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今回ご紹介するのは、メーカーからのコンシューマーゲーム開発案件を一括受注に結びつけた営業代行サービス「ラクビジ」の実績です。現在こちらのコンシューマーゲームは開発中ですが、発売後は複数のプラットフォームで展開されることが決まっています。数億規模の開発案件を繋いだ時の流れとエピソードをご紹介します。

減りつつあるコンシューマー案件に悩み

サービスに加入している会社さんは中堅のゲーム開発会社さんでした。長年コンシューマーゲームを主に開発していましたが、昨今はスマホゲーム開発案件が増えたこともありコンシューマーゲームの開発案件は減りつつありました。
しかし社内からは「前のようにコンシューマーも開発したい」という声が挙がっており、社長さんからも「コンシューマー開発の仕事があったら受けてあげたいと思っている」といったご相談を頂いていました。
そのため、営業代行では開発案件だけでなく部分的な案件が発生した時にもご案内をしていましたが、「すぐの案件が無くても」という形でコンシューマーメーカーさんにも定期的にお繋ぎするようにしていました。

あまり知られていない新規メーカーから相談が

そんな時、以前より付き合いのあるメーカー出身者の方から「新たに社内でコンシューマーゲームのブランドを立ち上げることになった」というご連絡がビ・ハイアのスタッフ宛にありました。そのメーカーはスマホゲームも開発していますが、基本的にはコンシューマーやSteamを中心としたプラットフォームにゲームを出していきたいという考えを持っていました。また、社内にはあまり開発陣を持たず、プロデューサーを置いて開発は外注先企業と協力してゆくという考え方でした。会社を始めるにあたり、外注先として優秀な会社を知りたいというご相談も同時に頂きました。

複数のコンシューマー企画を見せてもらう

ゲームメーカー出身の方からのこういったご相談は珍しくありません。メーカー内ではいつもお願いする協力会社さんが決まっていたりセカンダリー開発会社が既に存在しているため、歴史のある開発会社との人脈は築いていない、または名前すらも知らないということもよくあるのです。このメーカーさんからは、NDAを結んだ上で今後開発予定のゲーム企画を複数伺い、それぞれに対応可能そうな会社さんをご紹介することになりました。その中で私達が何としても候補に入れたいと思ったのが、ラクビジをご利用いただいている前述の会社さんでした。

本当に紹介して良いのか？をとことん検証

しかし、出来たばかりのゲームメーカーが、ある意味社運を賭けるような初期の開発で、「ラクビジの実績にしたいから」というだけの理由で企業紹介をするのはさすがに無責任です。開発会社さん側がメーカーからのどの企画なら対応できそうか、メーカー側はどれくらいの規模の会社を欲しているか、提出が必要な実績は何かなどヒアリングを重ね、メーカーからご相談を頂いて3週間ほどしてからご紹介をしました。慈善のヒアリングと情報共有が行われていたため話はスムーズに進み、ほぼ1つの企画に関しては即決という雰囲気でした。その後ももちろん複数回の打ち合わせがありましたが、1回目以降のお打ち合わせは開発の細かい内容や情報が絡むため、弊社は同席していません。

受注、無事開発へ

最初にご紹介してから次の1ヶ月は打ち合わせが続きましたが、その後無事メーカーからの発注が正式に決まり、1年間の開発に入りました。現在も開発を行なっている最中です。開発会社側のラインはこれで大きく埋まりましたが、時期によってはグラフィッカーやプログラマーに空きが出てしまうため弊社で紹介を続けています。また、開発会社さん側からの外注先ニーズに応えるためのご紹介も増えてきました。現在も月に2〜3社のペースでご紹介が続いています。

ラクビジはこういった「最近減ってしまったコンシューマーゲーム開発を受けたい」というご相談もお受けしています。なかなか営業回りをしたくてもリスト制作や連絡が手間…という会社さんは、ぜひご活用頂ければと思います。ご興味のある方は是非下記よりご参照下さい！