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久しぶりに会った知り合いの借金が激増しててびびった。あと、大山が9キロ太ってびびった。現状とは知らない間に破綻してるのだなと痛感した。ゴールデンウィーク中に久しぶりに知人に会ったらその知人が自己破産寸前まで追い詰められてて相談に乗った。なんでも3年前からちょっとずつ借金が貯まっていって、気づいたら首が回らないレベルになっていた。いや、もう人生が詰んでた。
昨日スタッフ全員でバーベキューやったのだけど、その後にスタッフ全員でラクーアに行った。そのときにうちの大山が神妙そうに『社長、、、ヤバいっす。これ以上は食わない方がいいです』と言ってきた。え？と思って聞いたら体重が9キロ太ってた。無論、バーベキューで9キロの肉を食ったわけではない。出された肉は6人で6キロに過ぎない。そして1日で6キロの肉を食うのは漫画のキャラじゃないと無理だ。
そのとき私は思いだした･･･そういえば、この半年、大山が頑張ってるからと言って食べたいものを食べたいだけおごってる奴がいたな･･･それは･･･俺じゃねーか！！！！という事実。大山は頑張ってる。価値も出してる。すごくいいスタッフなのでメシをおごりたくなる。そのときに食いたいものを食いたいだけ食わせてしまった。頑張ってるからメシいくらでも食っていいぞ、、、という愛情が間違った方向に行ってしまった。これはヤバい。今すぐ修正して炭水化物、スイーツをおごるのを止めようと思う。
しかし、体重ならまだマシだ。知人の借金はヤバい。大山は半年で太ったけど、半年で痩せる方法ならいくらでもわかる。冒頭の知人の借金はどう計算しても一生返せない。にもかかわらず、大山に例えるなら『まだ太ったと本人が気づいてない』という事だった。私がヤバいよこれ、自己破産したら？とアドバイスしても『いや、何とか返したい』とのこと。でも、どう考えても今の稼ぎなら無理。それなら現状を超えたパワー出して稼ごう！という風になっていればいいのだけど、そういう風にもなってない。
大山はやべえ！！！太った！！！！と認識したからいいけど、その知人は『経済的にどーにもならない位の所まで来てる』という事に、本人自身が気づいてない。しばらく私が論理的にそれを説明してみたものの、本人はボーッとしてるだけで気づかなかった。いや、気づきたくはないのだろう。
借金とかは最初50万とか、100万でも金利がつくからドンドン増える。普通のサラリーマンくらいの収入しかなかったら100万の消費者金融の借金を返すのはかなり辛い。だが、その辛さがわかってない。200万、300万とあったら普通は金利だけで一生返せない日々となる。それに気づけない。太るのも、禿げるのも、気づいたらいきなり破綻してる。
現状というのは知らない間に破綻をしていて、それに速く気づいてどんどん自分で成長して行くしかない、という事を本当に痛感した日だった。そして現状が破綻していると気づくためにも現状を超えたゴールをもち、自ら現状を否定していく必要がある。そこで絶望ではなく奮起、エネルギーを出して行くしかない、と感じた。
というわけで大山はダイエット計画を発動します。今から半年後にはスマート大山になるでしょう。いや、なっている！痩せたら素敵なワンピースかドレスでも買ってあげます。