。求人広告を知った、チェックした後は必ず御社のホームページを見ているんです。
そこでもし情報が載っていなかったら、それだけで応募がされていない可能性があります。これは凄い損失です。2005年くらいまでならその感覚で作っているホームページでも良かったんですよね、ネット回線はそこまで早くなかったですし、ADSLが出始めたくらい、3G回線でしたし。1個1個探すのは手間でした。しかし、今はスマフォで直ぐに調べられてしまう時代で、採用情報がきちんと更新されていないと凄い打撃になってしまう。
高い求人広告費が無駄になっていませんか?
ラクジョブも高い金額を取るので、131万円とか、それくらい取るんですけど、自社ホームページ載せていなかったらリクナビネクスト、findjob、イーキャリア、どこへ載せていてもダメなんですよ。これは効果が激減しています。最近ミスマッチが多い、良い人が来ないと思ったら採用ホームページの部分だけでも更新された方が、良いと思います。ほとんど更新している会社はないのでちょっと更新するだけで、全然効果が違うのでやった方が良いと思います。どれくらいの頻度で更新すると良いんですかね?
菅:僕が思うのは…募集要項が最低限変わりますよね。毎年。ですから、年に1回は必要部分は変えていると思いますが、更新しやすいネタっていうのがありますよね。
例えば、先輩のメッセージとか、先輩同士の対談とか、そう言ったモノであれば月に1回更新しようと思えば、出来る訳なんですよね。だから、頻度に関しては明確な決まりはないですが、人物に焦点を当てるというのが1番良いと思います。
清:こんな風に専門家の人に語られると難しいな、と思うかもしれません。ただ、私がライトにあげている記事というのは「天下一品 行った。美味かった。やっぱりこってりだよね。」なんですよ。他にも「どんなアニメが好きか テレビシリーズに限定されて答える」なんかは、ガンダム0083、最高なんていう、この中に0083好きな人がいたら友達になれると思います。0083好きだー!とか。考えてみたら、採用ホームページに社長の好きな物、載っていても良いですよね。
でも、それすら書いていないのに履歴書などで大量に書いてもらう、というのは、フェアではないし、求職者さんに敬遠されてしまうんですよね。なので、自分の好きな物を書くだけで効果があるのはここは是非やって欲しいなと思います。そこで、どんな人が来るの?と気になっていると思うんです。求人広告0、自社採用ホームページでどういう風な人が来るんだろうって。なので、今日は、自社ホームページ経由で来た子達に、まだ学生なんですが本日インターンで手伝ってもらったのでその子達を紹介したいなって思います。
(インターン3人がステージへ)
清:この内の2人は今日初めてウチに来た子、面接すらしていません。自社ホームページから応募が来た子のメーリングリストを取っているんですが、そこに今朝18時から交流会やるんで「手伝いたい奴来い!」とメールを送って来た子達です。
なので、(2人は)一度も面接はしていませんし、当然内定も出ていないです。純然たる応募者です。1人は面接まで行っています。採用ホームページは赤裸々にウチは書いているので、そのページを見てどういう風に思ったかは、彼らに聞いてみてください。彼らにもそれが今日の仕事であると伝えてあります。これくらいの無茶振りに耐えられなかったら社会人は大変だよ、社会勉強になるし良かったね(笑)という話をしております。ただ、学生さんなので、お手柔らかに(笑)案件など欲しい場合はこの子達は分からないので、他のスタッフ達に聞いて下さい。そこだけは、ご容赦下さい。
清:新卒で良いのなら、ホームページしっかりと更新するだけで、月100人応募が来ます。プログラマー、デバッガー、プランナー、グラフィッカーとか。新卒、未経験で良いのならば、月100人は充分に来ます。
だから、ラクジョブは要らない、どうしよう。という感じです。find jobも、リクナビネクストも要らない世界です。でも、私はそういう世界の方が良いと思っていますよ。私も求人広告の社長をやっていますが、求人広告は高いもん!
リクナビとか、エンジャパンとか、出していますけど、年間4~500万くらい使って、高いな、どうしようかな、と思った結果、自社で採れないかなと思い、試した方法なので是非毎日の更新、ウチの採用ページを見てもらって「これを真似すれば良いんだ」と思ったら人を採れる様になるので、社長が頑張って書くとOKだと思います。動画を埋め込んだりも良いんですよね?
菅:もちろん。
清:動画を採用に使う、という良さを菅谷さんから説明をして欲しいなって思います。
菅:この話のキーワードはガラス張りっていう言葉だと思うんですね。普通、会社の外からの情報は見えませんし、応募者側も分からないですよね。これを、文章やさっきの記事みたいにガラス張りにしても良いし、動画というのはもっと良いと思います。動画は嘘を付けないし、会社の情報というのを表現をしますから。なので、動画と文章を同時にやっていくのが1番良いと思いますね。
清:これも今、動画を撮っていますし、ビ・ハイア応募すると無茶振りされるのっていう所まで赤裸々に撮影されています。そういう風にやるとミスマッチが減ります。なので、(文章と)動画は良い方法なんですが、恥ずかしい、面倒くさいなどと言って文章や動画から逃げてしまうんです。
守秘義務があるから書けないは言い訳
それは本当に知らない所で採用と売上にもの凄く損しています。私は真剣に1、2ヶ月掛けて100万文字以上書きましたが、圧倒的に効果があるし、是非みなさんの会社がミスマッチが無くなって、採用も上手く行くので取り組んだ方がいいと思います。良いよ!と言って良くある「ウチはこれだから無理なんだよ」という第1位が「守秘義務があるから」なんですよ。守秘義務があるから書けないよ、と言います。
天下一品食べて美味しかった、と書くのはどう考えても守秘義務に入っている訳ないと思うんですよね。そういうレベルです。社長の好きなアニメ0083だ、は守秘義務違反だ、とかそんな訳、ない!ですよね。日常を公開していくだけでも、採用は上手くいくと知って欲しいし発注側も意外と見ているんです。ラクジョブやラクビジを頼んでくれているお客さんに「清水さんはこってり派なんだ」とか「平田さんはよく続いているねぇ」と言われます。
これは、発注側は本来見る必要ないですよね?でも、考えてみたら受託仕事だったら安ければ数百万単位だし、高ければ数億単位出す会社さんもいるかも知れない。その時に発注する相手はどんな会社なんだろう、と見られる。しっかりと更新されるのは、売上にも繋がりますし、もし、書くのが大変だと思った際は売上部分ならビ・ハイアHPの「外注先情報へ載せて」とスタッフに言ってくれたら書きます。
さらに、新しい試みなので、先着10社様までは実際取材に行き、ここの外注先情報or案件情報に無料で載せる、というのもやろうと思います。取材に行き、こういう案件があります、こういった会社が協力会社を探しています、という情報を1000~2000文字くらいのちゃんとした記事にします。
外注先を無料で募集しているよ、という情報をビ・ハイアHPへ無料で載せます。だからと言って、後で何かを売り付けることもありません。案件が欲しい場合も、こんな人が空いています、こんなのが得意です、という情報を無料で取材して記事にします。それで、BtoB案件や外注先募集ではなくて、自社のHPとか、あるいはソフト、商品を宣伝したい、求職者さんにも知って欲しいという場合はラクジョブ新聞の方へ載せます。ここにはだいたい4万人くらい会員がいるので、アニメゲーム漫画好きに広告出来ます。ラクジョブとアニメゲーム漫画研究所HPには10社まで。
私も全部請けてしまうとパンクしてしまうので、ただ色々なミスマッチを無くしたいと思っているので、10社までは無料でやります。なので、アニメゲーム漫画研究所やラクジョブ新聞に載せたい、宣伝したいなという場合はお渡ししているアンケートにチェックを入れてください。欲張って2つチェックしている人は、優先順位下がるかも知れないです(笑)どちらかにしておいて欲しいです。
最後にさっきは菅谷さんの動画マーケティングの宣伝をしましたが、今度はウチの新しいサービスの紹介をさせて下さい。正直これをやろうとすると大変だと思います。Googleはコンテンツの判断について、1000~2000文字くらいの独自のリソースを使って調べ、コピペなどではなく書籍みたいな文章でキチンと書いてあること、と言っています。そう言った縛りがあります。
そう言ったのを毎日俺出来るよ、と言うならワードプレスをインストールして、あと、サーバー代、月数千円くらいで出来ちゃうんですよね。それで記事を書く部分だけ、ビ・ハイアに任せたいというお客さんがいたら今日のアンケートの最後のZMC(ジーモック)にチェックして下さい。
そうしたらウチのスタッフが営業に行きます、「営業はちょっとなあ、御宅しつこいじゃん」と思う会社さん向けに資料だけ下さい、という項目を設けておいたので、そこにチェックしておいてください。最後に菅谷さんから一言ありますか?
菅:今日の話で欠かせないキーワードは「大量」という言葉だと思います。大量という言葉を胸に2016年、大量の情報発信をしていただきたいと思います。
清:本当にアニメゲーム漫画業界の会社さんが、売上や採用に関して社長さん達が頭を悩ませなくなったら絶対に作品作りに時間を費やせると思います。なので、その思いで自社で記事を大量に更新したら上手くいった情報と2年間実践して上手くいった動画の方法について紹介させていただきました。
では、これから名刺交換に移っていただくんですが、アニメゲーム漫画業界のために無料でやっていることなんですが、未だに仕事になったらお金が発生するんじゃないですか、とか言われますが、8年、9年ずっとお金を取らずにやっていて、お金は全く掛かりませんから、皆さん存分に営業し合って皆さんの売上アップに繋げて欲しいなと思います。
ありがとうございました!
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YouTubeで売上を上げる4つのポイント ビ・ハイア交流会にて菅谷信一さん講演書き起こし
※1サジェストキーワード…文字を入力した時に出てくるキーワード候補のこと。例えば「ビ・ハイア と入力した際出てくる、電話orしつこいなどの次に繋がる言葉の候補のこと
※2エクサバイト…データなどの容量を表す単位。小 キロ→メガ→ギガ→テラ→ペタ→エクサ 大
講演 YouTubeコンサルタント菅谷信一さん
文章書き起こし ビ・ハイア株式会社 桜井悠太
文章編集 ビ・ハイア代表取締役 清水有高
菅谷さんが代表を務める会社アームズエディションのHPは下記をクリックしてください
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このブログを書いた人
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清水 有高ビ・ハイア株式会社 代表取締役社長 » 詳細プロフィール
アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブ 運営会社代表。アニメ超好き・ゲーム超好き・マンガ超好き。アニメゲームマンガはBlu-rayも、ゲームも、マンガもジャケ買いが楽しい。後、読書大好き。マンガ以外に一月1,500冊以上読む読書家。アニメゲームマンガに囲まれて生きるためにこの会社を作ったような人。