2016.01.12 スマフォ時代の採用戦略 求人広告を信用しない求職者と応募者の嘘を見抜こうとする求人企業
求人広告を信用しない求職者と応募者の嘘を見抜こうとする求人企業
何かがおかしい。こんなのは絶対におかしい。最近自社採用HPに正直に色んな事を書き続けてから、改めて色々世の中の採用がおかしいことになっていると強く実感しています。
左の画像はGoogleの検索結果なのですが『求人広告 嘘』『求人広告 不信』と検索するとこのような検索結果が大量に出て来ます。
ハローワークの求人は4割が嘘だ
求人広告の9割は信用出来ない
求人広告の嘘を見抜く方法
などなど、最早、なんのために求人広告が存在してるのかわからないくらい求職者の多くが求人広告を信用していません。
また、それと同じくらい、求人側も求職者を信用していません。『転職 面接 嘘 見破る』などで検索するとどんどんいろんなサイトが出て来ます。求職者も、求人企業も基本的に相手を信用しない前提で採用活動を行っている。これはおかしいのではないか?と感じます。
無論、ビジネスなのである程度探りを入れる、全面的に信用せずちゃんと調査する、などは必須です。しかし、まるでお互いが嘘しか言ってないような全体の基にある採用活動はどちらも幸せにしないでしょう。
自社採用HPの情報不足が原因か?
このような悲しい事になっているのは、求人側が現代の流れを無視しているからです。左記の画像は総務省の情報通信白書からの引用です。求職者は2001年の頃から採用に関して信頼ある情報ソースを『企業の自社採用HP』だと思っていました。それが2013年になり、さらにその傾向が強くなったと書いています。今、これを書いているのは2016年です。この傾向は更に強くなっているでしょう。
その原因の一つがiPhone5以降の普及とLTE回線の充実だと別の記事では書きましたのでそれも気になる人は読んでおいて下さい。コチラをクリックこの日以降採用戦略は大きく変わりました 参考。
現代の採用活動において、自社採用HPが充実していないことは死活問題になりつつあります。逆に、自社採用HPを充実させると、求人広告をうてば効果が上がり、更にいえば求人広告なしでも自社採用HP経由で応募も来るようになるのです。現に、2016年1月12日時点でビ・ハイア自社採用HPには60個以上の記事が書かれていて、文章量だけで10万文字近くあります。中には6000文字以上の長文の記事もあります。コチラをクリック6300文字以上の自社採用記事。ここまで充実させた結果、自社採用HP経由で月間50〜100名以上の応募が来る見込みが付いています。
毎年一万人以上合った応募者を集めていたがやり方を変えた
ビ・ハイアは毎年1万人以上のエントリーがありましたが、それは逆にそれだけの採用の手間が増えると言うことでもありました。更にいえば求人広告を中心に集客をしていたのでミスマッチもかなりあります。ミスマッチがあるので採用の手間もかかり、へとへとになります。しかも、求職者は求人広告をあまり信用していないのです。
問題となったエントリー煽り
特にリクナビは2014年のエントリー煽り問題から、就活生に多くの批判と不信を浴びるようになってしまいました。内定を取れた学生はもっとエントリーしてるぞ、さあお前ももっとエントリーしろ!がんばれ!さあエントリーだ!という露骨な画面に学生が嫌気を感じたのです。
これはおそらく、リクナビ側がエントリーを増やして欲しい!応募者をもっと欲しい、と言う要望に応えた結果付けたシステムなのでしょう。リクナビさんとしてはお客さんの要望に応えたシステムです。
批判の多くは学生視点でのもので、多くが社会人としては甘い・・・と感じるモノですが、学生のその時点の本音としては尊重出来るものもあります。そもそも、学生の時点で社会人意識を完璧に持っている人間などいたら、それは大学教育が崩壊している証です。
有名哲学者も、大経済学者も『大学は職業訓練の場ではない』と言っている。
大学教育はジョン・スチュアート・ミルもかつて大学教育について、で書いた様に『大学教育とは職業訓練の場ではない』と言っています。もうちょっと新しい人で言えば大経済学者ミルトンフリードマンも『大学教育で年収が上がるような教育をするべきではない』と言っています。
ジョン・スチュアート・ミルも、ミルトンフリードマンも、市場原理に基づいて教育が行われることは社会全体の質の劣化に繋がると考えていました。私もその考えに賛成です。ジョン・スチュアート・ミルの言葉を借りるなら大学教育は良き市民となるための一般教養を得る場所です。決して企業戦士、営業マン、ビジネスマンを教育する場所ではありません。それが当たり前になったら、日本は民主主義の看板を下ろすときです。アニメゲーム漫画業界は表現の自由に守られていますし、これはこれからも守られるべきですから、経営者としても大学教育はビジネスマンを育成する場所ではない、という考えでいる方がいいです。
19世紀も20世紀も学問の場は職業訓練の場ではないと言う意見が普通だった
むしろ、ビジネスの常識などはないのは当たり前です。それはないけど、ちゃんと一般教養があり、若くて吸収力があり、向上心が高い。そういう人材をどう活用し、成長させて行くか、それが企業の腕の見せ所です。
ビジネスの常識も無く、甘い感覚を持っている応募者達に素直にしっかり自社採用HPを通じて情報を配信し、誤解を解くこと。それが求人広告ばかりを打って採用活動するのではなく、真摯に応募者と向き合うことではないでしょうか。
転職者も同じ
先述した事例は新卒中心の話でしたが、転職者、経験者の求人も似たような状況です。多くの中小企業が求める転職者のそうは20代半ばから30代半ばです。40代50代、60代が欲しいという要望は殆どありません。20代半ばから30代半ばと言えばちょっと前まで新人だった人達です。5〜10年程度前は学生。そんな人達がいきなり社会人の高いレベルの常識を持ち、視点を持ち、ビジネスマンとして成長して転職活動をしていたら・・・多分、転職せずにその会社で活躍しています。あるいは起業をしてるでしょう。
やはり、新卒の応募でも、経験者の応募でも、今は自社採用HPを充実させることは必須になっているのです。それが加速したのがこの日以降採用戦略は大きく変わりましたでも書いたiPhone5以降の普及とLTE回線の充実です。なんでもかんでもとにかく検索しやすいインフラが整った以上、広告を載せて終わり、ではなくてしっかり採用情報を配信する必要性がかなり高まっています。
頭ではわかっているけど実践してない
では、自社の採用HPは充実しているでしょうか。他社と比べて圧倒的にページ数が多いでしょうか。更にいえば、興味を持ってくれた応募者達が自社のことを誤解しないように最大限情報を配信してるでしょうか。
ビ・ハイアの自社採用HPには『長時間労働』『残業タップリあり』『土曜日出勤もあります』としっかりネガティブとも言えることを正直に書いています。その変わり、『長時間残業があるのは全て残業代100%支給します』『サービス残業はゼロ』『有給消化率100%』『日曜などの休日に仕事は一切いれません。メリハリのきいた人生を』とポジティブ部分も書いています。
つまり、うちはベンチャー企業らしく
・長時間でハード デメリット
・残業代支給100% メリット
とわかりやすく提示しています。その他にも、社員や社風がわかるような面白そうな記事も沢山上げています。タワーブリッジの記事や、みんなでご飯を食べている記事、猫がいる記事などは一見すると採用に関係ない話ですが、ビ・ハイアの空気を伝えるのに役立っています。
正直な情報を大量に社会に配信する
現在、ビ・ハイアは自社採用HPを通じて応募も来ていますが、こんなに正直に載せたら人が来ないのでは無いか・・・とちょっとビビっていました。しかし、それは杞憂に終わり、かなりしっかり書いても応募は来ます。むしろ、応募が増えています。おそらく、今は先行者利益を取れる時期なのでしょう。自社採用HPが充実していない会社の方が殆どです。だからこそ、先にしっかり正直に書いた方が採用に成功するのです。
これからの採用戦略において自社採用HPが充実してることは必須になっていくでしょう。しかし、現在まで基本的に求人広告を出す、人材紹介の頼む、あとはよろしく、というやり方を取っていた会社が自社採用HPを充実させると言っても何をしたら良いか分からないと思います。この採用戦略のページでは私が積極的にそれに挑戦し、データを集め、ノウハウを公開していきたいと思います。
それまで待てない。早く相談したい。と言う人は下記から連絡をしてください。
採用の相談などは下記からどうぞ
何かがおかしい。こんなのは絶対におかしい。最近自社採用HPに正直に色んな事を書き続けてから、改めて色々世の中の採用がおかしいことになっていると強く実感しています。
左の画像はGoogleの検索結果なのですが『求人広告 嘘』『求人広告 不信』と検索するとこのような検索結果が大量に出て来ます。
ハローワークの求人は4割が嘘だ
求人広告の9割は信用出来ない
求人広告の嘘を見抜く方法
などなど、最早、なんのために求人広告が存在してるのかわからないくらい求職者の多くが求人広告を信用していません。
また、それと同じくらい、求人側も求職者を信用していません。『転職 面接 嘘 見破る』などで検索するとどんどんいろんなサイトが出て来ます。求職者も、求人企業も基本的に相手を信用しない前提で採用活動を行っている。これはおかしいのではないか?と感じます。
無論、ビジネスなのである程度探りを入れる、全面的に信用せずちゃんと調査する、などは必須です。しかし、まるでお互いが嘘しか言ってないような全体の基にある採用活動はどちらも幸せにしないでしょう。
自社採用HPの情報不足が原因か?
このような悲しい事になっているのは、求人側が現代の流れを無視しているからです。左記の画像は総務省の情報通信白書からの引用です。求職者は2001年の頃から採用に関して信頼ある情報ソースを『企業の自社採用HP』だと思っていました。それが2013年になり、さらにその傾向が強くなったと書いています。今、これを書いているのは2016年です。この傾向は更に強くなっているでしょう。
その原因の一つがiPhone5以降の普及とLTE回線の充実だと別の記事では書きましたのでそれも気になる人は読んでおいて下さい。コチラをクリックこの日以降採用戦略は大きく変わりました 参考。
現代の採用活動において、自社採用HPが充実していないことは死活問題になりつつあります。逆に、自社採用HPを充実させると、求人広告をうてば効果が上がり、更にいえば求人広告なしでも自社採用HP経由で応募も来るようになるのです。現に、2016年1月12日時点でビ・ハイア自社採用HPには60個以上の記事が書かれていて、文章量だけで10万文字近くあります。中には6000文字以上の長文の記事もあります。コチラをクリック6300文字以上の自社採用記事。ここまで充実させた結果、自社採用HP経由で月間50〜100名以上の応募が来る見込みが付いています。
毎年一万人以上合った応募者を集めていたがやり方を変えた
ビ・ハイアは毎年1万人以上のエントリーがありましたが、それは逆にそれだけの採用の手間が増えると言うことでもありました。更にいえば求人広告を中心に集客をしていたのでミスマッチもかなりあります。ミスマッチがあるので採用の手間もかかり、へとへとになります。しかも、求職者は求人広告をあまり信用していないのです。
問題となったエントリー煽り
特にリクナビは2014年のエントリー煽り問題から、就活生に多くの批判と不信を浴びるようになってしまいました。内定を取れた学生はもっとエントリーしてるぞ、さあお前ももっとエントリーしろ!がんばれ!さあエントリーだ!という露骨な画面に学生が嫌気を感じたのです。
これはおそらく、リクナビ側がエントリーを増やして欲しい!応募者をもっと欲しい、と言う要望に応えた結果付けたシステムなのでしょう。リクナビさんとしてはお客さんの要望に応えたシステムです。
批判の多くは学生視点でのもので、多くが社会人としては甘い・・・と感じるモノですが、学生のその時点の本音としては尊重出来るものもあります。そもそも、学生の時点で社会人意識を完璧に持っている人間などいたら、それは大学教育が崩壊している証です。
有名哲学者も、大経済学者も『大学は職業訓練の場ではない』と言っている。
大学教育はジョン・スチュアート・ミルもかつて大学教育について、で書いた様に『大学教育とは職業訓練の場ではない』と言っています。もうちょっと新しい人で言えば大経済学者ミルトンフリードマンも『大学教育で年収が上がるような教育をするべきではない』と言っています。
ジョン・スチュアート・ミルも、ミルトンフリードマンも、市場原理に基づいて教育が行われることは社会全体の質の劣化に繋がると考えていました。私もその考えに賛成です。ジョン・スチュアート・ミルの言葉を借りるなら大学教育は良き市民となるための一般教養を得る場所です。決して企業戦士、営業マン、ビジネスマンを教育する場所ではありません。それが当たり前になったら、日本は民主主義の看板を下ろすときです。アニメゲーム漫画業界は表現の自由に守られていますし、これはこれからも守られるべきですから、経営者としても大学教育はビジネスマンを育成する場所ではない、という考えでいる方がいいです。
19世紀も20世紀も学問の場は職業訓練の場ではないと言う意見が普通だった
むしろ、ビジネスの常識などはないのは当たり前です。それはないけど、ちゃんと一般教養があり、若くて吸収力があり、向上心が高い。そういう人材をどう活用し、成長させて行くか、それが企業の腕の見せ所です。
ビジネスの常識も無く、甘い感覚を持っている応募者達に素直にしっかり自社採用HPを通じて情報を配信し、誤解を解くこと。それが求人広告ばかりを打って採用活動するのではなく、真摯に応募者と向き合うことではないでしょうか。
転職者も同じ
先述した事例は新卒中心の話でしたが、転職者、経験者の求人も似たような状況です。多くの中小企業が求める転職者のそうは20代半ばから30代半ばです。40代50代、60代が欲しいという要望は殆どありません。20代半ばから30代半ばと言えばちょっと前まで新人だった人達です。5〜10年程度前は学生。そんな人達がいきなり社会人の高いレベルの常識を持ち、視点を持ち、ビジネスマンとして成長して転職活動をしていたら・・・多分、転職せずにその会社で活躍しています。あるいは起業をしてるでしょう。
やはり、新卒の応募でも、経験者の応募でも、今は自社採用HPを充実させることは必須になっているのです。それが加速したのがこの日以降採用戦略は大きく変わりましたでも書いたiPhone5以降の普及とLTE回線の充実です。なんでもかんでもとにかく検索しやすいインフラが整った以上、広告を載せて終わり、ではなくてしっかり採用情報を配信する必要性がかなり高まっています。
頭ではわかっているけど実践してない
では、自社の採用HPは充実しているでしょうか。他社と比べて圧倒的にページ数が多いでしょうか。更にいえば、興味を持ってくれた応募者達が自社のことを誤解しないように最大限情報を配信してるでしょうか。
ビ・ハイアの自社採用HPには『長時間労働』『残業タップリあり』『土曜日出勤もあります』としっかりネガティブとも言えることを正直に書いています。その変わり、『長時間残業があるのは全て残業代100%支給します』『サービス残業はゼロ』『有給消化率100%』『日曜などの休日に仕事は一切いれません。メリハリのきいた人生を』とポジティブ部分も書いています。
つまり、うちはベンチャー企業らしく
・長時間でハード デメリット
・残業代支給100% メリット
とわかりやすく提示しています。その他にも、社員や社風がわかるような面白そうな記事も沢山上げています。タワーブリッジの記事や、みんなでご飯を食べている記事、猫がいる記事などは一見すると採用に関係ない話ですが、ビ・ハイアの空気を伝えるのに役立っています。
正直な情報を大量に社会に配信する
現在、ビ・ハイアは自社採用HPを通じて応募も来ていますが、こんなに正直に載せたら人が来ないのでは無いか・・・とちょっとビビっていました。しかし、それは杞憂に終わり、かなりしっかり書いても応募は来ます。むしろ、応募が増えています。おそらく、今は先行者利益を取れる時期なのでしょう。自社採用HPが充実していない会社の方が殆どです。だからこそ、先にしっかり正直に書いた方が採用に成功するのです。
これからの採用戦略において自社採用HPが充実してることは必須になっていくでしょう。しかし、現在まで基本的に求人広告を出す、人材紹介の頼む、あとはよろしく、というやり方を取っていた会社が自社採用HPを充実させると言っても何をしたら良いか分からないと思います。この採用戦略のページでは私が積極的にそれに挑戦し、データを集め、ノウハウを公開していきたいと思います。
それまで待てない。早く相談したい。と言う人は下記から連絡をしてください。
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このブログを書いた人
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清水 有高ビ・ハイア株式会社 代表取締役社長 » 詳細プロフィール
アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブ 運営会社代表。アニメ超好き・ゲーム超好き・マンガ超好き。アニメゲームマンガはBlu-rayも、ゲームも、マンガもジャケ買いが楽しい。後、読書大好き。マンガ以外に一月1,500冊以上読む読書家。アニメゲームマンガに囲まれて生きるためにこの会社を作ったような人。