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今日はラクビジの実績についてお伝えしていこうと思います。今回ご紹介するのはSESというエンジニアの派遣業を事業の柱としている会社がラクビジを利用することで一気に業績が好転したという話です。

企業情報(L社)

所在地：東京都品川区
社員数：25名
事業内容：PHPエンジニアやネットワークエンジニア、Javaエンジニアの派遣。主にシステム系、金融機関系の開発
取引先：SES提携先、システム系開発会社、Web系開発会社、金融機関各社

ラクビジ利用後

所在地：東京都品川区(区内で移転)
社員数：50名
事業内容：ソーシャルゲーム開発会社への派遣、主にゲームのサーバーサイド開発、デバッグ、ゲームの自社開発
取引先：ゲーム開発会社、ゲームメーカー、SES提携先、一部Web系開発会社
その他：スーツ着用が当たり前だったのに、取引先に合わせて私服勤務OKに

この変化が起こるまでに要した期間はたったの1年間です。なぜここまで大きな変化を遂げられたのでしょうか？それは抱えていた人材と当時のゲーム業界における人材不足がちょうどマッチしていたからです。このL社が弊社に相談したのは、ちょうどGREEやMobageといったSNSゲームを主体としたプラットフォーマーが頭角を現してきた頃でした。それまでゲームといえばアーケードゲームかコンシューマーゲームというのが定番で、一部の会社でブラウザゲームやオンラインゲーム、iアプリといった携帯電話向けのゲーム開発を行っていました。それでもオンラインゲームやブラウザゲームを開発している会社は数えるほどしかなく、多くの会社がコンシューマーゲームとアーケードゲームの開発に勤しんでいました。そんな中突然降って湧いたかのように現れたのがソーシャルゲームというジャンルです。しかも当時は初期開発費用500万円と聞くと結構かけてる方だと言われるぐらい低価格での開発が可能で、リリースした後に運営をしながらゲームの追加要素も開発していくというスタイルが主流でした。当然ゲームを作るという話になればコンシューマーゲームを作っていた会社にも声がかかります。ところがコンシューマーゲームにおいてネットワークと接続したり、データベースを構築するといった作業は不要であり、そういったスキルを持った人材も社内にほぼ皆無と言っていいぐらいの状況でした。そのためWeb系の開発ができるところで多少エンターテイメントの知識がある会社が仕事を受注したり自社開発を行って積極的にソーシャルゲーム業界に打って出ていました。当時はまさにサーバーエンジニア、とりわけPHPエンジニアが不足していてあちこちの会社からいい人いたらすぐに紹介してほしい！と懇願されるくらいの過剰に需要がありました。

逆にWeb系、システム系のいわゆるIT業界はどうなっていたのかというと、リーマンショックにより日本もその影響を受け一気に仕事が激減してしまいました。色々なメーカーで発注内容の見直しや過度のIT化は差し控えるようになってしまいました。とはいえ仕事が全て消えてなくなるというわけではないのですが、SIerと呼ばれる大手のコンサルティング会社が仕事をあまり外注に振らなくなり、下請け、孫請け、ひ孫請けをしていた会社や人材派遣会社は軒並み大打撃を被りました。それまで人月80万円とか100万円で稼働していたネットワークエンジニアやサーバーエンジニアが50万円でも受注できなくなってしまったのです。その結果仕事がなくなってしまい多くの会社が倒産したり大手に買収されたりと業界の再編が行われていました。
そんな時に以前からお付き合いのあったH社の方からL社という営業に困っていてサーバーエンジニアはたくさんいるんだけどなかなか仕事が決まらず助けてほしい会社があると紹介を受けました。まずお会いしてゲーム関係の営業はかなり疎いのでゲーム事業についてお手伝いをお願いしたいという話を受け、まずは交流会に参加するように勧めました。交流会の会場でも多くのサーバーエンジニア不足で困っている会社を引き合わせ、個別にも紹介したりしたところ、ぽんぽんと仕事が決まり、それまで人材はいるけど仕事がないという状態が嘘のように解消して行きました。

そしてさらに加速していくためにもということでラクビジを利用いただくようになりました。それまでゲーム業界への営業をしたこともないどころか付き合いもなければどんな会社があるのかも知らないという状態だったので、引き合わせをしながら業界の動向や基本的な知識を伝えながら営業をフォローしていきました。1年間でラクビジ経由で受注した金額は8,000万円にのぼります。いつも社内に待機していた人材がすべて出向に出払ってしまい、それどころかもっと人材を仕入れて派遣に出してくれと言われるぐらいになりました。人月単価もそれまでと同等以上の価格で提供することができたので、倒産の危機から一転して自社ゲームの開発をしようかというところまで一気に業績が回復しました。売上比率もゲーム関係の売上が全体の9割となり、一気に顧客が入れ替えとなりました。そして現在もゲーム業界のお仕事をメインに以前から行っていたシステム系、Web系の案件も増えてきて、さらにデバッグサービスまで始めることになりました。事業自体は順調に推移しているので次は人材を確保したいということでラクビジが終了するタイミングでラクジョブをご利用いただき、今でも求人を掲載しています。

ちょっと視点を変えるだけでそれまでお荷物になりかけていた人材がすべて宝の山に切り替わった好例と言えます。特にゲーム業界に営業をかけて行きたいが繋がりが薄い場合、知り合いは多少いるけど仕事になかなか結びつかないという企業様がいらっしゃいましたら、いろいろとお役に立てると思いますので気軽にご相談いただければと思います。今回の事例のように交流会も活用していただいて一番無理なく最大限の結果が出せるようにお手伝いさせていただきます。売上支援サービスラクビジに興味を持たれた方は下記から気軽にご相談ください。

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