2016.03.22 パチンコ・パチスロ 当たりムービー ラウンドムービー 2Dアニメ調の壁
『北斗の拳』が作った版権タイアップ機ブーム
2003年にパチスロ『北斗の拳』がサミーからリリースされ、累計販売台数62万台、パチスロ史上最大のセールス数を記録してから、後に続けと様々な版権ものタイアップ機がリリースされてきました。『北斗の拳』大ヒットの要因となった演出BB(バトルボーナス)の際には、原作漫画やアニメに添った演出が施されたことが話題となりました。液晶のケンシロウとラオウの格闘の結果がBB(バトルボーナス)継続に連動していたため、打ち手はより一層熱心に液晶演出を見るようになりましたし、その後の10回連続BB時に三分の一の確率で流れる『愛をとりもどせ!!』BGMへの変化、20回連続BB時のラオウ昇天演出など、原作・アニメのファンもその丁寧な作りを見たいがためにホールに通ったと言われています。
そこから、版権ものとのタイアップで更なるアニメ・漫画ファン層の遊技機への導入ができると踏み『エヴァンゲリオン』を導入、そのヒットを受けて更にロボットもの、特撮ものなども次々に導入されていきました。
『北斗の拳』から13年。最新ラインナップは
最初の大ヒットタイアップ機、『北斗の拳』から13年。2016年3月現在の最新ラインナップを見てみましょう。情報はコチラからお借りしました。実写ドラマ・映画やソーシャルゲームなど原作の幅は広くなりましたが、日程が確定している新リリース機全てがタイアップ機です。その中でも注目したいのが2Dものの多さです。日程が確定している18機種中、2Dアニメ演出を含むものは13機種。約7割が2Dアニメを導入しています。『北斗の拳』や『牙狼』などフル3Dのアニメーション演出を搭載した機種も多くなっている中で、なぜよりコストも手間もかかる2Dアニメーションが使用され続けているかというと、パチンコの打ち手の年齢層の高さと、タイアップ機で原作・アニメファン層に寄せてきたことの影響によるものだと考えられます。
『北斗の拳』に関してはもともとが劇画チックな作りなので2Dでアニメーションさせるには線が多くコストがかかりすぎますし、3Dのリモデルがうまく行き、コンシューマーゲームでも『北斗無双』などフル3Dのゲームが出て双方のファン層で3D北斗が一般化して浸透していったため、2Dの仕様は図柄にのみとどめ、アニメーション部分は基本的に3Dで行っています。しかし、全てのタイアップ機が3D化できるわけではありません。他の作品を例にとって考えて見ると例えば今回の新機種『風魔の小次郎』に関しては1982年〜1983年にかけて週刊少年ジャンプで掲載されていた車田正美の原作漫画のタイアップ機です。パチスロ『リングにかけろ』のヒットを受けて、同世代・同作家のファン層に向けてのタイアップだと予想できますが、そうすると必然的に作風を壊さない2Dタッチで『リングにかけろ』や車田正美ファンも裏切らない作りである必要があります。同じく車田正美原作の『聖闘士星矢』は3Dアニメ化されているので、遊技機も3Dのものが出始めていますが、通常2Dの作品を3Dに起こすのはユーザーにも作家にも神経を使う作業です。『聖闘士星矢』でも、一番の見せ場であるプレミアム演出部分では描き下ろしの2Dアニメーションを使用しています。
タイアップ機で獲得したファン層を満足させるには現状2Dアニメが必須
このように、タイアップ機で獲得した原作・アニメファン層を満足させるためには現状2Dアニメ演出は必須と考えられます。スーパーリーチやプレミアム演出で、ユーザーが見たいのは手の込んだ原作沿いの2Dアニメ演出なのです。しかし、難点は古い作品であっても古い絵柄では通用しないという点です。例えば今回の『風魔の小次郎』を例にとってみると、キャラの特徴を残しつつ、キャラクターデザインが
現代風にアレンジされていることが分かります。古いものを古いままやっても、現代のパチンコのスペックに合わないばかりか、見劣りしてしまいます。いくらその作品のファンだからと言っても、年齢を経ていく過程で映像の進化を目の当たりにし、作画レベルも現代に目が慣らされているユーザーにとって、ただ当時そのままのものを出されても「古い」としか感じられません。
現在の昔の版権もののタイアップ機2Dアニメに求められるのは、版権原作・アニメファンもうならせるバックボーンを仕込んだ新しいアニメ演出なのです。この辺りの意を汲んで2Dアニメを作成できる会社は少なくなりました。ただ古い絵柄を描ける古参アニメーターも、最近の萌え絵しか描けないアニメーターもいますが、古い版権の良さを生かしつつ現代風にアレンジして遊技機演出に耐えうるクオリティで2Dアニメ化するには相応の技術がいるのです。
遊技機業界の求める2Dアニメを実現する会社
上記のような難しい注文を実現するのが、ポイント・ピクチャーズという会社です。老舗アニメ会社出身の12名の作画監督を中心に正社員として抱え、どんな絵柄にも対応できる対応力と、演出力を兼ね備えています。この12名の精鋭作画監督の内でも、1970〜80年代の絵柄・雰囲気を分かった上で現代風にアレンジできる技術を持つのは数名のみです。演出・広報系ムービーに特化している会社なので、作品研究と音楽と合わさった時の気持ちよさの研究には余念が無く、音合わせのためにまず300回はムービー用の音楽を聴き、そこに映像を当てはめていくといった作業工程を踏みます。特殊な技術とノウハウを持った監督レベルの人材を正社員として抱えているので、完パケまで安心してお任せ頂けます。これからの規制を縫って更なるタイアップ機リリース、ユーザーの求める更なる新しい演出を目指していく企業さまにはぜひ、オススメの会社です。
ポイント・ピクチャーズへのお問い合わせはこちら!
2003年にパチスロ『北斗の拳』がサミーからリリースされ、累計販売台数62万台、パチスロ史上最大のセールス数を記録してから、後に続けと様々な版権ものタイアップ機がリリースされてきました。『北斗の拳』大ヒットの要因となった演出BB(バトルボーナス)の際には、原作漫画やアニメに添った演出が施されたことが話題となりました。液晶のケンシロウとラオウの格闘の結果がBB(バトルボーナス)継続に連動していたため、打ち手はより一層熱心に液晶演出を見るようになりましたし、その後の10回連続BB時に三分の一の確率で流れる『愛をとりもどせ!!』BGMへの変化、20回連続BB時のラオウ昇天演出など、原作・アニメのファンもその丁寧な作りを見たいがためにホールに通ったと言われています。
そこから、版権ものとのタイアップで更なるアニメ・漫画ファン層の遊技機への導入ができると踏み『エヴァンゲリオン』を導入、そのヒットを受けて更にロボットもの、特撮ものなども次々に導入されていきました。
『北斗の拳』から13年。最新ラインナップは
最初の大ヒットタイアップ機、『北斗の拳』から13年。2016年3月現在の最新ラインナップを見てみましょう。情報はコチラからお借りしました。実写ドラマ・映画やソーシャルゲームなど原作の幅は広くなりましたが、日程が確定している新リリース機全てがタイアップ機です。その中でも注目したいのが2Dものの多さです。日程が確定している18機種中、2Dアニメ演出を含むものは13機種。約7割が2Dアニメを導入しています。『北斗の拳』や『牙狼』などフル3Dのアニメーション演出を搭載した機種も多くなっている中で、なぜよりコストも手間もかかる2Dアニメーションが使用され続けているかというと、パチンコの打ち手の年齢層の高さと、タイアップ機で原作・アニメファン層に寄せてきたことの影響によるものだと考えられます。
『北斗の拳』に関してはもともとが劇画チックな作りなので2Dでアニメーションさせるには線が多くコストがかかりすぎますし、3Dのリモデルがうまく行き、コンシューマーゲームでも『北斗無双』などフル3Dのゲームが出て双方のファン層で3D北斗が一般化して浸透していったため、2Dの仕様は図柄にのみとどめ、アニメーション部分は基本的に3Dで行っています。しかし、全てのタイアップ機が3D化できるわけではありません。他の作品を例にとって考えて見ると例えば今回の新機種『風魔の小次郎』に関しては1982年〜1983年にかけて週刊少年ジャンプで掲載されていた車田正美の原作漫画のタイアップ機です。パチスロ『リングにかけろ』のヒットを受けて、同世代・同作家のファン層に向けてのタイアップだと予想できますが、そうすると必然的に作風を壊さない2Dタッチで『リングにかけろ』や車田正美ファンも裏切らない作りである必要があります。同じく車田正美原作の『聖闘士星矢』は3Dアニメ化されているので、遊技機も3Dのものが出始めていますが、通常2Dの作品を3Dに起こすのはユーザーにも作家にも神経を使う作業です。『聖闘士星矢』でも、一番の見せ場であるプレミアム演出部分では描き下ろしの2Dアニメーションを使用しています。
タイアップ機で獲得したファン層を満足させるには現状2Dアニメが必須
このように、タイアップ機で獲得した原作・アニメファン層を満足させるためには現状2Dアニメ演出は必須と考えられます。スーパーリーチやプレミアム演出で、ユーザーが見たいのは手の込んだ原作沿いの2Dアニメ演出なのです。しかし、難点は古い作品であっても古い絵柄では通用しないという点です。例えば今回の『風魔の小次郎』を例にとってみると、キャラの特徴を残しつつ、キャラクターデザインが
現代風にアレンジされていることが分かります。古いものを古いままやっても、現代のパチンコのスペックに合わないばかりか、見劣りしてしまいます。いくらその作品のファンだからと言っても、年齢を経ていく過程で映像の進化を目の当たりにし、作画レベルも現代に目が慣らされているユーザーにとって、ただ当時そのままのものを出されても「古い」としか感じられません。
現在の昔の版権もののタイアップ機2Dアニメに求められるのは、版権原作・アニメファンもうならせるバックボーンを仕込んだ新しいアニメ演出なのです。この辺りの意を汲んで2Dアニメを作成できる会社は少なくなりました。ただ古い絵柄を描ける古参アニメーターも、最近の萌え絵しか描けないアニメーターもいますが、古い版権の良さを生かしつつ現代風にアレンジして遊技機演出に耐えうるクオリティで2Dアニメ化するには相応の技術がいるのです。
遊技機業界の求める2Dアニメを実現する会社
上記のような難しい注文を実現するのが、ポイント・ピクチャーズという会社です。老舗アニメ会社出身の12名の作画監督を中心に正社員として抱え、どんな絵柄にも対応できる対応力と、演出力を兼ね備えています。この12名の精鋭作画監督の内でも、1970〜80年代の絵柄・雰囲気を分かった上で現代風にアレンジできる技術を持つのは数名のみです。演出・広報系ムービーに特化している会社なので、作品研究と音楽と合わさった時の気持ちよさの研究には余念が無く、音合わせのためにまず300回はムービー用の音楽を聴き、そこに映像を当てはめていくといった作業工程を踏みます。特殊な技術とノウハウを持った監督レベルの人材を正社員として抱えているので、完パケまで安心してお任せ頂けます。これからの規制を縫って更なるタイアップ機リリース、ユーザーの求める更なる新しい演出を目指していく企業さまにはぜひ、オススメの会社です。
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このブログを書いた人
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大山 莉加執行役員 » 詳細プロフィール
ラクジョブ運営会社ビ・ハイア株式会社のBLofBLにして、千葉出身の東京都港区民。肉食系女子に見せかけたBL。BL好きのコスプレイヤーと思いきや日本で最もアニメゲームマンガ業界の案件情報、ビジネスマッチングに優れてるのでは・・・と思わせる情報量。彼女のおかげで倒産の危機を乗り切ったり、突然ラインが空いた!!という悲劇を乗り切ったアニメゲームマンガ業界の社長も多い。