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2016.01.23 「社畜」の意味とはなにか 憲法と法律から「仕事」について考えてみた

shutterstock_128499935記事を読んでいただきありがとうございます。今回の記事は「社畜」という言葉についてです。会社の家畜と書いて社畜。強烈な響きの言葉ですね。実はこの言葉は「広辞苑」には登録がありません。つまり正式な日本語ではありません。

しかし今や普通に通じる言葉として人口に膾炙しています。この「社畜」という言葉から、「日本人の働き方」について考えて見ました。

まず、「社畜」という言葉には2つの要素が含まれています。1つは、「私は会社によって抑圧されている」という要素と、「そのせいで家畜の様な生活を送っている」という要素です。もっと言うと、「私は自分から望んでいるのではなく、労働は不本意だ」そして、「不本意な労働のせいで、私の人生は惨めだ」とこういうことになります。

こんな言葉がどうして世間で広がってしまうのでしょうか?今回は「社畜」から見える日本人にとっての「働く事」についてお話致します。

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日本国憲法には「勤労の義務」が明記されている

実は日本の憲法の第27条には「勤労の義務」が明記されています。その部分を引用してみましょう。

1、すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。
2、賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
3、児童は、これを酷使してはならない。

1項には、「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。」という記述があります。勤労の権利が有り義務がある。かみ砕いて言うならば、「働きたいと思えば働ける。そして働けるものは働くべきだ」という意味です。日本国民としては働く事が当然の義務として規定されているのです。

また、「労働者」とは、労働契約法によれば「使用者に使用されて労働し、賃金を支払われる者をいう。」とあります。つまり、働く事が普通の日本国民には期待されているのであり、そして働く以上は経営者の言う事を聞きましょうね、と言う事が法律で決まっています。

言うなれば日本国において会社で労働者として働くということは、その定義からして「経営者の言いなり」なのであって、それに文句を付けるのは筋違いであるとも言えます。つまり「社畜」という言葉は単なる愚痴なのであって、言う方が間違っているのです。一見落着、お終い、お終い。

shutterstock_268915463…そうは言ってもピンと来ない!

正論を述べても正直あまりピンとこないかもしれません。というか書いている私自身が納得出来ません(笑)。

ピンとこない理由は簡単で、多くの日本人は普段、私も含めて「法律」や「憲法」といったものにリアリティを持って生きていないのです。自分が慣れ親しんでいない物に従って生きることは、普通は出来ません。しかし法律は現実の社会に置いてそれなりに効力を発揮して私達に影響力を持っています。

つまり私達は自分が本当に良く分かっていない物によって自分を制御されておいるのです。働く事にたいして心から納得し、法律に従おうと決めているわけではない。そんな中途半端な意識から「社畜」という、どこか卑屈な響きを持った愚痴の言葉が出てくるのです。

そしてまた、経営者も労働法を守っていません。ビ・ハイアは残業代支給100%有給消化率100%なのですが、これをビ・ハイア以外の社長に言うと驚かれます。他にも色んな側面で法律が守られていません。経営者も労働者も法律を真の意味で理解せず、なんとなく空気のようなモノに従い、お互い愚痴を言い合ってるのが現状なのです。

shutterstock_343181765「憲法」とは「法律」とは何なのか

憲法とは教科書的に言えば、国家権力に対して「これと、これと、これはちゃんとやってくれ。でもこれはやらないでくれ」と国民が突きつける覚書の事です。つまり憲法に書いてあることは、全て国家権力である政府や内閣が守るべきことであり、私達国民がするべき事は、憲法が遵守されているかをしっかりとチェックすることです。

憲法に書いてあることは全て、私達国民が合意した価値観のことです。

かみ砕いて言うと、何が社会において尊重されるべきであるか、何が多数の国民にとっての最大公約数的な幸せであるか。国民の間で合意した事項について政府に「国民の間ではこういうことになったから、これに基づいて国家運営よろしく頼むよ」とオーダーを出した物が憲法であると言うことです。その憲法に基づいて立法し、政策として実現化していくのが議会の役割です。

さて、問題が本質に近づいてきました。「勤労の義務」は日本国憲法に明記されています。従って私達日本国民は、「働く事が義務である社会」=「働かざるもの食うべからずの社会」に生きています。憲法とは国民の最大公約数的総意であるからです。

ところが「社畜」という言葉が日常語のように使われています。「社畜」という言葉の中には明らかに「労働することは私にとって不本意だ」そして「不本意な労働のせいで私の人生は惨めだ」というニュアンスが存在します。

この2つの事実は矛盾します。なぜなら、国民の多数が「働く事は良い事だ」と思わなくなった時点で、憲法は形骸化するからです。憲法の本質は、社会における理想を共有しその達成に向けて行動していく事を意味します。現在の憲法は形式上存在するが、実社会以上においては空気が支配している、という現実があります。

この矛盾した現実のせいで私達は『働くのが当然だ!』とも言い切れず、『働きたくないなら働かなくてもいいでしょ!』と言い切れなくなり、引き裂かれるような苦しみを味わうようになってしまうのです。

shutterstock_182141213結局何の為に働くのか、自分で決めるところからはじめるしかない

「勤労の義務」とは言わず、現在日本のあらゆる憲法は形骸化しています。9条憲法の中に不戦が明記されているにも関わらず、イラク戦争で後方支援を行っていることが、その好例です。

話を「社畜」に戻しましょう。「社畜」といって愚痴を言っている人は、本当は働く必要はどこにも無いのです。なぜなら、憲法を守るのは日本政府であるからです。そして何より、現在の状況では憲法は実質上形骸化しているからです。

なぜ働くのか、という問いについては、今の日本においては自分の頭で考える他にありません。自分で考えた上で、自分の意志で働きたい人がこの会社に応募して欲しいと思います。

私は憲法というシステムは人類の平和の為に役に立つシステムだと今の所は思います。なので、憲法に労働の義務を入れるべきかどうか、今後も自分で考えていきたいと思います。この会社に入ったら、働きながらそんな事も是非考えて欲しいと思います。ある程度考えたら、私と議論をしましょう。憲法について同僚と話す、そんな積み重ねが日本中に広がれば、形骸化せず、文字通りに機能する憲法にやがて繋がっていくはずです。

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ラクジョブ運営会社きっての良い意味の問題児。空気を読まない、お客からの好き嫌いもかなりハッキリ分かれる。床井さん最高!と言われたり、その逆を言われたり、それが床井の魅力だ!と代表も納得済み。学習院大学をでて勉強が好きなので今でも勉強を続け、更にビジネスマンとしても成長するために仕事もドンドン成長中!それでも床井は床井のままでいて欲しい。

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