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【大山のBL語り】　第12回！

※ここからは完全に趣味です。

◆『エスケープジャーニー』おげれつたなか
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Amazonよりあらすじ引用
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何度離れてもまた君を好きになる。

「性欲処理」呼ばわりされて別れた元カレ太一と、大学でまさかの再会を果たした直人!
ガッツリ過去の怒りを引きずっていた直人だったけど、高校時代に比べ成長した太一に少しずつ心を許し始める…。
そんな中、友達のふみちゃんが太一に恋しているらしく…?
友達だと相性バツグンなのに“恋愛”になった途端うまくいかない、傷だらけの恋愛譚!
描き下ろしは“おもらし”ですv
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はぁーーーーとうとうきた！
おげれつたなか先生について語る時が来てしまった！
ここ最近の私のBLコレクションの中でぐいぐいその存在感を増していっているおげれつたなか先生、ほんとSUKI・・・！
既刊ほぼ持ってます・・・！

まず名前がもう、挑戦的ですよね。完全に私をホイホイしにきてますよね？
お下劣って漢字で書くとあまりもあんまりな感じがしますが、不思議と全部ひらがなだと園児味が増してなんか油断してしまいます。

そんなおげれつたなか先生、さぞお下劣な漫画を描かれるのでしょうね？（ゲス顔）と、期待しながら安易にページをめくってしまった暁には
エロ目当てで見てしまった自分を恥じて墓の穴を自分で掘ることになるでしょう。

でも安心してください。エロシーンも最高です。
おげれつ先生のエロシーンは性癖博覧会、いやさながら性癖パレード。
圧倒的ビジュアルの凶器。見た目で心を抉ってくる精神への暴力！

なにがエロいってね、ちゃんと表情が男の子、いや、雄？
見た目完全に雄同士なんだけど、お互いその内側の深いところを欲して求めあってる感じがすごいんですわ（真顔）
ただ気持ち良さとか体だけの繋がりを求めているのではなく、唯一無二のその人じゃないとダメで、もっと奥深くの心に愛撫したくて
なすすべなく体をぶつけ合う不器用な雄同士なんですよ！

激しいエロシーンなんだけど、お互いの想いをぶつけ合うために体を重ねることしか表現し得ない切なさを画面いっぱいアピールしてくるもんだから
スケベ目当てに鼻の下伸ばしてたこちらとしては恥じ入るしかないですよね。

深い関係になるとうまくいかなくなるのは、友達という体裁を保って一線引くことができず
自分の汚いところも本音の欲望も全部さらけ出してほしがってしまうほどお互いを求めてしまうからで、楽しいだけじゃ、いられなくなるから。
さらに言えば、そんなにお互い求めあっているのにその終着点がなんなのか、見えないから。

付き合って楽しい、だけじゃない。
男女のようにいつかは結婚して、家族を持つという一般的に正しいと言われるルートもなにもない。

不器用な男同士が二人の関係のゴールをどこに設定したらいいのか、力一杯悩んで転んでぶつかってもんどり打って
傷つきながら抱きしめ合う。そんなお話です。

こちらは現在2巻まで出ていますが、今後も続刊予定。たまらんぞ。
あと、あらすじに「描き下ろしは“おもらし”ですv」とかさりげなく書いてあるけど、ふざけんな笑っちゃうだろが。
おもらしシーンは太一のセリフを借りていうと「めっちゃ可愛かった」です。