2016.01.09 新卒募集 ビ・ハイアではどんな仕事をするんですか?について
「ビ・ハイアではどんな仕事をするんですか?」は答えにくい
「ビ・ハイアではどんな仕事をするんですか?」というのはとてもよく聞かれる一方、少し難しい質問です。型通り「ビ・ハイア株式会社の仕事」として語れるのは「ラクジョブというアニメゲーム漫画業界専門の求人広告と、ラクビジという同じく業界専門の営業代行コンサルサービスを販売し、それぞれを運営する」のが私達の仕事になります。しかし、私達の仕事はその都度変わります。半年前に仕事として認識されているものを、今ではもうやっていなかったりします。何故そのようなことが起こるのでしょうか?
そもそも仕事というのは何でしょう?・・・ここからビ・ハイアの仕事は始まります。仕事というのはいつ生まれたのでしょうか。何のために、そして誰が命令したのでしょうか。そもそも今私達が従事している「仕事(work)」という考え方は、資本主義的考えが土台にあります。社会主義における「仕事」は、どれくらいのクオリティで何時間働いたとしても同じ金額が平等に与えられます。まだ資本主義が入っていない頃の日本では、お金を稼ぐという意味での「仕事」を持っているのは商人だけでした。既に時代や場所によっても「仕事」の意味は違うのです。
プロテスタンティズムと資本主義の精神をまず読もう
さて、資本主義的な考えの元で私達は「仕事」をしていますが、資本主義は元々キリスト教プロテスタント派から生まれたものです。有名な社会学者のマックス・ウェーバーが著した『プロテスタンティズムと資本主義の精神』には、キリスト教が浸透している地域はその宗派によって資本主義の発達度合いが違う、という気づきから、プロテスタント派の人達が資本主義を発展させ、その土地の経営や経済を支えてきたという構造を指摘します。
この本について語ると長くなるのですが、ビ・ハイア必読の書の1つです。簡単にまとめると「死んでから天国に行けるかどうかは、現世での行いで決まるのでは無く既に決まってしまっている」というカルヴァンの予定説をきっかけに、「人生は一度きりで後から償うこともできないのであれば、救われるような人は現世でも神に忠実に働くはずだ」という逆説的な因果関係が生まれ、利益や金銭の追求では無く労働のための労働という形でその考えは昇華されたということになります。
マックス・ウェーバーはサラッと読破しちゃって下さい
これだけ読むと「・・・?」と思うかも知れませんが、資本主義の根底にあったプロテスタンティズムは禁欲的労働、労働のための労働という考え方こそが一般的であり、金銭を得るとすれば「利益を得たい、金銭を得たい」という私欲ゆえではなく、禁欲的に労働して人々や世界に良質な結果をもたらした証拠として得る、というとらえ方をしていたということが何となくわかれば大丈夫です。(わからなくてもこのまま読んでいってください)
しかし日本は資本主義を導入した明治時代、プロテスタントの考えは特に広まっていませんでした。その為、夏目漱石も批判するように「我々のやっている事は内発的でない、外発的である。これを一言にして云えば現代日本の開化は皮相上滑うわすべりの開化である(現代日本の開化)」という事態になってしまいます。根底にある考えを導入しないまま、とりあえず見た目だけ真似たという状態ですね。だから、仕事に対して「何故こんなことをしなければならないんだ」「仕事がイヤだ」という文句が生まれてきてしまうわけです。日本の多くのサラリーマンにとって「仕事とは、やらなければならないイヤなもの」です。
内発的に仕事をしたいと思わないとヤバい
それではビ・ハイアではまずプロテスタントに改宗してもらうところから・・・は、始まりません。ビ・ハイアは最低知識として上記のような事を把握した上で、「では自分は仕事をどう位置づけたいだろうか?」とそれぞれが考えます。この辺りの問答は出来る限り入社前に済ませておくのが理想的ですが、まだ仕事をしていない内ではわからない・・・という場合は、働きながら考えてください。
そうでなければ「内発的にやりたいと思って仕事をする」のではなく「皮相上滑うわすべりでやる仕事」になってしまいます。だから「私はこんな事はしたくない」というような気持ちも出て来ますし、毎日の仕事がそれではあまりに味気なく辛いものになってしまうでしょう。
現代日本の開化もサラッと読破しちゃって下さい
ビ・ハイアは働いた分の金銭は残業代を含めきちんと支払うようにしています。つまり、『プロテスタンティズムと資本主義の精神』にもあるように、人々や世界に良質な結果をもたらせば働いた分の金銭は支払われるようになっています。
正社員としてビ・ハイアと契約した場合も、もし業務委託として成功報酬での契約をした場合も同じですが、どちらも会社側から見て「これはさすがに良質な結果を与えたとは言えない」という事が続く場合は、会社から解雇されてしまうこともあります。・・・この辺りは他の会社でもそうなので特筆するほどの事ではないかもしれません。
しかし、例えば「会社に在籍しているということは、お金が貰えるという事だ」と無条件に信じている人は、結構います。会社が皆さんを雇うのは「働いて、理念どおり世界に良い影響を与えて欲しいから」です。もしただ在籍しているだけ、仕事をやらなかったりさぼったり、迷惑を大きく掛けていると判断された場合は、当然ながらお金を受け取る立場としては在籍できなくなってしまいます。とても基本的なことですが、文字にして自覚している人はこの世の中でもそう多くないので、このことは心にとめておいてください。
さくっと経験値上げていきましょう!
「働いて、理念どおり世界に良い影響を与えること」。これが、あえて言えばビ・ハイアの仕事です。内容は、メルマガだったり電話だったり文章執筆だったり営業だったりしますが、今こうして羅列した仕事内容だって半年後には全く変わっている可能性があります。しかし、会社を設立した時から理念は同じ。アニメゲーム漫画業界をもっと発展させ、人々の働き方を変えてゆきたい。これを実現するための仕事をしたい、という方をお待ちしています。
大変ですが、やり甲斐はバッチリです。そして、それを目指す仲間には読書代を支給し、有給消化率100%残業代支給100%で支えて応援したいと思います。
この記事についてはこちらの動画でも説明しています。
応募はコチラからどうぞ
「ビ・ハイアではどんな仕事をするんですか?」というのはとてもよく聞かれる一方、少し難しい質問です。型通り「ビ・ハイア株式会社の仕事」として語れるのは「ラクジョブというアニメゲーム漫画業界専門の求人広告と、ラクビジという同じく業界専門の営業代行コンサルサービスを販売し、それぞれを運営する」のが私達の仕事になります。しかし、私達の仕事はその都度変わります。半年前に仕事として認識されているものを、今ではもうやっていなかったりします。何故そのようなことが起こるのでしょうか?
そもそも仕事というのは何でしょう?・・・ここからビ・ハイアの仕事は始まります。仕事というのはいつ生まれたのでしょうか。何のために、そして誰が命令したのでしょうか。そもそも今私達が従事している「仕事(work)」という考え方は、資本主義的考えが土台にあります。社会主義における「仕事」は、どれくらいのクオリティで何時間働いたとしても同じ金額が平等に与えられます。まだ資本主義が入っていない頃の日本では、お金を稼ぐという意味での「仕事」を持っているのは商人だけでした。既に時代や場所によっても「仕事」の意味は違うのです。
プロテスタンティズムと資本主義の精神をまず読もう
さて、資本主義的な考えの元で私達は「仕事」をしていますが、資本主義は元々キリスト教プロテスタント派から生まれたものです。有名な社会学者のマックス・ウェーバーが著した『プロテスタンティズムと資本主義の精神』には、キリスト教が浸透している地域はその宗派によって資本主義の発達度合いが違う、という気づきから、プロテスタント派の人達が資本主義を発展させ、その土地の経営や経済を支えてきたという構造を指摘します。
この本について語ると長くなるのですが、ビ・ハイア必読の書の1つです。簡単にまとめると「死んでから天国に行けるかどうかは、現世での行いで決まるのでは無く既に決まってしまっている」というカルヴァンの予定説をきっかけに、「人生は一度きりで後から償うこともできないのであれば、救われるような人は現世でも神に忠実に働くはずだ」という逆説的な因果関係が生まれ、利益や金銭の追求では無く労働のための労働という形でその考えは昇華されたということになります。
マックス・ウェーバーはサラッと読破しちゃって下さい
これだけ読むと「・・・?」と思うかも知れませんが、資本主義の根底にあったプロテスタンティズムは禁欲的労働、労働のための労働という考え方こそが一般的であり、金銭を得るとすれば「利益を得たい、金銭を得たい」という私欲ゆえではなく、禁欲的に労働して人々や世界に良質な結果をもたらした証拠として得る、というとらえ方をしていたということが何となくわかれば大丈夫です。(わからなくてもこのまま読んでいってください)
しかし日本は資本主義を導入した明治時代、プロテスタントの考えは特に広まっていませんでした。その為、夏目漱石も批判するように「我々のやっている事は内発的でない、外発的である。これを一言にして云えば現代日本の開化は皮相上滑うわすべりの開化である(現代日本の開化)」という事態になってしまいます。根底にある考えを導入しないまま、とりあえず見た目だけ真似たという状態ですね。だから、仕事に対して「何故こんなことをしなければならないんだ」「仕事がイヤだ」という文句が生まれてきてしまうわけです。日本の多くのサラリーマンにとって「仕事とは、やらなければならないイヤなもの」です。
内発的に仕事をしたいと思わないとヤバい
それではビ・ハイアではまずプロテスタントに改宗してもらうところから・・・は、始まりません。ビ・ハイアは最低知識として上記のような事を把握した上で、「では自分は仕事をどう位置づけたいだろうか?」とそれぞれが考えます。この辺りの問答は出来る限り入社前に済ませておくのが理想的ですが、まだ仕事をしていない内ではわからない・・・という場合は、働きながら考えてください。
そうでなければ「内発的にやりたいと思って仕事をする」のではなく「皮相上滑うわすべりでやる仕事」になってしまいます。だから「私はこんな事はしたくない」というような気持ちも出て来ますし、毎日の仕事がそれではあまりに味気なく辛いものになってしまうでしょう。
現代日本の開化もサラッと読破しちゃって下さい
ビ・ハイアは働いた分の金銭は残業代を含めきちんと支払うようにしています。つまり、『プロテスタンティズムと資本主義の精神』にもあるように、人々や世界に良質な結果をもたらせば働いた分の金銭は支払われるようになっています。
正社員としてビ・ハイアと契約した場合も、もし業務委託として成功報酬での契約をした場合も同じですが、どちらも会社側から見て「これはさすがに良質な結果を与えたとは言えない」という事が続く場合は、会社から解雇されてしまうこともあります。・・・この辺りは他の会社でもそうなので特筆するほどの事ではないかもしれません。
しかし、例えば「会社に在籍しているということは、お金が貰えるという事だ」と無条件に信じている人は、結構います。会社が皆さんを雇うのは「働いて、理念どおり世界に良い影響を与えて欲しいから」です。もしただ在籍しているだけ、仕事をやらなかったりさぼったり、迷惑を大きく掛けていると判断された場合は、当然ながらお金を受け取る立場としては在籍できなくなってしまいます。とても基本的なことですが、文字にして自覚している人はこの世の中でもそう多くないので、このことは心にとめておいてください。
さくっと経験値上げていきましょう!
「働いて、理念どおり世界に良い影響を与えること」。これが、あえて言えばビ・ハイアの仕事です。内容は、メルマガだったり電話だったり文章執筆だったり営業だったりしますが、今こうして羅列した仕事内容だって半年後には全く変わっている可能性があります。しかし、会社を設立した時から理念は同じ。アニメゲーム漫画業界をもっと発展させ、人々の働き方を変えてゆきたい。これを実現するための仕事をしたい、という方をお待ちしています。
大変ですが、やり甲斐はバッチリです。そして、それを目指す仲間には読書代を支給し、有給消化率100%残業代支給100%で支えて応援したいと思います。
この記事についてはこちらの動画でも説明しています。
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このブログを書いた人
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平田 悠貴ビ・ハイア株式会社副社長 » 詳細プロフィール
ラクジョブ運営会社で2番目に偉い人で現場で1番偉い人。東京都在住。学習院大学文学部哲学科出身。ラクジョブはこの平田さんがいなかったらもっと前になくなっていたでしょう。アニメをみて、作画が良いと良く感動して泣きます。