2015.12.04 アニメゲームマンガ人材採用戦略 人が辞めにくい採用方法
人が辞めにくい採用方法
こんにちは、ラクジョブの平田です。ラクジョブはアニメゲームマンガ業界にのみ特化して求人のお手伝いをするサービスです。
今回は「人が辞めにくい採用方法」のお話をしますが、これは特にアニメゲームマンガ業界の環境に特化したお話しですので、その他の業界の方のお役には立てない可能性がございます。ご了承下さい。
私達は8年前にラクジョブを起ち上げましたが、その後のスマホの普及、ソーシャルゲームやアプリの大流行で、当初に比べて随分とゲーム系の求人問い合わせが増えました。今でも毎日のようにご相談を受け、掲載枠を絞らなければいけない状態になっているほどです。こうした嬉しい状況の一方で、アニメやゲームの業界は特に人が辞めやすい業界としても知られています。例えば会員の履歴を見ていても1社に5年以上勤めていると「長い」という感覚になるのがこの業界です。多くの会社が新しく生まれ、新しい技術が生まれているために、人材が自らの活躍の場を求めて会社を飛び出したりヘッドハンティングにあったりという事が日常茶飯事になっているためと言えるでしょう。これは「求人サイト」というビジネスモデルだけから見れば喜ばしいことですが、我々の目指すところとしては「お客さんの元に入った人材が末永くその会社の発展に寄与し、業界発展に繋がること」が最終的な目的なので、転職者が多すぎることは素直に良いとは思えません。そのため私達は求人のお手伝いをする際に「人が辞めない求人」をひとつのテーマとしています。そのうちの一部、「どう求人するか」についてご説明いたします。
まず人が必要!と言った場合に皆さんはどういう方法を模索するでしょうか。以下は特に良く見られる方法です(順不同)。
1.自社HP
2.派遣(紹介予定派遣含む)
3.人材紹介
4.Web媒体(求人広告)
5.人づての紹介
このうち、直接的な金銭が発生するのは2の派遣、3の人材紹介と4の求人広告です。
2の派遣は「人材のスキルを把握しながら採用に繋げられる」という点が何よりもリスクが低く良いのですが、
デメリットとして「派遣人材は他の職場も沢山経験しているため、よっぽどの愛着がないと長く就業しない」というものがあります。これは会員のデータを見ていてもそうですが、派遣として様々な会社を経験してきた人材ほど職歴が長く、どの会社でも3年以上働くという状態はあまり見たことがありません。
次に3の人材紹介。これは成功報酬型(採用決定時に年収の3割ほどを支払う)のため、「人材紹介の会社にも相談しています」という会社は業界内にも沢山あります。人材紹介の契約をしておいて、良い人材がいたら紹介してもらう、というシステムは効率的ですし時間もかからないため重宝されています。
こちらのデメリットは表向きには見えにくいのですが、我々人材業を「ビジネス」として営んでいる者から見ると明らかです。すなはち「営業マンは、高い成功報酬を払ってくれるお客さんにばかり人材を紹介する」というものです。つまり年収が高い大きな会社にばかり人材が紹介されてしまい、他の「本当は人材に合っているかも知れない会社」を逃してしまう可能性が多々あります。これが例えばコンサルタントや証券マンだったりした場合は「人材側も高い年収を望んでいる」と言う場合が多いのですが、ゲーム関連の業界は30代そこそこでも希望年収が300万という人が多いような「金よりやりがい」という空気の強い業種なので、人材紹介の営業マン都合で高い年収の会社に人材が入ったとしても、仕事の方法や会社の空気が肌に合わずに1年以内に辞め、中小企業に入り直したという例は私達もごまんと見ています。
そして最後。求人広告です。これは長期にわたって自社のアピールをできるという意味では効果的ですが、いかんせん応募者からのアプローチを待つので若干時間がかかります。人材紹介などのように直ぐ応募が!という風になるかもわからず、とりあえず掲載をして動向を見守るだけ。とはいっても「動向」は応募でしか見えません。メリットは、きちんと記事を読んでから応募を決める人材が多いのでミスマッチが少なく、これまでの方法の中では最も辞職率が低いこと。デメリットは人材が直ぐに応募するかどうか、待ちの態度なので見えない・・・ということです。
さてここで、ラクジョブというのはこの3つの中で「求人広告」に該当します。すなはち「出したら後は来るか来ないか勝負だが、採った人材は辞めにくい媒体」ですね。・・・しかし、私達は確かに「辞めない求人」に主眼を置いていますが、だからと言って「辞めなければ応募が少なくても良い」とは思っていません。そのため、こういった求人広告の弱点を補うべく全くオリジナルのアレンジを加えています。
それが「フォロー制度」。正直、アニメゲームマンガ業界という絶対社数の少ない業界でなければできず、そして私達という「アニメゲームマンガ業界を発展させたいと願って会社に勤めているほどアニメゲームマンガを愛している」スタッフでなければ他ではできない制度です。内容はと言えば求人を載せた企業様に1人フォローのスタッフが付き、定期的に掲載と応募のご状況について共有、改善するという制度です。「応募が少ないのはPVが落ちているからでは?」「PVはあるが応募が落ちているなら、記事内のこの言葉がネックになっているのでは?」「応募はあるがミスマッチになるなら、こういった文言を入れれば良いのでは?」とその都度掲載の状況に合わせて柔軟に分析し対応してゆきます。基本的に掲載した後の手直しは大きなものでも1〜2回は入れて、応募へのブーストに繋げる事が多々あります。その結果、採用された人材(15名以上!)が全く辞めないので5年連続で弊社の求人広告を使ってくださっている会社様もいらっしゃいます。
「じゃあ私達のような会社はどういう募集をすれば良いの?」「こんな募集をしたいのだが、戦略的に正解ですか?」というお問い合わせは個別でお受け出来ますので、thanks@raku-job.jp 平田宛に一度ご連絡ください。※お問い合わせが多いため、全てのご相談にすぐお答え出来ない場合がございます。ご了承ください。
ビ・ハイア株式会社 平田悠貴
ラクジョブ http://raku-job.jp
ブログ http://ameblo.jp/sakurai-rakujob-rakubiz
自己紹介動画 https://www.youtube.com/watch?v=2FyKB13bslc
〒107-0062 東京都港区南青山3-2-2 南青山MRビル
tel : 03-4577-9005
こんにちは、ラクジョブの平田です。ラクジョブはアニメゲームマンガ業界にのみ特化して求人のお手伝いをするサービスです。
今回は「人が辞めにくい採用方法」のお話をしますが、これは特にアニメゲームマンガ業界の環境に特化したお話しですので、その他の業界の方のお役には立てない可能性がございます。ご了承下さい。
私達は8年前にラクジョブを起ち上げましたが、その後のスマホの普及、ソーシャルゲームやアプリの大流行で、当初に比べて随分とゲーム系の求人問い合わせが増えました。今でも毎日のようにご相談を受け、掲載枠を絞らなければいけない状態になっているほどです。こうした嬉しい状況の一方で、アニメやゲームの業界は特に人が辞めやすい業界としても知られています。例えば会員の履歴を見ていても1社に5年以上勤めていると「長い」という感覚になるのがこの業界です。多くの会社が新しく生まれ、新しい技術が生まれているために、人材が自らの活躍の場を求めて会社を飛び出したりヘッドハンティングにあったりという事が日常茶飯事になっているためと言えるでしょう。これは「求人サイト」というビジネスモデルだけから見れば喜ばしいことですが、我々の目指すところとしては「お客さんの元に入った人材が末永くその会社の発展に寄与し、業界発展に繋がること」が最終的な目的なので、転職者が多すぎることは素直に良いとは思えません。そのため私達は求人のお手伝いをする際に「人が辞めない求人」をひとつのテーマとしています。そのうちの一部、「どう求人するか」についてご説明いたします。
まず人が必要!と言った場合に皆さんはどういう方法を模索するでしょうか。以下は特に良く見られる方法です(順不同)。
1.自社HP
2.派遣(紹介予定派遣含む)
3.人材紹介
4.Web媒体(求人広告)
5.人づての紹介
このうち、直接的な金銭が発生するのは2の派遣、3の人材紹介と4の求人広告です。
2の派遣は「人材のスキルを把握しながら採用に繋げられる」という点が何よりもリスクが低く良いのですが、
デメリットとして「派遣人材は他の職場も沢山経験しているため、よっぽどの愛着がないと長く就業しない」というものがあります。これは会員のデータを見ていてもそうですが、派遣として様々な会社を経験してきた人材ほど職歴が長く、どの会社でも3年以上働くという状態はあまり見たことがありません。
次に3の人材紹介。これは成功報酬型(採用決定時に年収の3割ほどを支払う)のため、「人材紹介の会社にも相談しています」という会社は業界内にも沢山あります。人材紹介の契約をしておいて、良い人材がいたら紹介してもらう、というシステムは効率的ですし時間もかからないため重宝されています。
こちらのデメリットは表向きには見えにくいのですが、我々人材業を「ビジネス」として営んでいる者から見ると明らかです。すなはち「営業マンは、高い成功報酬を払ってくれるお客さんにばかり人材を紹介する」というものです。つまり年収が高い大きな会社にばかり人材が紹介されてしまい、他の「本当は人材に合っているかも知れない会社」を逃してしまう可能性が多々あります。これが例えばコンサルタントや証券マンだったりした場合は「人材側も高い年収を望んでいる」と言う場合が多いのですが、ゲーム関連の業界は30代そこそこでも希望年収が300万という人が多いような「金よりやりがい」という空気の強い業種なので、人材紹介の営業マン都合で高い年収の会社に人材が入ったとしても、仕事の方法や会社の空気が肌に合わずに1年以内に辞め、中小企業に入り直したという例は私達もごまんと見ています。
そして最後。求人広告です。これは長期にわたって自社のアピールをできるという意味では効果的ですが、いかんせん応募者からのアプローチを待つので若干時間がかかります。人材紹介などのように直ぐ応募が!という風になるかもわからず、とりあえず掲載をして動向を見守るだけ。とはいっても「動向」は応募でしか見えません。メリットは、きちんと記事を読んでから応募を決める人材が多いのでミスマッチが少なく、これまでの方法の中では最も辞職率が低いこと。デメリットは人材が直ぐに応募するかどうか、待ちの態度なので見えない・・・ということです。
さてここで、ラクジョブというのはこの3つの中で「求人広告」に該当します。すなはち「出したら後は来るか来ないか勝負だが、採った人材は辞めにくい媒体」ですね。・・・しかし、私達は確かに「辞めない求人」に主眼を置いていますが、だからと言って「辞めなければ応募が少なくても良い」とは思っていません。そのため、こういった求人広告の弱点を補うべく全くオリジナルのアレンジを加えています。
それが「フォロー制度」。正直、アニメゲームマンガ業界という絶対社数の少ない業界でなければできず、そして私達という「アニメゲームマンガ業界を発展させたいと願って会社に勤めているほどアニメゲームマンガを愛している」スタッフでなければ他ではできない制度です。内容はと言えば求人を載せた企業様に1人フォローのスタッフが付き、定期的に掲載と応募のご状況について共有、改善するという制度です。「応募が少ないのはPVが落ちているからでは?」「PVはあるが応募が落ちているなら、記事内のこの言葉がネックになっているのでは?」「応募はあるがミスマッチになるなら、こういった文言を入れれば良いのでは?」とその都度掲載の状況に合わせて柔軟に分析し対応してゆきます。基本的に掲載した後の手直しは大きなものでも1〜2回は入れて、応募へのブーストに繋げる事が多々あります。その結果、採用された人材(15名以上!)が全く辞めないので5年連続で弊社の求人広告を使ってくださっている会社様もいらっしゃいます。
「じゃあ私達のような会社はどういう募集をすれば良いの?」「こんな募集をしたいのだが、戦略的に正解ですか?」というお問い合わせは個別でお受け出来ますので、thanks@raku-job.jp 平田宛に一度ご連絡ください。※お問い合わせが多いため、全てのご相談にすぐお答え出来ない場合がございます。ご了承ください。
ビ・ハイア株式会社 平田悠貴
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ブログ http://ameblo.jp/sakurai-rakujob-rakubiz
自己紹介動画 https://www.youtube.com/watch?v=2FyKB13bslc
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このブログを書いた人
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平田 悠貴ビ・ハイア株式会社副社長 » 詳細プロフィール
ラクジョブ運営会社で2番目に偉い人で現場で1番偉い人。東京都在住。学習院大学文学部哲学科出身。ラクジョブはこの平田さんがいなかったらもっと前になくなっていたでしょう。アニメをみて、作画が良いと良く感動して泣きます。