ビ・ハイア ニュース

2017.06.30 親や上司、社会から『自信を持て』『未来に希望を持て』と言われても無視していい理由

親や上司、社会から『自信を持て』『未来に希望を持て』と言われても無視していい理由、という文章が書きたくなったので書きました。同時に、やりたいことが分からない、と言う人が安心してやりたい事を見つけるためにも書きました。むしろ、自信が無くてやりたい事が無いのは本当にやりたい事を見つけるいいチャンスです。親や上司からの『自信を持て』『未来に希望を持て』という雑音を無視し、やりたいことをやっていたら自分の経営する会社も自己資本比率70%以上で営業利益は1億円以上です。そうなっていった理由や、何故、社会にはこんなにも自信が無い人が多いのか、について書きました。

・自信が無いのがスタンダードの日本

「自分には価値がない」の心理学 という本を読みました。著者は根本橘夫さんという方。千葉大学教授、東京家政学院大学教授を歴任。東京家政学院大学名誉教授。専攻は教育心理学、性格心理学の人です。この本の中に『高校生の生活と意識に関する調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較-』というデータが出て来ます。これは一般財団法人日本児童教育振興財団内の日本青少年研究所という所がとった統計です。

簡単に言うと日本・米国・中国・韓国と比較して自分似価値があると思っている子供はすごく少ない、というデータです。この本に引用されているデータを見ると自分には価値があると答えた日本の男女は

日本 男子 44% 女子 26.8%

という結果になっています。これを他の国と比較すると

米国 男子 91% 女子 88.2%
中国 男子 88.7% 女子 86.8%
韓国 男子 74.8% 女子 75.4%

となっています。日本は男女共にダントツで自分似価値がないと思っている国です。ちょっとデータが古かったので同じ研究所が出している別のデータを調べてみると似たような調査報告書として『高校生の生活と意識に関する調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較-』というものがありました。これは平成27年8月に発表されています。

参照データ
http://www.niye.go.jp/kenkyu_houkoku/contents/detail/i/98/
このデータの9番『自分について』の部分には日本の高校生は、「私は人並みの能力がある」「自分は、体力には自信がある」「自分は、勉強 が得意な方だ」「自分の希望はいつか叶うと思う」という問いに対して、「とてもそう思う」「まあ そう思う」と回答した者の割合が4か国中で最も低い。一方、「自分はダメな人間だと思うことが ある」の問いに対して、「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した者の割合が高く、米中韓 を大きく上回っている。

と書かれています。

引用元
http://www.niye.go.jp/kenkyu_houkoku/contents/detail/i/98/
http://www.niye.go.jp/kanri/upload/editor/98/File/12.9.pdf
簡単にまとめると日本の高校生は自分に自信が無く、人並みな能力があるとも思えず、勉強も苦手で、未来に希望も感じてない、という事でしょう。特に『私は人並みな能力がある』というのが低いのはビックリしました。設問は

『自分には人並み以上の能力がある』
でもなく
『自分には非凡な才能がある』

でもないのです。普通の能力があると思いますか?という質問に対して日本はとてもそう思う と答えたのが7.4%しかいません。

日本が7.4%で、米国は55.9%、中国は33.4%、韓国は16.7%です。日本の高校生は9割以上が『私は人並み以下』『私は人より劣っている』と思っているわけです。自分に価値も感じられていないし人並み筏と思っている高校生が大多数という統計を見て私はビックリしました。でも、これに対して単に可哀想とか、どう自信を持ってもらえばいいのだろう?と考える事自体がちょっとおかしいのでは無いか?と敢えて思うようにしました。

私は経営者をやって12年です。社長をやっていると自分に自信があり、明るい性格で、人並みの能力、あるいは人並み以上の能力を持っている人材を求めます。そりゃそうでしょう。

人を採用する際に

自分に価値があると思っている
明るい性格
人並み以上の能力or人並みの能力

と言う人と

自分には価値が無いと思っている
どちらかというと暗い性格
人並み以下の能力しか無いと思っている

と言う人がいたらどちらを採用したいですか?多くの経営者は前者を選ぶはずです。経営者側、大人側の都合で『そういう人材が少ない』と嘆くのも気持ちは判ります。更に大人側の都合で『もっと自信を持て』『もっと能力を伸ばせ』『自分に価値があると思って挑戦しろ』と言えば言うほど若い人達は萎縮してしまうのではないでしょうか。むしろ、大人のそういう態度が若い人達から自己肯定感を奪い、能力を萎縮させているのでは?と私は思ったのです。

この大人側の都合、というのは経営者視点だけではありません。学校の教師、親側の視点から見ても同じでは無いでしょうか。明るくて勉強ができて自信がある子供と、暗くて勉強に自信も無くて能力が無い子供ならどちらのほうが教師や親にとって都合がいいでしょうか。少なくとも一般的な親や教師は前者を求めるはずです。

そもそも、自信を持って欲しいのは誰の都合でしょうか。子供側が勉強に自信を持ちたい、自分に価値を感じたい、未来に希望を持ちたい、と思うならそれを大人側は応援すればいいだけです。そして、子供が勉強に失敗したり、自分に価値を感じられないと思ったり、未来に対して絶望したりしたら大人側が優しく受け止めてあげればいいのでは無いでしょうか。

子供は大人の真似をする生き物です。特に幼少期はその傾向が強いです。私は月1500冊以上の読書をする読書好きですが、これも親の影響が強いでしょう。私の父親は大学教授をやっていて(子供の頃に離婚済み)家に沢山の本がありました。親の蔵書だけでは無く色んな本屋図鑑も大量にありました。無論、私が子供の頃、父親はまだ教授では無く助手か講師だったのですが、自宅でもよく勉強をしていたでしょう。母親も離婚した後、私が本を読んで戸せがむとよく読んでくれました。また、母親自身も一般の人と比べると良く本を読んでいました。

文部科学省の親と子の読書活動等に関する調査によると、

保護者の読書活動が子どもの読書活動へ及ぼす影響 ・ 保護者が本を読むことが好きか嫌いかに関わらず、児童・生徒の 8 割以上が本を読むことが好きと回答しているが、保護者の読書好きの程度が高くなるほど、本を読むことが好きな児童・生徒の割合が高くなる傾向がある。

引用データ
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/houkoku/05111601/001.pdf
とあります。これも子供が親の真似をする、というのが表れています。親が読書をバカにして本も読まず、本を読むなんて全く意味が無い、と家で言い続けていたらその子供が読書好きにはなりくいでしょう。

では、「私は人並みの能力がある」「自分は、体力には自信がある」「自分は、勉強が得意な方だ」「自分の希望はいつか叶うと思う」という問いに対して、「とてもそう思う」「まあ そう思う」と回答した者の割合が4か国中で最も低い。

という調査結果のような事態に何故なるのかというと、子供達の周りにいる大人の態度からきているのではないでしょうか。自分の親や親戚のおじさんおばさん達が自分に価値があり、未来に希望を持って、勉強にも自信がありそうで、健康や体力に関する愚痴を一切言ってない・・・としたら子供はどうなるでしょうか。私は少なくとも子供が暗くなりにくいのでは?と仮定します。無論、そのような調査は今見つけてないので因果関係はわかりません。しかし、自分の周りの大人達はどうでしたか?

今、自分に自信が無い、価値がないと感じている人の子供時代、自分の子供時代の周りにいた親や大人達は

・自分に価値があると自信満々
・勉強に自信がある
・体力に自信があり、健康に関する愚痴を言わない
・未来に希望を持っていた

でしょうか。年を取ったから○○が辛い、と言っていませんでしたか。仕事や自分の人生の未来に対して希望を持たずに愚痴を言っていませんでしたか。私は多くの自信が無い、自分に価値がないと答える人達が見てきた子供時代の大人達はそのような愚痴と希望のない未来を体現していたのでは?と思います。

例えば言ってはいけない残酷な真実、という本の中に『遺伝と犯罪』というコラムがあります。

 ◉遺伝と犯罪米国の神経犯罪学者エイドリアン ・レインが南カリフォルニアの小学校に通う 9歳の双子605組( 1210人 )を調査したところ 、教師が問題行動ありと評価した場合の遺伝率は40% 、親による評価では47%、本人の評価では50%で大きな違いはなかった。これは、「子どもの問題行動の半分は遺伝、半分は環境の影響 」という妥当な結論に思える 。次にレインは、教師、親、本人の三者ともが 「反社会的」と評価した子どもだけを抽出してみた。(本人も含め )誰からも暴力性や異常性が顕著と見なされた子どもの反社会的行動は、遺伝率96%という驚くべき数字が示された。

という文章から始まるコラムです。この本では極めて高い反社会的な行動は遺伝する、というものです。賛否両論起きそうな研究結果ですが、極めて高い反社会的な行動をする親から産まれた子供は同じような行動をする可能性が高い、という意見です。子供のポジティブな読書習慣にも周りの大人の影響は大きいのですが、マイナスの影響も遺伝レベルで大きい。無論、遺伝以外の影響も大きいでしょう。

どんなことでも子供は大人に影響を受けます。子供が『自分に価値があると感じるか』『未来への希望を持っているか』という質問に対してネガティブに答えるか答えないかは完全に子供の自主的なもので大人の影響は少ない、とは言えないでしょう。

では、大人達が子供から『自分に価値を感じられない』ようにして『未来に希望を持ってない』ようにしているのなら、その子供達が大きくなり、成人になって社会人として社会に出て来た際に

・自分に価値があると思い
・自分に自信を持ち
・人並みな能力or人並み以上の能力を持つかそうなるよう努力し
・未来に希望を持って社会で働け

というのはあまりにも身勝手な意見なのではないでしょうか。大人達が自信が無い、未来に希望を持たない、健康や体力に愚痴を言って育てておきながら、子供が大人になったら真逆のことを期待するのは何故でしょうか。私はどう考えても『大人達の老後のため』としか思えません。仕事ができないと苦しんでいる若者に対して『自信を持って仕事をしろ』というのは大人の都合でしかない。大人の都合で自信を持てと言われても若者が自信を持てるわけが無いのです。というかそんな自信持つ必要がありません。

なぜ、そんな自信を持つ必要が無いのでしょうか。子供の頃、大人達から大人達の都合で『自信を持て』と言われてきたことはなんでしょうか。その多くが

・勉強(高校受験、大学受験)
・就職活動

ではないでしょうか。逆に

・アニメゲーム漫画を楽しむ
・気ままに友達と遊ぶ
・好きな趣味に没頭する
・就職せずにフリーターになる

という事に『自信を持って取り組め!』と励ましてもらったことがある人は少ないのでは無いでしょうか。勉強や就職活動などは『自信を持って取り組め!』と言われるけども勉強を邪魔すると見られた趣味や、就職活動に邪魔になりそうな事は『やめろ』と止められるか、良くて『止められはしないけど褒められもしない』のではないでしょうか。

自信持ったり、価値を持って取り組め!と言われることは『子供時代のやりたくない事』ではありませんでしたか?人間はやりたくない事は天才に的にやりたくないようにクリエイティブに逃げる能力を持っています。仕事をやりたくない、サボりたい社員に『仕事をやれ!』と命令しても中々仕事が進まず頭を抱えた社長は沢山いるはずです。同じように、人間はやりたくない事は天才に的に逃げるのです。

だから、もし、自信が持てない、と悩んでいる人がいたら『そもそも自信が持ちたくないことに自信を持とうとしている』という事に気づいて下さい。そんなものに無理矢理自信を持とうとしても、無理矢理自信が持てるように会社で出世したり、資格を取ったり、独立起業して稼ぎを増やそうとしても『更に自信が無くなる』ようになるだけです。仮に就職したくない人が間違って大企業に就職出来てしまったとしても五月病になったり鬱になったりして辞めるだけです。更に悲劇として出世などできてしまっても、より辛い思いをするだけでしょう。

人間はやりたい事しかやれない

のです。子供の頃にやりたいと感じた事を周りの大人から応援されずに、やりたくなかったことを応援されて『自信持ってやれ!』と言われても悲しくなるだけです。

義務教育は親の義務であって子供の義務ではない

誤解してる人が多いので伝えておくと、義務教育は親の義務であって子供の義務ではないという事です。

憲法第26条第2項 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

と日本国憲法に書いてあります。どこにも子供が学校に行け、とは書いていません。保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う、と書かれています。要するに親が子供に教育を受けさせる義務があり、子供にはないのです。子供には義務が無く、あるのは親です。子供にあるのは教育を受ける権利であって、義務ではないのです。だから『義務教育だから学校に行け』と子供は言われる筋合いがありません。

次に『子供のやりたい事ばかりさせていたら学校に行かなくなる。それは子供の未来にとってマイナスだから勉強もして欲しい』という意見に対しても安心してもらうために反論しておく必要があります。まず、そもそも子供は親の真似をする物です。親が勉強を楽しんでいたら子供も自然と勉強をします。親が反社会的な行動をとっていたら子供もそれに影響を受けます。なので、親が読書をし、常に勉強をする姿勢を見せていたら子供は自然と勉強をするようになります。読書も同じです。親が学校を卒業してから一切勉強もせず、読書もせず、だけど子供には勉強しろ、というのは無理なことです。

就職活動についても同じで、親が仕事の愚痴を言わず、楽しそうに仕事をしてやり甲斐を感じている姿を見せていれば自然と仕事に価値を持つようになるでしょう。

とはいえ、これはやはり、子供本人が子供の頃に『勉強がやりたい』『仕事で何かのプロになりたい』と望んでいる場合です。その場合は親がまず勉強し、仕事の愚痴を言わず楽しそうに未来に希望を見せたらいい。でも、本来的には『勉強や就活』に自信を持つように誘導する必要はありません。

そんなことを言うと『とはいえ、就職出来なかったら食えないし大変だ』という反論が出て来そうなのでこれにも安心してもらうために反論しておきます。まず、親の価値観の世代で『これに自信を持って価値を感じて仕事をしていれば大丈夫』という指標自体が無意味だからです。そんなことを考えず、大人は子供がやりたいと思う事を応援していればいいのです。

例えばGoogleという会社があります。Googleという会社は1998年に起業されました。あっという間に世界トップクラスの会社になりましたがこれは20年も経たないうちに起きていることです。20年前にGoogleの拡大を考えられた人はいましたか?殆どいなかったと思います。1998年と言えばインターネット回線ではISDN回線が高速回線で、携帯電話が普及し始めた頃です。この頃にGoogleがでかくなる!だから成功するために俺はエンジニアになる!と勉強し始めていても遅いわけです。

最低でもGoogleが産まれる10年以上前1988年頃にGoogleが産まれるからGoogleのようなIT産業で活躍するためにエンジニアの勉強をしたほうがいいぞ、と大人が気づいて子供にその勉強を教える必要があります。そんなことができる大人はいないでしょう。1988年、昭和63年の頃にそんなことを考えられていた大人はいますか?いるとしたらGoogleを作るぞ、と決意した人達だけです。

今から食って成功するための就職先を見抜くことができる人は99.9%存在しません。まして、その就職先に行くための勉強をしっかりする、と言う準備ができる人なんて殆どいないでしょう。1988年の頃の大人達は未だにバブル崩壊も迎えず、ジャパンアズナンバーワン!と言っていた頃です。その頃の就職先として固いところは不動産会社や建設会社、銀行でしょう。そんな所にはいるために勉強した子供達が間違えて今就職していたら悲惨な目に遭っている筈です。リストラに怯えていたことでしょう。

つまり、今、絶好調の会社を見て、その会社に通じるためのスキルを学ぶためにちゃんと勉強する、就活するということ自体無意味なのです。Googleは安泰のよう見えますが30年後の2047年には衰退産業になっている可能性が高いでしょう。現在の時価総額ランキングはAppleやGoogle、Facebook、Microsoft、Amazon.com、Facebookなどで占められています。これらの時価総額は40兆円〜80兆円近くで推移しています。これらは30年後にまた塗り替えられているでしょう。
そんな時代に大人が子供に対して

勉強に自信を持って
仕事に自信を持って

と言っても全くの無意味です。子供や若者は聞く必要が一切ありません。更にいえば

その大人達が想定する未来に希望を持て

というのは完全に大人の都合ですので持つ必要はありません。じゃあ、子供や若者はどうすればいいのかというと

自分のやりたい事をやる
自分の自信を持ちたい事を選ぶ
自分が希望を持ちたい未来を考えてそれに希望を持つ

という事です。多くの人は子供の頃にやりたいと感じた事を周りの大人から応援されずに、やりたくなかったことを応援されて『自信持ってやれ!』と言われています。そんなことが続いているのでやりたい事をやったら褒められず、やりたくない事をやったら褒められるというわけのわからない生活を10年、20年と続けています。もし、あなたが50歳なら50年間それを続けてしまっているのです。

だからこそ、今一度『本当にやりたい事は何だ?』と考えましょう。その際に、親の反対や周囲の反対などどうでも良いのです。世間基準でそれをやれば成功する、というのも必要ありません。単にやりたい事をやればいいのです。しかし、多くの人は何がやりたいのか全く分からなくなっている状況でしょうから、子供の頃をやりたかったことヒントにしてやりたいことをやるといいでしょう。

30年以上前に私の母親は私が読書専門ユーチューバーになる事を予言していた?わけがない(笑)

最後に、本当にやりたい事をやり続けていたら経済的にも成功した、という話で締めくくりたいと思います。私は子供の頃、何故か本を読み聞かせしてもらわないと眠れない子供でした。物心ついた3〜4歳くらいから毎晩図鑑などを読んでもらっていました。絵本などの簡単な本はありませんでした。私が記憶している最も簡単な本は

宇宙 かこさとし
http://amzn.to/2u0MfFG
と言う本です。Amazonの内容紹介は

内容紹介
宇宙はいったいどれほど広く、その果てはどうなっているか?巨大な宇宙の広がりをテーマに望遠鏡やロケットの歴史、星の進化とその一生、宇宙有限論までを紹介した科学絵本。

出版社からのコメント
「ノミはなぜ自分の体の100倍も高く飛び上がるのか」という私たちが想像しやすい身近な「なぜ?」を入り口として、「走る」「飛ぶ」といった事象を物理と結びつけて解説していきます。その先に、重力、宇宙といった答えが描かれるのですが、最も驚くのは「こんなに難しい内容が子どもにもわかる平易な表現で描かれている」という事実です。

とあります。科学絵本とありますが大人が読んでも充分楽しい本です。この宇宙、海、地球という絵本が一番簡単な本として記憶しています。シングルマザーだった母親が仕事から帰ってきて文句を言わずに本を読んでくれたから私は本好きになり、小学校の頃から大人用の三国志や水滸伝の小説や大人用の図鑑や百科事典を読むようになり、中高の頃は小説を含めて5,000冊以上の本を読みました。大学に入ってからはビジネス書や経済書を読み・・・そして今に至ります。私が運営している一月万冊では月1,500冊以上本を読んでいると紹介していますが、子供の頃からずっと読んでいるから沢山楽しく読めるようになったのです。

もともと私は趣味で一月万冊という読書サイト、読書のYouTubeチャンネルを無料で運営していました。一月万冊はチャンネル登録7,000名近いチャンネルになったのですが、最近は限定で人と会う有料のセミナーも開催するようになりました。その結果、セミナーをしたのはたった2ヶ月の間5日間で200〜300万円以上の売上が上がりました。しかも、またやってほしい、是非参加したいという声をもらいました。勇気が出た、参加したお陰でとてもいい視点が得られた、感謝です、など嬉しい言葉をもらってお金ももらいました。

多分、私が本気でこの一月万冊を事業化したら年収は追加で2億円ほど増えるな、と手応えを感じました。でも、2億円のために本気で趣味活動をビジネスにするなんてアホらしいのでやりません。私はお金をモチベーションにするのでは無く、やりたい事をやりたいようにやるのです。これからも私はやりたいときに無料でライブ配信をして、やりたいときにセミナーをやるでしょう。

とはいえ、それだけの社会に価値を提供するチャンネルになったのは事実です。では質問なのですが、私の母親がそれを予測して読み聞かせをしていたと思いますか?そんなわけはない。もしそうだとしたら私の母親は未来予測ができる投資家として億万長者になっていたでしょう(笑)

この子は将来YouTubeライブ配信で成功するから読書を応援しよう

なんて考えていたら私はビックリです(笑)そんなこと関係なく

この子が読んで欲しいと言っているから読んであげよう

というだけだったと思います。だから皆さんが大人なら今の大人の基準で子供、若者に対して『これをしたら上手く行くから応援する、やってあげる』なんてことは考える必要がありません。というか考えられません。みなさんが子供や若者、あるいはやりたいことが分からない大人なら『何をしたら上手く行くか?』なんて考える必要も無くやりたい事をやってください。

これをやったら上手く行くはず、という大人の都合に振り回されて自信が持てなくなっている人は自信を持つ必要が無いのです。仕事がやりたくない人が仕事に対する自信など持つ必要がありません。そんなこと関係なくやりたい事を追求していたらいいのです。それでお金がすぐに儲からなくてもいいのです。少なくとも嫌なことをし続けてストレスをためる日々からは開放されます。目指したくない物を目指して、目指した物が手に入ってもしんどいなんてやめましょう。

この文章は私がコーチングという理論を実践して成功しているので、そういう人が少しでも増えて欲しいな、という思いで書きました。コーチングとは『やりたい事をやっていたら人は一番成功する』という理論です。具体的な理論の活用、成功過程は

1億円稼ぐコンサルタントから年間売上50万円に転落。それでも自分の会社の時価総額を1000億円と決めた私。コーチング実践報告
http://readman.jp/coaching/7811/
を見て下さい。ただ、コーチングを実践している中で

偽りのやりたい事
偽りのゴール

に振り回されて、自信を持ちたくもないのに持とうとして苦しんでいる人が多いな、と思いました。それはそもそもやりたくない事をやっているからだよ、と伝えたく書きました。この文章は1万文字近くあります(笑)これを読み切ったあなたは偉い。すごいですよ。ありがとうございます。シェアしてくれると私が喜びます(笑)

また、これは文章バージョンですがこれについてのYouTubeライブ配信もやります。興味がある人は下記URLを本日、6月29日19時にチェックしてみて下さい。
https://youtu.be/ze0x3dNW1MY

なお、コーチングを学びたい人は私にコーチングを受けるか、下記の本を2冊まず読むことをオススメします。

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私からコーチングを受けようとすると半年で6,000万円かかりますが、本を読むなら3,000円程度で済みます。興味がある人は読んでみて下さい。最近Facebook友達申請が多いのだけど、基本的に友達申請は私の記事にいいね!してくれた人に私から申請するようにしてます。

一月万冊は他にもライブ配信、動画もLINEもしています。

ライブ配信に興味がある人は
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のチャンネルを登録しておいてください。チャンネル登録しておいてくれればライブ配信をする度に通知が行きます。

LINE一月万冊公式アカウントに興味ある人は下記URLをラインで開くと公式アカウントを登録できます。よろしく!今日も読書!
https://line.me/R/ti/p/%40uzz0811w

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清水 有高ビ・ハイア株式会社 代表取締役社長 » 詳細プロフィール

アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブ 運営会社代表。アニメ超好き・ゲーム超好き・マンガ超好き。アニメゲームマンガはBlu-rayも、ゲームも、マンガもジャケ買いが楽しい。後、読書大好き。マンガ以外に一月1,500冊以上読む読書家。アニメゲームマンガに囲まれて生きるためにこの会社を作ったような人。

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清水 有高

ビ・ハイア株式会社 代表取締役社長

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