2016.01.06 新卒募集 出社退社自由!何時に来てもOK!自由と責任について、新卒7年目の副社長が語る。
こんにちは平田です。副社長です。パジャマでこの文章書いてます。家から。今日はこの後もう少し仕事して、軽い運動して、風呂入って、昼からアポ行って・・・出社はしないで仕事の予定です。人から見るとかなり自由な働き方をしている私ですが、実際自由です。ただし自由とは何なのか?という事を知った上での自由は、ただ好きなようにすれば良いのとは違う。そんなことについて書いてみましょう。
そもそも私がビ・ハイアの説明会に来た時、ビ・ハイアは設立3年目でした。その説明会で社長が「うちの会社は、出社する日も出社する時間も自由!自立したビジネスマン同士の会社を目指してます」と言ってました。へぇ〜〜と思って入社したら早朝から深夜まで働く日々・・・騙されたと思う間もなく(というか、誤解してただけだったんですが)、自立してるビジネスマンじゃ無いから仕方ないよね・・・と自分に言い聞かせながら出社し続けました。そうだなぁ、大体5年くらいは。多分私が今のように堂々と昼から映画を見に行ったりできるようになったのは、ここ1年くらいのことです。それでもまだここまで自由奔放なのは、私と社長くらいでしょう。
私の責任って何だ?と他人に聞いてる内はまだ不自由!
そもそも「自立したビジネスマン」とは何でしょうか?この概念について突き詰めて理解しない限り、当然ですが自立したビジネスマンになんてなれません。この「自立した」というのは、しばしば弊社内で「責任をとっている」といったような言葉で説明されます。では「責任をとっている」とは?ですが、これは人によって違ってきます。例えば私は「副社長」という肩書きがあります。副社長が負うべき責任とは何か?・・・これはどこにも明文化されていません。「営業の元締めとして全員の売上を管理する事」だったこともあれば「副社長として全員の規範となる事」だったこともあるし、「売上の補填をすること」だったこともあります。「No.2として社長の助けになる事」でもあります。つまり、ハッキリしていないのです。「副社長の責任」について、人に尋ねているようではもうそれは副社長たるとは言えない。自分で決める必要があるのです。
でもこれは社長も同じ。社長は「自らの理念の元に会社を経営すること」の責任を負っています。何か社内でミスが出て会社が未曾有の危機!という時、そのミスを引き起こす原因を作る人材を雇っていたり教育しているのは社長ですから、社長が責任を負うことになります。売上が上がらない、資金繰りが・・・といった事があったとしても、全ては社長に責任があることになります。ある意味「会社における全ては社長の責任」という事が出来るのですが、ではそのために社長はどう動くべきなの?というのは、誰も教えてくれません。
ニョホホ。仕事中もユーモアを欠かしません
副社長は社長に「副(そ)える」存在ですから、社長ほどの大きな責任は負うことができません。気合いとして「社長の責任は俺の責任だ!!!」と言う事はできますが、実際それを負うとしたら社長が逃げてしまったり、不慮の事故で亡くなってしまった時でしょう。逆に言えばそういった事態が起きた時にも社長の責任を引き継ぐことが副社長は求められています。そこまで非日常なことが起こらなかったとしても、もし会社が不振になった場合、副社長は社長の一番近くにいた存在として何をしていたんだと追求されかねません。ですから常に会社の動向を見守り、社長が何をしたいのかを察して、必要があればすぐ動く体制を整えておきます。
だからこそ、平日は映画を観たり昼から起きたりしても良いですが、ひとたび会社のためとなれば休日返上で夜中まで働きますし、社長が感じ取った何かしらのリスクは同じくらいの臨場感で共有しなければなりません。ついでに言えば、平日から自分が映画を観ていることで会社に与える影響、リスクも考えた上で遊びに行くなり映画に行くなりの判断をすることにもなります。「今、こうやって二本立ての映画を観ているが、これを知ったスタッフの士気が下がった場合はどうするか?責任をわからないまま同じように昼間違う仕事をするスタッフが出て来たらどう対応するか?この映画を観ている間に重要な電話がかかってきたらどうするか?そのせいで売上が下がったとしたらどう補填するか?」という事まで全て考えて、考え抜いた末に映画館へ足を運ぶのです。
自分が負いたい責任と束縛を受け入れる代わりに自由と権利を得る
いかがでしょうか。けっこう窮屈に感じますか?責任を負うとは、それだけリスク対応や影響力まで考えるという事です。豪華客船を持ち毎日遊んで見えるような億万長者と言われる人達が、ただ億万長者なのでは無く同等に高いリスクと社会に対する責任を負っているように、小さな会社の中であってもそれなりの自由を手にする一方でそれをタダで手に入れているわけではありません。会社にピンチが来たら真っ先に動くのは私や社長ですし、身銭を切るような事態だって発生しかねない。でも、私がそういった立場を選んだのは「昼から映画を観られるような自由が欲しいから」ではなく「この会社の経営に責任を持って臨み、社長を助ける仕事がしたい」と思ったからです。映画やら何やらは後から付いてきました。
「9時〜17時で働いて時間外は残業代をもらう」というのは、ある意味とても自由です。働かなくて良い時間が保証されているわけですから。よく社長が言いますが、私達には休日はありません。でもその代わり、平日もありません。好きな時に休んで好きな時に仕事をする。これを自分で決めることこそが「自立したビジネスマン」なのです。ビ・ハイアの掲げる自由と責任について、少しでも理解が広がれば幸いです。
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このブログを書いた人
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平田 悠貴ビ・ハイア株式会社副社長 » 詳細プロフィール
ラクジョブ運営会社で2番目に偉い人で現場で1番偉い人。東京都在住。学習院大学文学部哲学科出身。ラクジョブはこの平田さんがいなかったらもっと前になくなっていたでしょう。アニメをみて、作画が良いと良く感動して泣きます。