2016.01.20 2009年以降 新卒採用した人の定着率53.8% インターン経験者の定着率87.5%
聞きたいけど聞きにくい!そんな応募者の本音に勝手に応えるビ・ハイアです。採用した人間の定着率について書きたいと思います。
定着率53.8% インターン経験者の定着率87.5%
でした。
インターンした方がお互いのためになる
この数字を見るとインターンしてから採用した方が長続きする、と言う事ですね。特に、インターン経験者の定着率はかなり高いです。全体だと13名採用して7名定着ですが、インターン経験者に絞ると8名採用して7名残っています。
そうなるとインターンの内容が気になると思いますが、2009年と2010年はすごくハードなインターンでした。売上を上げないと内定が出ないという超絶ハード仕様です。それを突破した平田悠貴と大山莉加が現在も出世して活躍してます。
しかし、2014年は会社になれることが目的で、単に会社に来て本を読んだり先輩とお茶したりするだけ。その代わり交通費は全額出るけど日給は1,000円。ただし何か仕事を任せる場合は(殆ど在りませんでしたが)時給1,000円というモノでした。2015年はインターンと言うよりアルバイトをしてもらいました。時給は900〜1,000円です。実際の業務をしてもらいましたが、2009年や2010年のように売上目標があることもなく、本当に仕事に慣れるだけでした。
2016年、2017年もインターンを考えてる
2016年、2017年は2009年〜2010年のような超絶ハード仕様ではなく、2,014〜2,015年に近い内容にしようと思います。遠方の学生さんには辛いですが、インターンせずに内定を出すのは今の所考えていません。なぜなら数字を観てもわかるとおり、インターン無しの採用は応募者にとってもリスクが高いのです。
インターン無しの採用で辞めた人は長くて3年。短いと1ヶ月です。15年社会人を続けた私からすると、3年働いた程度では何にも学べません。だから最低でも10年以上は働いて欲しいのです。それが1ヶ月〜長くて3年で辞める様な状態では働いた方も人生の無駄になってしまうし、企業としてもリスクが高い。だからインターンは採用において必須にしようと思っています。ただし、厳しい仕事内容と言うよりは、先輩の仕事を手伝う、間近で見る、慣れるなどを中心とした内容にするつもりです。
下記に参考データを記すので見てください。厚生労働省のデータです。
日本全体の新卒離職率32.4~64.8%/3年
これは厚生労働省の調査で、3年間で新卒がどれくらい辞めているか?という数字です。ビ・ハイアで良く採用している大卒の平均だと32.4%です。逆に言うと、どんな企業でも必ず100に採用したら32〜33人はやめると言う事です。この数字、私は新卒の頃見ましたが結構ビックリしました。みなさんはどうでしょうか?私はこんなにやめるんだ!と驚いた覚えがあります。
規模別にみると中小企業は離職率平均 約5〜6割
こんどは学歴別離職率ではなく、会社の規模別で見た離職率です。小さな会社ほど良く辞める傾向が高いですね。この数字を見ると大きな会社に行きたがると思いますが、日本の中小企業の比率は9割以上なので、多くお人は小さな会社に入社することになるでしょう。
ビ・ハイアの規模は5〜29人なのでこれで考える51.4%の人が3年で辞めることになります。新卒採用を始めたのが2009年ですから現在2016年。7年目です。3年で51.4%が辞めるなら7年ならもっと辞めていて70〜80%以上辞めているかもしれませんが、ビ・ハイアでは46.2%の離職率なので全体平均から見るといいほうですね。とはいえ、超いい!わけでもなく、超悪い!わけでもない、そんな感じです。どうせなら超いい!を皆さんと目指したいですね。少なくとも私は雇う時、一生一緒に働こうと決意して採用しています。
成長したいならマクロデータを見て自分の偏見を無くす
ビ・ハイアのデータだけではなく、厚生労働省の調査結果も出したのは何故でしょうか。これは応募してくる人に伝えたい事なのですが、必ず仕事をするならマクロデータを見て個人の偏見を無くすようにして欲しいからです。
どういう事かというと、自分の体験したことだけで判断すると『しんどいから辞めようと思う=ブラックだ』になりますし逆に『楽しいから続ける=最高の企業』になります。だけど、『しんどいから辞めようと思う=ブラックだ』のだけど、辞めたい、しんどいと思ってるのはあなただけ、ならあなたが単純に甘い可能性もあります。『楽しいから続ける=最高の企業』と思っていても他の人がガンガン辞めてるなら最低の企業ですよね。自分の経験や体験だけの視点は全く意味が無いことになります。
更に、自分の周りだけ、自分の会社だけ、知りあいや友人の会社だけを比べても不十分です。最低でも日本全体を観るべきでしょう。自分はしんどい、しかし会社全体で見たらどうだろうか、更に、日本全体で見たらどうだろうか、そこまで考えて、自分の判断、しんどさ、楽しさを客観視してこそ始めて『自分の感じてることは正しいのか?』という事が吟味出来ます。
これはビジネスでも同じです。自分がいける!と思っても案外間違ってる可能性もあります。自分がダメだ!と思っても案外簡単な場合もあるのです。この視点を忘れず仕事をすることはビジネスで成功するときに必須の視点です。参考データ 厚生労働省の調査結果
例えば恋愛結婚をマクロデータで見てみる
頭の体操、遊びとして身近な例として恋愛、結婚、年収を見てみましょう。
多くの人は結婚相手の年収が高い方がいい、と望むようです。実際に独身で年収が高い人はどれくらいいるのでしょうか。
総務省のデータによると20代で年収500万以上の人は全体で5%もいません。30代まで行くと20%くらいになります。
これは結婚してる人、未婚の人、全て合計した数字です。国勢調査によると30代男性は5〜6割が結婚してるようです。そうすると30代だと10%くらいしか500万円以上はいません。20代も2〜3割ほど結婚してますから4%未満になってしまいます。
年収が高い人と結婚したい場合で、20〜30代と付き合って結婚したい場合、不倫を除くと全体の4〜10%の人と恋愛したい!と望むことになります。とすると、自分も年収か、年収以外で全体の4〜10%に入るような魅力が必要ということになりますね。それはなんでしょうか。逆に、20〜30代で年収が高くなるとモテやすくなるとか考えると楽しくないですか。これが恋愛という個人の経験だとしても、マクロ視点で見る、と言う事です。もちろん、価値観はそれぞれなので自由に考えて見て下さい。
ビ・ハイアでは常に読書をして、考えて、こういう視点を持って仕事ができる人を募集しています。
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定着率53.8% インターン経験者の定着率87.5%
でした。
インターンした方がお互いのためになる
この数字を見るとインターンしてから採用した方が長続きする、と言う事ですね。特に、インターン経験者の定着率はかなり高いです。全体だと13名採用して7名定着ですが、インターン経験者に絞ると8名採用して7名残っています。
そうなるとインターンの内容が気になると思いますが、2009年と2010年はすごくハードなインターンでした。売上を上げないと内定が出ないという超絶ハード仕様です。それを突破した平田悠貴と大山莉加が現在も出世して活躍してます。
しかし、2014年は会社になれることが目的で、単に会社に来て本を読んだり先輩とお茶したりするだけ。その代わり交通費は全額出るけど日給は1,000円。ただし何か仕事を任せる場合は(殆ど在りませんでしたが)時給1,000円というモノでした。2015年はインターンと言うよりアルバイトをしてもらいました。時給は900〜1,000円です。実際の業務をしてもらいましたが、2009年や2010年のように売上目標があることもなく、本当に仕事に慣れるだけでした。
2016年、2017年もインターンを考えてる
2016年、2017年は2009年〜2010年のような超絶ハード仕様ではなく、2,014〜2,015年に近い内容にしようと思います。遠方の学生さんには辛いですが、インターンせずに内定を出すのは今の所考えていません。なぜなら数字を観てもわかるとおり、インターン無しの採用は応募者にとってもリスクが高いのです。
インターン無しの採用で辞めた人は長くて3年。短いと1ヶ月です。15年社会人を続けた私からすると、3年働いた程度では何にも学べません。だから最低でも10年以上は働いて欲しいのです。それが1ヶ月〜長くて3年で辞める様な状態では働いた方も人生の無駄になってしまうし、企業としてもリスクが高い。だからインターンは採用において必須にしようと思っています。ただし、厳しい仕事内容と言うよりは、先輩の仕事を手伝う、間近で見る、慣れるなどを中心とした内容にするつもりです。
下記に参考データを記すので見てください。厚生労働省のデータです。
日本全体の新卒離職率32.4~64.8%/3年
これは厚生労働省の調査で、3年間で新卒がどれくらい辞めているか?という数字です。ビ・ハイアで良く採用している大卒の平均だと32.4%です。逆に言うと、どんな企業でも必ず100に採用したら32〜33人はやめると言う事です。この数字、私は新卒の頃見ましたが結構ビックリしました。みなさんはどうでしょうか?私はこんなにやめるんだ!と驚いた覚えがあります。
規模別にみると中小企業は離職率平均 約5〜6割
こんどは学歴別離職率ではなく、会社の規模別で見た離職率です。小さな会社ほど良く辞める傾向が高いですね。この数字を見ると大きな会社に行きたがると思いますが、日本の中小企業の比率は9割以上なので、多くお人は小さな会社に入社することになるでしょう。
ビ・ハイアの規模は5〜29人なのでこれで考える51.4%の人が3年で辞めることになります。新卒採用を始めたのが2009年ですから現在2016年。7年目です。3年で51.4%が辞めるなら7年ならもっと辞めていて70〜80%以上辞めているかもしれませんが、ビ・ハイアでは46.2%の離職率なので全体平均から見るといいほうですね。とはいえ、超いい!わけでもなく、超悪い!わけでもない、そんな感じです。どうせなら超いい!を皆さんと目指したいですね。少なくとも私は雇う時、一生一緒に働こうと決意して採用しています。
成長したいならマクロデータを見て自分の偏見を無くす
ビ・ハイアのデータだけではなく、厚生労働省の調査結果も出したのは何故でしょうか。これは応募してくる人に伝えたい事なのですが、必ず仕事をするならマクロデータを見て個人の偏見を無くすようにして欲しいからです。
どういう事かというと、自分の体験したことだけで判断すると『しんどいから辞めようと思う=ブラックだ』になりますし逆に『楽しいから続ける=最高の企業』になります。だけど、『しんどいから辞めようと思う=ブラックだ』のだけど、辞めたい、しんどいと思ってるのはあなただけ、ならあなたが単純に甘い可能性もあります。『楽しいから続ける=最高の企業』と思っていても他の人がガンガン辞めてるなら最低の企業ですよね。自分の経験や体験だけの視点は全く意味が無いことになります。
更に、自分の周りだけ、自分の会社だけ、知りあいや友人の会社だけを比べても不十分です。最低でも日本全体を観るべきでしょう。自分はしんどい、しかし会社全体で見たらどうだろうか、更に、日本全体で見たらどうだろうか、そこまで考えて、自分の判断、しんどさ、楽しさを客観視してこそ始めて『自分の感じてることは正しいのか?』という事が吟味出来ます。
これはビジネスでも同じです。自分がいける!と思っても案外間違ってる可能性もあります。自分がダメだ!と思っても案外簡単な場合もあるのです。この視点を忘れず仕事をすることはビジネスで成功するときに必須の視点です。参考データ 厚生労働省の調査結果
例えば恋愛結婚をマクロデータで見てみる
頭の体操、遊びとして身近な例として恋愛、結婚、年収を見てみましょう。
多くの人は結婚相手の年収が高い方がいい、と望むようです。実際に独身で年収が高い人はどれくらいいるのでしょうか。
総務省のデータによると20代で年収500万以上の人は全体で5%もいません。30代まで行くと20%くらいになります。
これは結婚してる人、未婚の人、全て合計した数字です。国勢調査によると30代男性は5〜6割が結婚してるようです。そうすると30代だと10%くらいしか500万円以上はいません。20代も2〜3割ほど結婚してますから4%未満になってしまいます。
年収が高い人と結婚したい場合で、20〜30代と付き合って結婚したい場合、不倫を除くと全体の4〜10%の人と恋愛したい!と望むことになります。とすると、自分も年収か、年収以外で全体の4〜10%に入るような魅力が必要ということになりますね。それはなんでしょうか。逆に、20〜30代で年収が高くなるとモテやすくなるとか考えると楽しくないですか。これが恋愛という個人の経験だとしても、マクロ視点で見る、と言う事です。もちろん、価値観はそれぞれなので自由に考えて見て下さい。
ビ・ハイアでは常に読書をして、考えて、こういう視点を持って仕事ができる人を募集しています。
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このブログを書いた人
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清水 有高ビ・ハイア株式会社 代表取締役社長 » 詳細プロフィール
アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブ 運営会社代表。アニメ超好き・ゲーム超好き・マンガ超好き。アニメゲームマンガはBlu-rayも、ゲームも、マンガもジャケ買いが楽しい。後、読書大好き。マンガ以外に一月1,500冊以上読む読書家。アニメゲームマンガに囲まれて生きるためにこの会社を作ったような人。