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イラスト制作会社はレッドオーシャン
今回、ご紹介するのはイラスト制作会社様から弊社の営業代行サービス『ラクビジ』を使って頂いた時の事例についてです。イラスト制作の会社というのはここ5年の中で突然増えた会社の一つです。背景にはソーシャルゲームが凄く盛り上がり、イラスト重視のカードゲームが出たこと、キャラクターを量産する、その為にはイラストが必要だ、という考え方が元だと思われます。しかしソーシャルゲーム自身の数や量が右肩上がりに増え続ける訳ではなく、1枚当たりの単価が一時的にインフレを起こし、その頃の金額で請けようと参入したらイラスト制作費のバブルが弾けていて1枚当たり安くお願いされる様になったり、中国や海外などの安いイラスト制作会社の台頭や内製への流れなど様々な事象が重なってイラスト制作業界は突然レッドオーシャンとなりました。会社を起ち上げたばかりの頃は1、2社お得意先がありそこから半永久的に仕事を請けられるかなと思っていたのが、その会社のラインも減り、1枚当たりの単価が下がってしまった、という事でご相談を頂く事が多くあります。

アートディレクションを取るか？営業を取るか？
今回ご紹介する事例のイラスト会社様にしても、起業からかなり堅実に営業を進めていたのですが、決まった会社様から沢山の量をお願いされていて他の会社に営業するというよりはアートディレクションに力を入れていた結果、仕事が減ってきて営業が大変だ、という事でご相談を頂いた形です。やはりイラスト制作仕事が難しいなと思うのは、アートディレクションに手間を掛ける必要がある一方、営業をどのタイミングでやるのか？という判断が難しい点です。こちらの会社様はイラスト制作会社であるものの『業務委託』『フリーのイラストレーター』を束ねているタイプでした。大手メーカーのお客様は沢山いらっしゃいました。社内のアートディレクターが営業も兼務されていて、アートディレクター育成には相当力を入れていた様に感じました。問題は、アートディレクター育成に力を入れてグラフィック部分を頑張って制作しても突然仕事が切られてしまう、アートディレクター自身がディレクション部分で仕事が忙しくて営業に行きたくても一度繋がった担当者が辞めている･･･という事もあり営業がスムーズに出来ていませんでした。

制作案件が沢山集まる仕掛け
こちらの企業様とは、まず1年後の目標を決めました。メーカー様とは何社くらい繋がっていたい、アートディレクターはもう少し育てて○名くらいに、その時に回せる量の社数と案件数はこれくらい･･･と細かい所まで詳細にご相談しました。新しい挑戦をしていくためにもまずは堅実な営業も行っていきたい、というご相談を頂き、元々やっていなかった18禁イラスト制作を解禁するなど変化もつけました。社長は積極的な方で自社HPをガラッと変えて制作実績を沢山載せる様にしたり、出来るだけリスティング広告を出して色々な会社のリサーチに引っ掛かる様にもしていました。

その後、ビ・ハイアが繋がっている大手ゲームメーカーのリストと照らし合わせて繋がりのある会社さんを確認し、未取引の会社さんのチェック、それぞれの企業へのアピール方法等を細かく詰めて行きました。ここの『どういう風にアピールをしたい？』部分はとても重要です。実は弊社はイラストの案件が出そうなゲームメーカー様とは定期的にやり取りさせて頂き、そのタイミングでさり気なくヒアリングもさせて頂いております。その結果として、どの会社は夏頃から忙しくなる、どんな案件が発生しそう、という事が分かったタイミングでイラスト制作会社様にお伝えし紹介へと繋げていきます。もちろん、ヒアリングを掛ける段階で守秘義務に抵触する様な事はお伺いしませんし、先方もそこまでは話せませんので概要だけですが、それでもかなり貴重な情報を多く得ることができます。こういったものは随時企業様にお伝えし、ご紹介を取りはからいます。

無料交流会で一気に見込み10社と会う
また、ビ・ハイアではアニメゲーム漫画業界の経営者様を招いた無料交流会を開催しており、ラクビジ企業様に限っては毎交流会前に参加者リストをお出しする事が出来ます。そのリストを元に打合せをして、事前に会いたい会社をリストアップして頂き、当日順番にご紹介するということもありました。毎月平均で10社ほどその場でおつなぎしていました。こちらは本来は交流会に参加する会社様の全てに行いたい所なのですが、100、200人がいらっしゃる交流会ですと流石に難しいため、営業代行サービスのラクビジに入って頂いている会社様限定のサービスとしております。

4000社への一斉メール送信
他に行ったのはメルマガ制作です。『メルマガ制作』というのはラクビジ企業様自身のお得意先、とか、最近回られた企業に対して送るメールについてのアドバイスです。弊社が過去から直近まで回った会社様に対して一斉にメールを送信する事も出来ます。〇〇という会社様がおりましてもしご興味がございましたらビ・ハイアまでご連絡ください、という様なもので、あまり営業くささがありません。その結果、普通に紹介するだけでしたら繋がれない会社様やメーカー様にもかなりの数で繋がりました。イラスト制作会社様は厳しい戦いをしていますのでそういう時に手堅い補助としてご利用頂けた事は大変嬉しかったですし、お客様からも喜びと感謝の声を頂きました。結果的に、1年経ってラクビジ開始当初の予想よりも多くのメーカーさん、協力会社さんと繋がって頂く事になりました。

この記事をご覧になって営業代行サービスについて興味がある、営業先拡充を考えていたなどありましたら下記までお気軽にご相談くださいませ。
※ラクビジは成功報酬を一切頂いておらず、毎月定額がかかるサービスとなっております。トータルで年間300万円ほどかかりますので、目安にご検討ください。