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【大山のBL語り】第34回
※ここからは完全に趣味です。
◆『フェティシズム少年』プルちょめ
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Amazonよりあらすじ引用
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岩田宗助、フツーの男子校生。
誰にも言えない性癖――タイツフェチが同級生の深谷にバレました。
ところが深谷も同じ性癖で、なぜかタイツ越しにエロい事をする仲に。
無口で謎多き深谷が見せるエロくてドMな一面にうっかりS心を擽られる岩田。
――でもキスもセックスも未遂だし多分ギリギリ恋じゃないだろ!?
おバカでヘンタイな青少年たちの過激なハイテンション・ラブコメディ!
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今回の作品は、タイツフェチ男子2人が秘密を共有するうちに転がり落ちるようにどんどん一線を超えていく話です！！

正直ストーリーらしいストーリーは何にもなくて、ただひたすら性癖が披露され
別にこっちはタイツフェチでもなんでもないのにさも自分もタイツフェチのような気分にさせられ、ドキドキしちゃうし変態の思考のわかりみがすごくてどうしよう自分めっちゃ気持ち悪い！！って思わされてウワァアあぁあって混乱するまでがセットで気持ち悪さが限界までいくと気持ちいいっていうのを味わうのがこの作品の醍醐味ですからね！！

自分の性癖に踊らされて、美脚女子のタイツを盗んで自慰に使うことに対しての共犯関係だった男子2人が、いつの間にやらお互いを性癖の対象者に移していく描写控えめに言って最高〜〜〜〜！！(^q^)

ある意味、一般的に変態趣味はダメだとか、タイツが好きなら女の子が好きであるべきとか、好き＝可愛いと感じるべきとか（作中、岩田はグッと来た表現の時必ず「気持ち悪い」と言う）そういう色々なステレオタイプをことごとく打ち破っていく実験的作品でもあるので、もう、そう言うの大好きです。本当にありがとうございます。

変態ってある意味突き抜けて、自分のwant toを大事にしている人のことを言うんだと思うんですね。
そう見たときに、タイツの匂いかいだりしゃぶったりして恍惚の表情を浮かべながらよだれと涙でぐしゃぐしゃになってる深谷って、なんか逆にすげぇ純粋なやつだなって。
いや、いつものごとく私がそう言うのの対象になるのとかは絶対に嫌なんだけど、二次元でそうやって誰にも迷惑かけず自分のwant toを突き詰めて気持ちよくなっちゃってる様子をただ見てるだけなのってすっごく楽しい。

いいぞいいぞどんどん自分の性癖極めな〜〜！みたいな。
性癖オープン時と普段のローテンションな学生生活送る淡白な深谷の顔のギャップに私も相当やられています。岩田が初恋しちゃうのも、無理ないよね。気持ち悪っ//(^^)