2016.01.27 YouTubeで売上を上げる4つのポイント ビ・ハイア交流会にて菅谷信一さん講演書き起こし
YouTubeコンサルタント菅谷信一 講演書き起こし
菅谷信一:菅 平田悠貴:平
菅:こんばんは。YouTube専門のコンサルタントしてます。菅谷信一と申します。実はビ・ハイアさんの交流会は昨年ですかね、一度話をさせていただいたことがあります。もしかするとみなさんの中には、僕の顔を見るのが2回目という方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
今日は1月年頭ですので、ネットの戦略について。みなさんの会社でも色々な形で展開されていると思いますが、やはり僕はYouTubeの専門だから、っていうこともあるんですけれども、会社のネット活用でやはりこの動画戦略を上手に使えている所とそうじゃない所がハッキリしてきていると感じます。今日は限られた時間ですけども、2016年YouTubeの戦略を有効活用、4つのポイント、ということで、こうしたポイントを少しワンランク、ワンステージ上の使い方を頭において展開していただくと、例えば自分の会社のPR、あるいは採用活動、色々な形で役に立ってくると思います。今日はそんな事例を交えながら紹介させていただきたいと思います。
写真左 YouTubeコンサルタント菅谷信一
色々動画の投稿、戦略、簡単に言いますとですね、ビ・ハイアさんにもやっていただいていることなのですが、僕は日本全国の業界の方、個人自営業の方で建設関係とかですね。業種、地域バラバラです。色々な企業の方にYouTubeを使った業績アップ。
こういったアドバイスをしているんですが、一言でどう言ったYouTubeの使い方をしているのか。1分くらいの動画で編集を全くしない撮りっぱなしの動画をですね。1日3本のペース、毎日続けてください。というのが僕のコンサルティングの方針なんですね。
とにかく編集する手間を掛けない、撮りっぱなしで、スマホでも、デジタルカメラでも結構です。1分くらいの編集しない動画を日常業務の中で撮れるものをですね。作業風景でも良いです、お客様との会話でも結構です。そうした物を1分間の動画の中で1日3本最低撮ってみましょう。と。まぁビ・ハイアさんの場合はちょっと1日3本という枠を超えて、全体的に何本くらいですか?
YouTubeコンサルタント菅谷信一も恐ろしいと認めるビ・ハイアの動画投稿数
平:1日100本です。
菅:全体で合わせて100本だそうです(笑)まあ全国平均からすると恐ろしい会社なんですけども。僕は最低限小さい会社に求めているのは1日3本!1日3本!投稿しましょう。ポイントは、YouTubeのタイトルがグーグルの検索に引っかかるので、自分がこういったキーワードで検索されたいという言葉を使い分けて、出来る限りバリエーションに富んだ形で1日3本投稿していきましょう。これを1年間やると大体これで、1か月お休みの日もありますから80本ペース。これを1年間やり続けると、960本、大体1000本ということですね。
千種類の言葉で自社を目立たせよう!
千種類の言葉で引っかかるようになる。これがコンサルティングしている中小企業にやっていることなんですね。結果は一目瞭然、千倍目立つ会社になるということです。ビ・ハイアさんの場合1日100本ということですから、3万倍とかそれくらいですか(笑)それくらい目立つ会社になる。
ビ・ハイアは1000種類じゃなくて3万種類やった
今年の正月から比べると、3万倍目立つ会社になるということを、実際、ビ・ハイアさんがやられていて、元々業績が良い会社が業績をもっと伸ばすということは大変なことなんですが、ビ・ハイアさんは確実にYouTubeを使って着実に成績を伸ばしているということです。今日は時間の関係があるので、YouTubeの全体像という所まではお話出来ませんが、今日は後半の名刺交換会。僕と名刺交換いただいた方にはそのYouTube戦略含めて学べるようなそういったDVDを無料でプレゼントしますので、これをキッカケにYouTube戦略を学んでもらえれば、と思います。
そういった基本戦略なんですが、その上で2016年どんなポイントを頭に置いてやっていくと上手くいくのか、さらに、動画戦略の花が開くのか、4つのポイントにまとめてみました。
(pdf資料1ページ目の話へ)
菅:1つ目のポイント、こちらのポイントを紹介させていただきます。まず、皆さんYouTubeの動画を、小さいお子さんなんかもね、電車の中でも、YouTubeへの滞在時間は非常に多いですよね。
ここで自分の会社の広報宣伝、上手に出来ると良いPRになります。1円もお金を掛けずに文章を書く必要もなくて、最短で3時間後にはGoogleの検索上位に表示される。こういった優れた面がありますよね。もちろん、今言ったようにGoogleがYouTubeの題名を見ているということもあるんですが、もう一つは、YouTubeを皆さんも見ていてこういった使い方をしていないですかね。この画面の右側(スクリーンを指差しながら)ちょっと画面のここ、URLを押してもらえますか?
関連動画を注目しよう
菅:(スクリーンにリンク先が映る)ある一つの画面をお見せしますけども、この僕が指を指しているこの辺り(YouTube再生時の関連動画を指しながら)この関連動画っていう所があります。実はYouTube見ている方というのは、このタイトルを検索して見に来る方と、同じくらい関連動画から見に来る方が多いんです。なので、関連動画系の対策をしておくとYouTubeのアクセスが伸びる、そういう風に言われています。このやり方は非常に簡単で、今僕はある動画を再生しているのですが、関連動画はほとんど僕が投稿した動画なんです。
これは理想的ですよね。自分の動画が再生されている、その右側に出ている関連動画は全部自分の動画。だとしたら、一番理想ですよね。実はこういった仕掛けをするのは簡単です。よくホームページである言葉ですけども、タグという言葉があります。YouTubeにもタグという設定がありまして、やり方は非常に簡単です。自分はこの10個の言葉を使うと決めたら、その10個の言葉をタグに設定して、自分が投稿する動画を全てその10個に決めて設定するという方法です。
動画によってタグを使い分けない、タグを統一させることでこう言いった風に自分の動画だけで独占出来ます。今、PCで動画を見ますと、見終わった後に自動的に次の動画が再生されます。それも自分の動画が再生されると良いですよね。ということで、このタグ、関連動画対策を上手にやると、結果的に自社が出しているYouTubeの動画の再生率が高くなります。
ビ・ハイアさん含め、このYouTubeを使って成功している会社、、まず大量投稿、コツコツと動画を上げることが基本ではあります。ですが、一つ細かいテクニックで言うと関連動画対策というのを上手にやっている。こういったことが一つ(ポイントとして)挙げられますね。ですので、是非タグの設定を動画によって使い分けずにこの10個のキーワードを使うと決めてですね。自分が投稿する動画、全てにそのタグを共通して使っていくということ、そんなことで関連動画を自社が配信した情報で独占出来ると実現できるようになります。それでは2つ目のトピックスへ行きましょう。
(資料2ページ目へ)
菅:こちらをご覧になってください。実は、Googleの子会社なんです、YouTubeは。そして、GoogleはYouTubeのどこを検索の結果として表示しているのか、3つのポイントがあります。GoogleはYouTubeのどこを見ているのか、3箇所しか見ていません。一つは、題名です。
例えば、表参道の駅前で僕が花屋さんをやっているとします。母の日にはカーネーションを売りたいですね。というと、僕はYouTubeをどんな題名で投稿したら商売になるかというと、「表参道 花屋or花店 母の日 カーネーション (例えば)当日配達」こういった30文字以内を目安に投稿するとGoogleがよく見てくれる、検索に一番反映してくれる、という調査結果が出ています。
だから、一つは題名です。もう一つは、YouTubeに投稿している人のチャンネル名、登録している人の名義です。これもひとつ引っかかります。ですから、本名よりは自分がどんな業界で、どんな商材を扱っているか、そんな言葉をYouTubeのチャンネル名にすると良いと思います。そして、最後に、これはあまり出ていない情報ですが、再生リストのタイトル。これが非常にGoogleの検索によく引っ掛かります。これは自分がYouTube動画を10コ投稿したら、1番、2番、3番、3つの順番で再生させようという、フォルダー分けみたいな物です。そういった物を、自分がYouTubeの中で自由に設定出来るんです。(再生リストは)そのフォルダーの名称みたいな物です。これを再生リストと言います。
再生リストの名称がGoogle検索に引っかかるので、こういった物を幾つか作っていって、自分がもし花屋さんだとしたら「表参道 花屋 母の日 カーネーション」とか、そんな名称で付けていくということがあります。皆さんもそれぞれの業界、それぞれの立場でこんな動画でネットの検索で引っかかったら良いなと、物凄く露出度が高まったら良いなってあると思うんです。その言葉を単語1個、2個だとGoogle検索、今は厳しいです。
単語3つ、4つ。それくらいだと文字数も30文字で、Google検索は非常によく読んでくれます。YouTubeの動画タイトル1個、1個だけではなくて、(スクリーンを指しながら)折角ですのでこれを押していただけますかね?
こちらは僕のお客さんのある心理カウンセラーの方です。(上手く表示されない)そうしたら、「心理カウンセラー 高牟禮」(たかむれ)を検索していただいて、1番上の方です。そこを押していただいて、再生リストという所を押して下さい。
僕のお客さんは色んな業界の方がいるのですが、この方は心理カウンセラーです。鬱などのカウンセリングをしています。動画も精力的に投稿しているのですが、大量に投稿しているのででグルーピング、グループ分けをしっかりしています。
これが、再生リストです。 再生リストの名称が、例えば、カウンセリングの専門的な用語なんでしょうけども「自己実現 カウンセリング」「トラウマ カウンセリング」とか、カウンセリングの細かいジャンルがある訳なんです。こんな言葉で検索されたいというタイトルを付け、グルーピング、フォルダー分けをしています。こうしたことをして頂くと、YouTube大量投稿している物に相乗効果が出てさらに、検索で引っかかる可能性が何倍にも増えてきます。これが2つ目の実践テクニックということになります。
Googleが見ている3箇所
・動画タイトル
・チャンネル名
・再生リストの名前
(資料3ページ目へ)
菅:そうしたら、次が石材店の事例ですので「まみうだ 石材」と検索をお願いします。(YouTubeページへ飛ぶ)こちらは栃木にある足利の墓石、石材の業者さんです。動画の投稿も頑張っています。(まみうだ 石材さんのトップページを指し)これはHPでいう表紙みたいな物で、YouTubeで言うとマイチャンネルと言います。マイチャンネルの下へ送っていきますと、色々オススメや一押し動画が設定がされています。
マイチャンネルのHPで言う表紙のところに色々要素を付け加えるということで、セクションと言います。「YouTube セクション 追加(or やり方)」と検索すると設定方法は載っております。こういったものを自分のYouTube動画HPの表紙ですからチャンネルの紹介、自社の紹介動画みたいな物を一つ設定する。その下にこれは見てくださいという動画を設定する。
こういった物をYouTubeのセクションと呼びます。こういった物を追加していくと、画面の上を見ても何をやっている会社だなということが分かったり、このチャンネル紹介動画を見ていくと会社の実態が分かったり、さらに、その下を見ると展開している商品、サービスなんかが分かってくるということで、こういったマイチャンネルの画面のカスタマイズをする。これをしないと非常に殺風景な画面になってしまいます。ですので、こういったマイチャンネルの画面の設定僕はセクションの設定を非常にオススメしています。
(資料4ページ目へ)
菅:最後に、4番目のトピックス。実は皆さんにこれがお伝えしたかったネタなんです。ビ・ハイアさんなんかもこの機能を使って売上アップ、この機能がなかったら大量投稿で1年で3万件やっているとはいえ、効果がもうひとつ発揮出来なかったんじゃないかと思うそういった機能です。
YouTubeには動画が2種類あります。全世界の人に見てもらう一般公開、もうひとつはある特定の人にしか見せない限定公開の2つがあります。ビ・ハイアさんも一般向けに年間で3万件やっていますが、公開されていない動画も投稿しています。ある特定のお客様に、例えば山田さんという方と今日商談しました。その山田さんに「今日はありがとうございました。実は言い忘れたことがあるので、今後検討してみてください」という形で営業のフォローアップとか、ご無沙汰になってしまったお客さんに呼び掛ける動画を効果的に使っていくという方法です。
アメリカでは主流 フォローアップ動画
これはアメリカで主流になっています。アメリカというのは動画マーケティング含め、マーケティングが3年進んでいます。日本には3年遅れてやってきます。限定公開にして、特定の人だけに送る動画、これが最先端の使い方になります。事例で出ているのは、運送業者や楽器の販売をやっている方なんですけども、例えば、ヴァイオリンの問い合わせがあった際、あなたにはこれが合っていると思いますよ、という提案の動画を送ります。
そうすると他所の業者ではやっていないことなので、成約率も高まります。もしかしたら、会場に今日いらっしゃっている方も個別の動画を受け取った方もいらっしゃるかもしれません。是非皆さん1円も掛けずに出来ることなので、もう一押しで商談決まるんじゃないか、もう少しでウチへ振り向いて貰えるんじゃないかという存在の方へ向けて、一般公開ではなく、限定公開にしていただいて個別に呼び掛けるような動画を送っていただくと良いと思います。
心理学の単純接触効果
おそらく釈迦に説法だと思いますが、単純接触効果という言葉があります。短期間に7回接触すると心理的に気持ちがなびく、という効果です。それを、メール、文章、ファックス、何でも良いですが、その中に動画を入れて単純接触効果を高めていくと良いんじゃないと思います。2016年始まったばかりですので、今日の話を聞いていただいて営業のこんな場面で使っていこう、クロージングで成約を高める、1回取引が始まった方に浮気をされないように、顧客の維持と書きましたが、長い取引をするためにコミュニケーションアップ、そう言ったことを頭において使っていただきたいなと思います。
4つのポイントおさらい
1、大量投稿の効果を強める関連動画設定
2、チャンネルリストの設定
3、YouTubeの表紙に当たるセクションの運用
4、一般公開と限定効果を使い分けた上手な活用法
菅:今日は限られた時間なので、(4つの)ポイントに絞って紹介しました。そして、ビ・ハイアさんもこの動画戦略を実行していますので、スタッフさんに聞いてみても良いと思います。恐らく専門的な答えが返ってくると思います(笑)僕も名刺交換含め最後まで会場におりますので、質問がありましたら遠慮なく来てください。
名刺交換していただいた方に無料でDVDを差し上げますので、それを見て勉強に臨んで貰っても良いですし、あるいは、今日お配りしたチラシの中に個別の専門家を味方に付けて、個別の指導を受けたという方にはコースを設けておりますのでそうしたものも是非ご検討いただきたいと思います。お時間が来たのでこの辺でマイクを戻させていただきます。ありがとうございました。
講演 YouTubeコンサルタント菅谷信一さん
文章書き起こし ビ・ハイア株式会社 桜井悠太
文章編集 ビ・ハイア代表取締役 清水有高
菅谷さんが代表を務める会社アームズエディションのHPは下記をクリックしてください
動画戦略について相談したい場合は下記に連絡してください。
菅谷信一:菅 平田悠貴:平
菅:こんばんは。YouTube専門のコンサルタントしてます。菅谷信一と申します。実はビ・ハイアさんの交流会は昨年ですかね、一度話をさせていただいたことがあります。もしかするとみなさんの中には、僕の顔を見るのが2回目という方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
今日は1月年頭ですので、ネットの戦略について。みなさんの会社でも色々な形で展開されていると思いますが、やはり僕はYouTubeの専門だから、っていうこともあるんですけれども、会社のネット活用でやはりこの動画戦略を上手に使えている所とそうじゃない所がハッキリしてきていると感じます。今日は限られた時間ですけども、2016年YouTubeの戦略を有効活用、4つのポイント、ということで、こうしたポイントを少しワンランク、ワンステージ上の使い方を頭において展開していただくと、例えば自分の会社のPR、あるいは採用活動、色々な形で役に立ってくると思います。今日はそんな事例を交えながら紹介させていただきたいと思います。
写真左 YouTubeコンサルタント菅谷信一
色々動画の投稿、戦略、簡単に言いますとですね、ビ・ハイアさんにもやっていただいていることなのですが、僕は日本全国の業界の方、個人自営業の方で建設関係とかですね。業種、地域バラバラです。色々な企業の方にYouTubeを使った業績アップ。
こういったアドバイスをしているんですが、一言でどう言ったYouTubeの使い方をしているのか。1分くらいの動画で編集を全くしない撮りっぱなしの動画をですね。1日3本のペース、毎日続けてください。というのが僕のコンサルティングの方針なんですね。
とにかく編集する手間を掛けない、撮りっぱなしで、スマホでも、デジタルカメラでも結構です。1分くらいの編集しない動画を日常業務の中で撮れるものをですね。作業風景でも良いです、お客様との会話でも結構です。そうした物を1分間の動画の中で1日3本最低撮ってみましょう。と。まぁビ・ハイアさんの場合はちょっと1日3本という枠を超えて、全体的に何本くらいですか?
YouTubeコンサルタント菅谷信一も恐ろしいと認めるビ・ハイアの動画投稿数
平:1日100本です。
菅:全体で合わせて100本だそうです(笑)まあ全国平均からすると恐ろしい会社なんですけども。僕は最低限小さい会社に求めているのは1日3本!1日3本!投稿しましょう。ポイントは、YouTubeのタイトルがグーグルの検索に引っかかるので、自分がこういったキーワードで検索されたいという言葉を使い分けて、出来る限りバリエーションに富んだ形で1日3本投稿していきましょう。これを1年間やると大体これで、1か月お休みの日もありますから80本ペース。これを1年間やり続けると、960本、大体1000本ということですね。
千種類の言葉で自社を目立たせよう!
千種類の言葉で引っかかるようになる。これがコンサルティングしている中小企業にやっていることなんですね。結果は一目瞭然、千倍目立つ会社になるということです。ビ・ハイアさんの場合1日100本ということですから、3万倍とかそれくらいですか(笑)それくらい目立つ会社になる。
ビ・ハイアは1000種類じゃなくて3万種類やった
今年の正月から比べると、3万倍目立つ会社になるということを、実際、ビ・ハイアさんがやられていて、元々業績が良い会社が業績をもっと伸ばすということは大変なことなんですが、ビ・ハイアさんは確実にYouTubeを使って着実に成績を伸ばしているということです。今日は時間の関係があるので、YouTubeの全体像という所まではお話出来ませんが、今日は後半の名刺交換会。僕と名刺交換いただいた方にはそのYouTube戦略含めて学べるようなそういったDVDを無料でプレゼントしますので、これをキッカケにYouTube戦略を学んでもらえれば、と思います。
そういった基本戦略なんですが、その上で2016年どんなポイントを頭に置いてやっていくと上手くいくのか、さらに、動画戦略の花が開くのか、4つのポイントにまとめてみました。
(pdf資料1ページ目の話へ)
菅:1つ目のポイント、こちらのポイントを紹介させていただきます。まず、皆さんYouTubeの動画を、小さいお子さんなんかもね、電車の中でも、YouTubeへの滞在時間は非常に多いですよね。
ここで自分の会社の広報宣伝、上手に出来ると良いPRになります。1円もお金を掛けずに文章を書く必要もなくて、最短で3時間後にはGoogleの検索上位に表示される。こういった優れた面がありますよね。もちろん、今言ったようにGoogleがYouTubeの題名を見ているということもあるんですが、もう一つは、YouTubeを皆さんも見ていてこういった使い方をしていないですかね。この画面の右側(スクリーンを指差しながら)ちょっと画面のここ、URLを押してもらえますか?
関連動画を注目しよう
菅:(スクリーンにリンク先が映る)ある一つの画面をお見せしますけども、この僕が指を指しているこの辺り(YouTube再生時の関連動画を指しながら)この関連動画っていう所があります。実はYouTube見ている方というのは、このタイトルを検索して見に来る方と、同じくらい関連動画から見に来る方が多いんです。なので、関連動画系の対策をしておくとYouTubeのアクセスが伸びる、そういう風に言われています。このやり方は非常に簡単で、今僕はある動画を再生しているのですが、関連動画はほとんど僕が投稿した動画なんです。
これは理想的ですよね。自分の動画が再生されている、その右側に出ている関連動画は全部自分の動画。だとしたら、一番理想ですよね。実はこういった仕掛けをするのは簡単です。よくホームページである言葉ですけども、タグという言葉があります。YouTubeにもタグという設定がありまして、やり方は非常に簡単です。自分はこの10個の言葉を使うと決めたら、その10個の言葉をタグに設定して、自分が投稿する動画を全てその10個に決めて設定するという方法です。
動画によってタグを使い分けない、タグを統一させることでこう言いった風に自分の動画だけで独占出来ます。今、PCで動画を見ますと、見終わった後に自動的に次の動画が再生されます。それも自分の動画が再生されると良いですよね。ということで、このタグ、関連動画対策を上手にやると、結果的に自社が出しているYouTubeの動画の再生率が高くなります。
ビ・ハイアさん含め、このYouTubeを使って成功している会社、、まず大量投稿、コツコツと動画を上げることが基本ではあります。ですが、一つ細かいテクニックで言うと関連動画対策というのを上手にやっている。こういったことが一つ(ポイントとして)挙げられますね。ですので、是非タグの設定を動画によって使い分けずにこの10個のキーワードを使うと決めてですね。自分が投稿する動画、全てにそのタグを共通して使っていくということ、そんなことで関連動画を自社が配信した情報で独占出来ると実現できるようになります。それでは2つ目のトピックスへ行きましょう。
(資料2ページ目へ)
菅:こちらをご覧になってください。実は、Googleの子会社なんです、YouTubeは。そして、GoogleはYouTubeのどこを検索の結果として表示しているのか、3つのポイントがあります。GoogleはYouTubeのどこを見ているのか、3箇所しか見ていません。一つは、題名です。
例えば、表参道の駅前で僕が花屋さんをやっているとします。母の日にはカーネーションを売りたいですね。というと、僕はYouTubeをどんな題名で投稿したら商売になるかというと、「表参道 花屋or花店 母の日 カーネーション (例えば)当日配達」こういった30文字以内を目安に投稿するとGoogleがよく見てくれる、検索に一番反映してくれる、という調査結果が出ています。
だから、一つは題名です。もう一つは、YouTubeに投稿している人のチャンネル名、登録している人の名義です。これもひとつ引っかかります。ですから、本名よりは自分がどんな業界で、どんな商材を扱っているか、そんな言葉をYouTubeのチャンネル名にすると良いと思います。そして、最後に、これはあまり出ていない情報ですが、再生リストのタイトル。これが非常にGoogleの検索によく引っ掛かります。これは自分がYouTube動画を10コ投稿したら、1番、2番、3番、3つの順番で再生させようという、フォルダー分けみたいな物です。そういった物を、自分がYouTubeの中で自由に設定出来るんです。(再生リストは)そのフォルダーの名称みたいな物です。これを再生リストと言います。
再生リストの名称がGoogle検索に引っかかるので、こういった物を幾つか作っていって、自分がもし花屋さんだとしたら「表参道 花屋 母の日 カーネーション」とか、そんな名称で付けていくということがあります。皆さんもそれぞれの業界、それぞれの立場でこんな動画でネットの検索で引っかかったら良いなと、物凄く露出度が高まったら良いなってあると思うんです。その言葉を単語1個、2個だとGoogle検索、今は厳しいです。
単語3つ、4つ。それくらいだと文字数も30文字で、Google検索は非常によく読んでくれます。YouTubeの動画タイトル1個、1個だけではなくて、(スクリーンを指しながら)折角ですのでこれを押していただけますかね?
こちらは僕のお客さんのある心理カウンセラーの方です。(上手く表示されない)そうしたら、「心理カウンセラー 高牟禮」(たかむれ)を検索していただいて、1番上の方です。そこを押していただいて、再生リストという所を押して下さい。
僕のお客さんは色んな業界の方がいるのですが、この方は心理カウンセラーです。鬱などのカウンセリングをしています。動画も精力的に投稿しているのですが、大量に投稿しているのででグルーピング、グループ分けをしっかりしています。
これが、再生リストです。 再生リストの名称が、例えば、カウンセリングの専門的な用語なんでしょうけども「自己実現 カウンセリング」「トラウマ カウンセリング」とか、カウンセリングの細かいジャンルがある訳なんです。こんな言葉で検索されたいというタイトルを付け、グルーピング、フォルダー分けをしています。こうしたことをして頂くと、YouTube大量投稿している物に相乗効果が出てさらに、検索で引っかかる可能性が何倍にも増えてきます。これが2つ目の実践テクニックということになります。
Googleが見ている3箇所
・動画タイトル
・チャンネル名
・再生リストの名前
(資料3ページ目へ)
菅:そうしたら、次が石材店の事例ですので「まみうだ 石材」と検索をお願いします。(YouTubeページへ飛ぶ)こちらは栃木にある足利の墓石、石材の業者さんです。動画の投稿も頑張っています。(まみうだ 石材さんのトップページを指し)これはHPでいう表紙みたいな物で、YouTubeで言うとマイチャンネルと言います。マイチャンネルの下へ送っていきますと、色々オススメや一押し動画が設定がされています。
マイチャンネルのHPで言う表紙のところに色々要素を付け加えるということで、セクションと言います。「YouTube セクション 追加(or やり方)」と検索すると設定方法は載っております。こういったものを自分のYouTube動画HPの表紙ですからチャンネルの紹介、自社の紹介動画みたいな物を一つ設定する。その下にこれは見てくださいという動画を設定する。
こういった物をYouTubeのセクションと呼びます。こういった物を追加していくと、画面の上を見ても何をやっている会社だなということが分かったり、このチャンネル紹介動画を見ていくと会社の実態が分かったり、さらに、その下を見ると展開している商品、サービスなんかが分かってくるということで、こういったマイチャンネルの画面のカスタマイズをする。これをしないと非常に殺風景な画面になってしまいます。ですので、こういったマイチャンネルの画面の設定僕はセクションの設定を非常にオススメしています。
(資料4ページ目へ)
菅:最後に、4番目のトピックス。実は皆さんにこれがお伝えしたかったネタなんです。ビ・ハイアさんなんかもこの機能を使って売上アップ、この機能がなかったら大量投稿で1年で3万件やっているとはいえ、効果がもうひとつ発揮出来なかったんじゃないかと思うそういった機能です。
YouTubeには動画が2種類あります。全世界の人に見てもらう一般公開、もうひとつはある特定の人にしか見せない限定公開の2つがあります。ビ・ハイアさんも一般向けに年間で3万件やっていますが、公開されていない動画も投稿しています。ある特定のお客様に、例えば山田さんという方と今日商談しました。その山田さんに「今日はありがとうございました。実は言い忘れたことがあるので、今後検討してみてください」という形で営業のフォローアップとか、ご無沙汰になってしまったお客さんに呼び掛ける動画を効果的に使っていくという方法です。
アメリカでは主流 フォローアップ動画
これはアメリカで主流になっています。アメリカというのは動画マーケティング含め、マーケティングが3年進んでいます。日本には3年遅れてやってきます。限定公開にして、特定の人だけに送る動画、これが最先端の使い方になります。事例で出ているのは、運送業者や楽器の販売をやっている方なんですけども、例えば、ヴァイオリンの問い合わせがあった際、あなたにはこれが合っていると思いますよ、という提案の動画を送ります。
そうすると他所の業者ではやっていないことなので、成約率も高まります。もしかしたら、会場に今日いらっしゃっている方も個別の動画を受け取った方もいらっしゃるかもしれません。是非皆さん1円も掛けずに出来ることなので、もう一押しで商談決まるんじゃないか、もう少しでウチへ振り向いて貰えるんじゃないかという存在の方へ向けて、一般公開ではなく、限定公開にしていただいて個別に呼び掛けるような動画を送っていただくと良いと思います。
心理学の単純接触効果
おそらく釈迦に説法だと思いますが、単純接触効果という言葉があります。短期間に7回接触すると心理的に気持ちがなびく、という効果です。それを、メール、文章、ファックス、何でも良いですが、その中に動画を入れて単純接触効果を高めていくと良いんじゃないと思います。2016年始まったばかりですので、今日の話を聞いていただいて営業のこんな場面で使っていこう、クロージングで成約を高める、1回取引が始まった方に浮気をされないように、顧客の維持と書きましたが、長い取引をするためにコミュニケーションアップ、そう言ったことを頭において使っていただきたいなと思います。
4つのポイントおさらい
1、大量投稿の効果を強める関連動画設定
2、チャンネルリストの設定
3、YouTubeの表紙に当たるセクションの運用
4、一般公開と限定効果を使い分けた上手な活用法
菅:今日は限られた時間なので、(4つの)ポイントに絞って紹介しました。そして、ビ・ハイアさんもこの動画戦略を実行していますので、スタッフさんに聞いてみても良いと思います。恐らく専門的な答えが返ってくると思います(笑)僕も名刺交換含め最後まで会場におりますので、質問がありましたら遠慮なく来てください。
名刺交換していただいた方に無料でDVDを差し上げますので、それを見て勉強に臨んで貰っても良いですし、あるいは、今日お配りしたチラシの中に個別の専門家を味方に付けて、個別の指導を受けたという方にはコースを設けておりますのでそうしたものも是非ご検討いただきたいと思います。お時間が来たのでこの辺でマイクを戻させていただきます。ありがとうございました。
講演 YouTubeコンサルタント菅谷信一さん
文章書き起こし ビ・ハイア株式会社 桜井悠太
文章編集 ビ・ハイア代表取締役 清水有高
菅谷さんが代表を務める会社アームズエディションのHPは下記をクリックしてください
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このブログを書いた人
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清水 有高ビ・ハイア株式会社 代表取締役社長 » 詳細プロフィール
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